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フジロック2022 Day1メモ

今年もフジロックへ!今回から3回に分けて会場のイキフンや各アクトについてのちょっとしたメモを残していきます。

まずは初日。この日は未だツイートをする元気と余裕があったので、リアルタイムでTwitterに色々書いていました。それらを引用しながら進めたいと思います!

会場まで

今年は宿泊先のホテルが駅と会場を結ぶバスを出していたので、越後湯沢駅から乗車。駅でシャトルバス列に並ぶ事がないうえに出発から30分足らずで到着し、あまりのスムーズさにビックリ。

これ見つかったら宿泊希望者殺到するでしょ!と思ったら今年を以ってバスでの送迎は中止するとのこと。早々に会場に着いたのでグッズ購入を済ませ、グリーンのファーストアクトにも間に合った。

前半

・THE HU (GREEN STAGE)

表記こそ違えどTHE WHOと同じバンド名をつけるなんて大した度胸だなと思ったけど、メタルに民族楽器を取り入れた新感覚の音楽体験で会場を一気に虜に。ただこの時バンドがかなり声出しを煽っていて、観客もそれに応えたのがその後の空気に多少なりとも影響を及ぼしたんではないかと推察。


・DOPING PANDA (WHITE STAGE
)

自分がフェスに行き始めた頃にちょうどブレイクしかけていたのがドーパンで、どんどんステージが大きくなっていくのをリアルタイムで見ていた思い出がある。今年の再始動ワンマンにも行ったけど、フェスにドーパンの名前があるだけでもとても嬉しい。

フジロックには2002年にルーキーで出演したものの、バンドの全盛期には出演なし。つまり場内でライブを行う事自体が初だったわけだけど、ここからフジロックとドーパンの歴史が始まると思ってます!と力強く宣言してくれたのがよかった。シーンの世代交代が進む中でも自分世代のバンドが踏ん張ってくれるのはやっぱりいい。「Hi-Fi」とか「Crazy」とか何年経っても踊り狂えるよ…
それにしても開演数分前、サウンドチェックで「I’ll be there」のイントロの同期の音が鳴ったのに本番でやらなかったのは、一体何だったんでしょう?

We won't stop
nothin'
Hi-Fi
Imagine
beautiful survivor
Transient Happiness
beat addiction
MIRACLE
Silhouette
Crazy


・WONK (RED MARQUEE)


・Original Love (GREEN STAGE)

田島さんってちゃんと曲を知ってないと分からないセットリストを組みがちなんですよね。「接吻」はほぼ入れてくれるけど、シングル中心のベスト盤を聴いていたとしても全然分からないビギナー泣かせの内容が結構多い。かと言って新譜を聴いていればOKというわけでもなく、この日も90年代までのアルバム曲を知らないと結構難易度が高かったんじゃないでしょうか。
グリーンステージともなるとディープなファンばかりというわけにはいかないので、中盤のTENDRE登場~「接吻」披露あたりがどうしてもピークにはなってしまったかなあと思った。そこで退場した人、一定数いたし。ただ田島さんの声量やシャウトのパワーには初見の人、かなりビックリしたと思う。お洒落で都会的なポップミュージックというイメージを持っていた人には結構なギャップだったんでは。ちなみに次のNight Tempo移動のため、最後の1曲を残してステージを後にした。

Let's Go
ブロンコ
スキャンダル
青空のむこうから
優しい手~Gentle Hands (w/TENDRE)
接吻
I WISH
Two Vibrations
LOVE SONG
R&R

後半

・Night Tempo Ladies In the City Live Set (@RED MARQUEE)

序盤はDJセットで自身のアルバム曲やシティポップの楽曲などをフィーチャー。フィロソフィーのダンス「テレフォニズム」のNight Tempoリミックスが少しだけかかったのがこの時間の個人的ハイライトだった。

そして、元Maison book girlの矢川葵が登場。新プロジェクトから新曲「Flash Light」「jun Ai」「doki doki denwa」をお披露目した。フジロックに出た事がある女性アイドルはほんの僅かで、BABYMETAL以外だと大森靖子のライブにゲスト出演したコショージメグミぐらいなんじゃないだろうか(忘れてるのもあるかも) いくらソロ始動したといっても矢川葵は流石に考えていなかった。続けていると、思わぬ奇跡があるというものだ。

その後、BONNIE PINKがアルバムのリード曲「Wonderland (feat. BONNIE PINK)」披露のために登場。ボニーもフジロック初登場とのことだけど、これは彼女が精力的なリリースを行っていた90~00年代半ば頃までは女性シンガーがロックフェスに出る流れが今ほどではなかったのもあるかも、と思った。「Heaven’s Kitchen」なんかフジロックで鳴ってても全くおかしくない曲のはずだけど。

Night Tempoが名前を伏せたまま登場したのは野宮真貴で、「Tokyo Rouge (feat.野宮真貴)」と「東京は夜の七時 (feat. Night Tempo)」を歌唱。野宮さん、どこでもこの曲を歌ってくれるのでファンからすればもうそんなに有難みはないのだけど、フロアは大盛り上がりだった。「接吻」に続き渋谷系の名曲が鳴り響いた初日。明日はコーネリアスが待っている!

・Awich (@RED MARQUEE)

Awich、ものすごい混雑&大歓声。初っ端から自伝的楽曲「Queendom」にシビれ、タブゾンビ以外のSOIL& "PIMP" SESSIONSメンバーが合流しバンドセットになるとステージに充満するエネルギーは倍増。ゲストはkZm、中納良恵、Yomi Jah(=トヨミちゃん)、KEIJUの4人。キャリア総括のワンマンみたいな濃密な時間だった。堂々と「ち◯ぽ」言ってたのには笑ったけど。

・JONAS BLUE (@WHITE STAGE)

WHITE STAGEでは夜にDJ系のアクトをもってくる事がしばしばあって、時間帯と演出の相乗効果で結構毎回いいんですよね。過去観たのでいうとFLIGHT FACILITIESとかDISCLOSUREとかか。JONAS BLUEはそれよりもEDM寄り、ややチャラめだけど、積極的に「フジローック!」と言いながらアゲていくスタイルで、トラックの緩急がハッキリしているのもあって踊りやすく楽しかった。BE:FIRSTのメンバーはかなり序盤に登場して1曲で去っていて、熱心なファンは会場にはあまり見受けられなかった。

・BONOBO (@WHITE STAGE)

VAMPIRE WEEKENDと悩んだ末こちらを選択。ミニマルなクラブミュージックのイメージが強かったけど、大所帯でのバンドセットも素晴らしく、引き出しの多さに感服。この日はそれ以上の夜遊びはせず、バスで宿へ直行。

Day2へ続く。

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