まだ知られていない機械系エンジニアが独立する最強キャリアルート
私が発信する狙い
大半の機械系エンジニアは、
・大手に入ってキャリアを積めば将来安泰
・専門性を磨けば、市場の価値は上がる
・企業で出世し経験を積めばどこでも通用する
・会社員の業務延長でいつでも副業も独立もできる
と思っている人が多いと思います。
これは誤解で、すべて間違いです。
そのため、私は発信を通して正しい機械系エンジニアのキャリアと独立までのステップを伝えています。
なぜそんな重要な発信を無料でするのか?と思う人もいるかと思います。
怪しい、何かある、悪だと思ったり考えたりする人がいるかと思います。
私自身は一部、人数限定でコンサルサービスをしていますが、それ以外情報商材、アフィリエイトなども行っていません。
これには明確な答えがあります。
ということです。
これは昔出版したKindle書籍にも書いており、変わっていません。
そのため機械系エンジニアとして独立して
・遠回りしたくない、時間を無駄にしたくない
・失敗や損失を極力避けたい
と考えている人は、読んでください。
私が独立を決意したとき、機械系エンジニアの独立に関する情報は、Web上には無料、有料含めてまったくありませんでした。
そのため、どうやって独立すればいいのか全く分からず、苦労しました。
おそらく私のように思った人はかなり多いのではないでしょうか?
多くの人は独立が出来ないと諦めたり、独立を考えていたにも関わらず、キャリア設計の仕方がわからないため、とりあえず新卒で入社。
さらに企業で仕事をしているうちに、10年経ち、気づけば家族もでき、35歳を超えて守るべきものが多く、身動きが取れない。
さらに自分を振り返る時間が出来たときには、思ったように結果が出ないという人が多いはずです。
転職、副業をしようとしても通用スキルも経験も専門性もない、案件の獲得方法もわからないとなり、会社にしがみつくしかないということは珍しくありません。
そんな人のため私の経験が少しでも役立ってほしいと考え、このnoteを書いたり、発信をしています。
当たり前なのですが、企業で出世したり、上手く仕事を進める為のスキル・経験と、独立する為のスキル・経験は全く違います。
使えるスキル経験、専門性はありますが、それだけで独立し、案件を獲得し続けることは相当難しいのが現状です。
私が独立を決意してから、10年もかかったのはこの当たり前のことさえわからず、自分で試行錯誤するしかなかったからです。
そのため、私のように同じ間違いをしてほしくないと強く思っています。
今ならSNSを通じて知見者にアプローチすることもできますが、当時はスマホが出たばかりでSNSがここまで一般的なコミュニケーションツールにはなっておらず、まったく選択肢にありませんでした。
ただし、今でも昔よりも情報やアプローチ手段が増えたとはいえ、まだまだ機械系エンジニアの独立に関するものは少ないことが事実です。
だからこそ私は、皆さんが同じような失敗や苦労をしてほしくないという思いから
・機械系エンジニアって本当に独立できるの?
・独立の仕方がまったくわからない
・独立しても会社員より稼げないと聞くけど本当?
という疑問、質問に対して、X(旧:Twitter)、YouTubeで発信したり、noteを書いたり、Kindle書籍を通じてお伝えしています。
私が独立して年収1300万円を超えた仕事術、営業方法からすべて書いてあるのがこちらのKindle書籍です。
今ならKindleUnlimitedからは無料で読めます。
読んだ方からコメントをたくさん頂いています!
