一時帰国しました。日本入国の流れ
こんにちは。先日6月12日に日本に一時帰国し、ただいま隔離施設からノートを書いております。Twitterやネットで色々日本入国に関する情報は集めていましたが、やはり実際に体感すると違いますね。体験ほやほやの日本入国の流れを書いていきたいと思います。
1.必要書類とアプリのおさらい
日本入国には以下の書類、アプリのダウンロードが必要です(2021年6月13日現在)
1.日本政府指定書式の陰性証明書
2.誓約書
3.質問票入力後発行されたQRコード
ファイルなどに入れて素早く出せるように準備しておきましょう!
4.MySOSアプリ
5.位置情報確認アプリ(OEL)
6.接触確認アプリCOCOA
こちら3つのアプリを1つのフォルダにまとめておいたので確認作業が簡単でした。
2.入国前にフライトで配られる健康カード
噂には聞いていた健康カードなる紙の存在。私はシンガポール経由で帰ってきたのですが、シンガポールから成田空港に行くフライトで渡されました。ここで誓約書と質問票WEBの入力方法の紙も一緒に渡されました。私は済んでいたのでゴミ箱にさよならしました。
右上に小さく健康カードと書いてあります。この紙ぺら1枚入国後本当にどこのカウンターに行くのにも聞かれますので注意してください!
体調についてと過去14日間滞在した国/地域に丸を付けます。
3.日本到着から入国審査まで道のり
ほぼ一年前に日本に帰国したとき今回のように面倒なプロセスはなかったのですが帰国者が確実に公共交通機関で帰らないよう厳しい規制があったのでかなり混んでおり、まず機内で1時間は待ちましたが、今回はそんなこともなくすんなり機内から出ました。ざっと流れを書くとこうです。
1.書類チェック1。機内から出るとスタッフに付き従いパイプ椅子がずらっと並ぶ列に案内され再度全部の書類が手元にあるか確認される。ここでアプリ使用に関する同意書のようなものが渡されそこにサインしました。(位置情報などのプライバシーを共有するので万が一のものでしょう)
2.書類チェック2。揃っていることが確認された人から順にカウンターに案内される。ここで書類を全部確認されどこから入国したかなど聞かれて、確認が済むと健康カードの右下にバーコードのシールと紙に「証明書あり」と「済」と書かれて次に進む
3.テスト。唾液採取の容器を渡される前に30分以内飲食をしたか聞かれて機内でコーヒーを最後に飲んだことを伝えたが時間は微妙だと答えるまあ大丈夫でしょうと容器を渡され、目隠しが両サイドにあるカウンターに向かい立ったまま目印があるところまで唾液を入れる。唾液採取が意外とみんな時間かかってました。レモンや梅干を思い浮かべてくださいという紙が貼ってあったが私は正直なんの助けにもなりませんでした…
メモリまで入れると容器をスタッフに渡し次に行きます
4.アプリの確認1。ダウンロードしているか
必要なアプリがダウンロードされるか確認されます。私は1つのフォルダーにまとめておいたのでそれを見せるとあっさり次に案内されました。アプリをダウンロードしていなかった場合、QRコードが貼ってあったのでここでダウンロードすることになりそうです。
4.アプリの確認2。アプリの動作確認
隣のカウンターに行きMySOSの登録者情報の入力、接触アプリCOCOAの動作確認、スマートフォン自体の通知設定の確認と位置情報サービスがオンになっているか確認されます。厚生労働省のスマートフォンの携行、必要アプリの登録を見て事前に設定できるものは出国前に設定しておきました。時間短縮になると思います。
5.誓約書に記載されているメールアドレスと受信の確認
誓約書に記載されているメールアドレスにメールが届くかというチェックをします。こういうテストメールがその場できたらオッケーです。
5.最後のカウンター。質問票のチェック
最初に質問票のQRコードはあるか確認されただけでその後一切登場する機会がなかったQRコード、ここでスキャンします。私はプリントしていましたが正直スマートフォンサイズのよくコンビニなどで見かけるスキャナーだったので印刷する必要はなかったです。スクリーンショットしておくだけで問題ないです。ここでパスポートもなぜかスキャンします。そしてフライトチケットも必要!絶対に捨てないでください、座席番号か何かをチェックしていました。
ここまで終わると隣のカウンターに行き健康カードのバーコードの下のほうに席番号を書かれ指定の席にて検査結果を待ちます。
ここまでで約35分かかりました。空港内は終始静かでほかに待ってる人もいなかったのでかなりスムーズだったと思います。朝到着のフライトだったせいか、それともこの時期に帰ってくる人がいないか…
そこから健康カードに貼られたバーコードの下4桁の番号と共に結果が出ましたので移動してくださいとアナウンスされます。約1時間待ちました。
ここで最後のカウンターに行き健康カード、陰性証明書、誓約書の有無を確認され赤い紙を渡されます。
右上に新型コロナウイルス陰性とスタンプがあります、一安心です。この紙赤と青があるのですが、赤は型コロナウイルス流行地域に過去14日間滞在していた者で、青はそうでない者です。
ここからは普通の入国と一緒で入国審査に行きパスポートをスキャン、スーツーケースをピックアップして終了です。
ただ新型コロナウイルス変異株流行国に滞在歴がある者は逐一スタッフと一緒に行動し待機場所で指定のバスを待ち、隔離施設であるホテルに向かいます。
そうでない方はおそらく公共交通機関を使わずに帰宅または自主隔離場所に向かう手立てを証明するのだと思いますが私は残念ながら変異株流行国からの入国なので分からないです。
長くなりました、テストの結果待ちや書類チェックの進行などは時間帯や日によって大きく左右されると思います、私はラッキーなほうだったと感じました。
今後この記事が誰かの役に立つことを祈ります。
次回は隔離施設での生活について報告します!
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