【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_24
「んっ」
言うなり再び唇がふさがれた。
いつのまにか千鶴の耳元の横で、風間の肘が折りたたまれて、ある予感にうっすらと背筋に冷や汗を垂らす。
偶発的とはいえ暴かれた新たな性感帯に発見は、経験の乏しい風間にとってお互いの経験を埋める術でもあり、千鶴にとっても未知の脅威でもあった。
「ん! んっ! ……っ!」
口を吸われたまま角が触れられる。角の先端に触れてくるたびに全身の血流と神経が反応し、発火するような熱さを伴いながら、貪欲な花門から再び蜜が湿っていくのを感じた。
「ん……ふぅ、うぅ」
口を塞がれ、角を愛撫され、思考が快楽一色に塗りつぶされる、死に近い安息。
口を吸われるたびに穏やかな多幸感が、角を触れられるたびに強烈な電流が走るような、異なる快感を一身にうけたことで、蓄積されていく熱が下腹部を疼かせた。
「ぅん……っ、んんッ」
たまらず桜唇から悩ましげな声があがる。再び全身を駆け巡る電流のような刺激に腰を浮かせて、鬼姫は風間に次を促した。
「つづく」
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