一部抜粋です。
自己紹介もぜひ読んでもらえるとより理解できます。
大きな目線で見ると、最近の中小企業の人材不足は加速しており、事業の維持も難しい状況になっています。
その解決手段の1つとして、機械系エンジニアのフリーランス化により、人材の流動性を上げて、特に地方の製造業の人材不足という課題を一部、解決する手段になるのではないかと考えています。
そうした背景、目的をもちながら
・会社員として雇われ続ける不安を解消する
・独立する為の具体的な方法を知る
・本業をしつつ、副業で月10万円以上稼げるコツがわかる
・手取り17万円から年収1000万円稼げた思考法
を具体的にわかるようにお伝えしています。
私のように遠回りしたり、失敗をしないようになっているので、ぜひ参考にしてください。
それでは本編にいきましょう。
機械系エンジニアの最強キャリア
これまでは機械系エンジニアで、社会人になる前から独立を考えている人は少ないはずです。しかしこれからは独立も視野に入れ、さらに先のキャリアを考えておくことで、選択肢を増やし、いつでもどこでも働けるようになることは必要になりつつあります。
そこで、私の経験から達成する為の3つの重要なポイントを紹介します。
1.スキル経験を習得し、専門性を複合化する
まず一つ目、スキル経験を習得し、専門性を複合化することを目指します。そのため、機械系エンジニアはまず商品開発を経験することをお勧めしています。理由は、要素技術開発から量産、市場トラブルまで幅広く重要な情報が入ってくるので、のちの視野の広さがそこで培われます。さらに機械系であれば、業務を通じてCADを使っての設計、CAEシミュレーションをするスキルを身につけることができるはずです。
その間、スキル自体は頑張れば1~2年で十分ですが、そこからはどれだけ最短で最適な手段を考えられる引き出しや考え方をもっているかの経験値が重要になります。そのため商品開発だけやっていてもダメで、量産や市場フォローをし、市場でどういった使われ方をし、トラブルが起きているかを把握しておくことがとても大事になります。
開発するときに、機能だけ満たせばいい、コストの目標値をクリアすればいいというのは最低限のスキル経験で、そこからユーザの使い方からロバスト性など、事業全体からみたときに売上利益を最大化できる設計をする技術者が重宝されます。例えば、設備装置であれば、設置サイズを最小化したり、レイアウト変更が頻繁にあると想定して移動のしやすさ、またトラブルが起こったときにすぐ対応できるようにモジュール化して置くとか、LTVを上げるために消耗品ビジネスも組み込むなどです。
さらにここまで経験したあとは製品機種を増やすことや研究開発にいきたいと思う人も出てきますが、基本専門性を深堀よりも複合化していくことをお勧めします。例えば、機械設計者なら制御設計、シミュレーション、UI/UXデザインなどに行くことです。理由は、深堀は市場価値を上げる方法として効率が悪いからです。深堀しても需要が増えるわけではないこと、そして希少性が必ず上がるわけではありません。。
しかし専門性の複合化を目指すとひとつ大きな障害があり、それは企業側からに反対です。
企業側からすると個人のキャリアの幅と言うのは、望んでいないキャリアとなるので、実現は簡単ではありません。企業側はキャリアに必要な専門性ではなく、企業の歯車として特化し深堀をした人材を育てたいためです。
これは技術の深堀が競争優位性を高めるという建前がある一方で、特化させることで他社、他業種への転職を未然に防いでいます。企業側からするとせっかく教育コストをかけた人材が辞めて、他社で活躍されたら投資を回収できないことになるので当然ですよね。
そうはいっても、自分の人生を企業は責任を最後までみてくれないので、自分の思うキャリアを選ぶべきです。私の経験上、上司や周りに常に言っておくことや、自分でいきたい業務の内容を率先して手伝いにいくことで道は開けます。
とくに機械系エンジニアの場合、お勧めは制御設計です。理由は独立後に、自宅でできることもありますが、需要が高く、仕事の量が多いからです。最近はロボット分野も活発であり、シーケンス・PLC制御をすることも多いです。さらに昨今のAI時代においては、データをエッジで処理したり、クラウドでデータ分析するシステムも多くなっていくことを考えると需要はかなり大きく、今後も広がっていくと思います。こうして、工程を幅広く経験し、需要に合わせて専門性を複合化していてください。
2.事業全体、0→1を経験すること
二つ目のステップは、2.事業全体、0→1を経験することです。
これには主に2つの理由があります。
一つ目は、正直、一つ目が上手くいき、スキルが身に付けば、副業ができ、月5~10万円は比較的楽に稼げます。しかし、これではクライアントワークが主体になること、提案の幅が狭いこと、単価を上げづらいことが長期的にみてネックになります。
