![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87224444/rectangle_large_type_2_8e1dfcc81e15b72ba09cbcbc385c2fe8.jpeg?width=1200)
【コラム】コントラバスの二重奏って珍しくないですか?
【コラム】コントラバスの二重奏って珍しくないですか?
まずコントラバス自体が珍しい。
コントラバス弾いてますと話すと「コントラバス?何それ美味しいしの?」という感じで
コントラバス自体認知が低いと感じます。
また二重奏ってほとんど見かけたことがありません。四重奏はよくあります。
作曲の観点でも弦楽器の二重奏のは和声的、対位法的にも難しいと個人的には思います。
特に和声。第3音を入れるか入れないか難しく
なのであまり二重奏は一般的ではないのかもしれません。
二重奏って演奏する機会が無いしコントラバスでソロを弾く
アマチュアの方も少ないのではないでしょうか。
でもコントラバスは弦楽器です。もう一度言います、「弦楽器」です!
確かに求められるのは低音で和声の根幹を担うのですが、
その前に「弦楽器」です。そう楽器なのです。
楽器である以上、コントラバスのための曲が無いとコントラバスがかわいそうです。
演奏会で披露する場面は限りなく少ないですが、
昔はコントラバスの曲を多く書いたボッテージーニ大先輩がいらっしゃるんですよ!
コントラバスの協奏曲も作曲されてます。感服です。
なので市場、需要は少ないかもしれませんが私はコントラバスの曲を
作曲していこうと思います。「現代のボッテージーニ」と言われるように
コントラバスのための楽曲を作曲し続けようと思います。
以上、コラムでした♪ 椎名柚弦