【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_25
「…………」
しかし、風間は角を愛撫するのをやめない。それどころか、千鶴がより強い快感を得られるように、角の先端を指先でつまみ、こねるようにしごいていく。
ビクビクビク……っ!
行き場のない甘い毒のようなその刺激に、千鶴の小さい肩が震えて腰が跳ねて、無意識に風間の手から逃れようともがくも、堅牢な檻の如く鬼姫を捕らえた腕はびくともせず、執拗な愛撫から逃げることもできなかった。
快楽を逃がそうと足の指先が布団を掴んだり離れたりして、肢体が妖艶に悶える。そのたびに桜色の乳首が熟した果実のように色づいてぷっくりと主張して、風間の手により強めにしごかれた角がうっすらと輝いて見えた。
千景さんの、いじわるぅ……。
悪態をつこうとした言葉の代りに出たのは、艶やかで鼻がかった媚声。
……あぁ、だとするなら。
千鶴の意識が、この生殺しのような地獄を脱出させる最適解を導き出すも、だとするのならば、あと一押しと、金の瞳を風間に注ぐのだ。
「つづく」