そこで、転職して事業全体を経験しておくことをお勧めしています。独立後にクライアントになるのは中小企業ですが、彼らは短期的な売上にも困っています。そこで、事業全体を理解して、売上利益を上げる仕組みや、ボトルネック、改善施策をすぐに思いつくようにしておくことです。
例えば、既存機の商流販路、販売方法、営業資料、営業トークなども重要ですし、キャッシュを回すためのビジネスモデルを知っておくと、既存事業の製品に対して開発設計以外でアドバイスできます。またわざわざ転職するのは、既存企業、特に大手にいる場合、新規事業に関われたとしてもそれは市場では殆ど役に立たないからです。
事業全の運営を経験するなら、ベンチャー気質のある中小企業か創業間もないベンチャーが良いです。
さらに事業全体を経験する2つ目の理由です。独立もしやすいこともありますが、もっと重要なことはその後、経営者になることを想定していることです。クライアントワークをずっとやることもいいですが、今なら事業継承で困っている企業を買収することを想定しておくといいです。
今、私が機械系エンジニアに独立の選択肢を持って欲しいと思っている理由は、地方の人材不足が加速しており、今後かなり大きな問題となるからで、その際、労働者として企業を助けることも需要がありますが、継承して経営することも視野に入ってきます。つまり、企業を買収し、経営改善して経営者となってバリバリ稼ぐというのが、機械系エンジニアが今後稼いでいくうえで頭に置いておくべき重要な選択肢なのです。
そのため、普通機械系エンジニアは開発周りや技術者としてしか業務経験がないので、急に経営することに戸惑いを感じます。そこで企業で経営の経験を積んでおくことが大事になります。できれば0→1から事業化する経験が理想です。そこまで出来て、エンジニアとしてスキル経験があれば、市場ではかなり需要がありますし、今後稼ぎやすくなることは間違いないと思います。
3.企業を買収経営者になる
最後は事業継承に困っている企業の買収を視野にいれることです。ここで事業全体をみた経験がここで活きてきます。これまで機械系エンジニアのキャリアは99%以上は企業に所属し、会社員をして仕事をすることが大半の道だったと思います。
ただ、今は機械系エンジニアの独立は徐々に増えています。実際、機械系エンジニアの独立は基本的には業務委託を前提としたクライアントワークになり、年収1000~1500万円以上稼ぐには十分な手段だと思います。実際、年間360~400万円で業務委託できる企業を3社集めれば、それくらいにはなります。
しかし、それ以上を目指すことや、稼働時間を少なくして行こうとすると厳しいです。そのため、自分の商品サービスを展開して販売していくという手もありますが、私は事業買収の方がより資産性もあり、ポテンシャルがあると考えています。
理由は、地方の人材不足が加速し、後継者不足の企業が増え、比較的安く企業が手に入る可能性があるからです。日本の場合、インフラが整っていることから人件費が安価な地方に昔から製造業が根付いています。しかし昨今、人材が採用できず、倒産している企業も多く見られ、この傾向は加速していきます。そこで機械系エンジニアが経営者となり、事業を立て直していきます。
それまでの経験に加え、製造業の経営はやはり技術と事業全体がわかることがベストです。これまで経営者には営業サイドの人が多い印象ですが、現在の複雑な技術や将来性を考えると、技術や製品理解がない人がスピード感をもって適切な経営をし続けることは難しいです。海外を見ても大手テック企業の経営者は技術畑出身が多くなっています。
そもそも数字に強いなどの素養はあるが、あまりしたいと思う人がいなかったことも少なかった原因でしょうが、今は大きなチャンスだと思います。買収金額も数百万円から数千万円とありますが、今は国も支援していたり、金融公庫や銀行から連帯保証なしで資金を借りることができるなど追い風になっています。
ぜひ、M&Aのマッチングサイトなどから案件を見て自分にもできそうなものを選んでアプローチしてみて下さい。
まとめ
今回、まだ知られていない機械系エンジニアの最強キャリアルートについて書きました。これからはエンジニアが技術と経営の両方を学び、視野を広げたキャリアを築くことが当たり前になります。
このステップをしっかりとイメージし、理解、実践することで、独立後スムーズに理想の働き方に移行できるはずです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
引き続き、機械系エンジニアの独立に関する情報を発信していくのでよろしくお願いします!
以上