見出し画像

ふと降りてきた考えは、あなたを超えたところから降りてきている

1年前の10月7日、突然起きたハマスによる越境攻撃によって、戦争は始まりました。


「シムハット. トーラー」という、ユダヤ新年の祝日の最後を飾る日にそれが起きて、ショックはより大きく...。


この写真は、イランからのミサイルが飛んできた10/1の夕方、ミサイルが来る前にこの場所で銃乱射事件が起き、7人の方が亡くなるという出来事がありました。その騒ぎの中で、上空には弾道ミサイルが飛んでくる、という凄まじい状況だったのでした...。


テルアビブ. ヤッフォを通る路面電車の駅「エーリッヒ」で起きた銃乱射事件の犠牲者を追悼する花やろうそく。
次の日が「10月7日」でした。



ここはテルアビブのとなりのヤッフォというアラブ人地区で「エーリッヒ」という路面電車の駅、近くには500年以上の歴史があるモスクがあります。


年の終わりはミサイル攻撃と銃乱射、という二つの出来事が重なったのでした。


実はここは、毎週日曜日にセファルディの歌のワークをしている場所の最寄り駅で、あとから事件があった場所がまさにこの、私が毎週通うエーリッヒ駅だったと知り、背筋が凍る思いがしました...。


日曜日にエーリッヒを通った時に、このように花やろうそくが手向けられていました。そして「明日は10/7だな」と、あらゆる思いを込めてその場で黙祷をしました。


実は私は過去、すんでのところで銃乱射事件から逃れられた経験があります。


友人といつものカフェに行く約束をしていて、出掛けようとした時、なんだか急に唐揚げを作って食べたくなり、カフェに行かずにうちに来て、唐揚げパーティーにしよう、と言い出しました。


今振り返ると自分でも全く意味不明ですが、どうしてあの時、カフェに行くのをやめて唐揚げを作ろうだなんて思ったのか、


でも本当にそのおかげで、その数時間後にそのカフェのすぐとなりで起きた銃乱射事件に巻き込まずにすみました。

もしあの時カフェに行っていたら、完全に射程圏に入っていたので、そう考えただけでもぞっとします。


私を救ってくれたのは「唐揚げ」、というより「唐揚げを作ろう」とその時なぜか思ったことです。


あれから私は、「意味なく降ってきた考え」をだいぶ優先するようになりました。

それは私の手でどうにかなるものではなく、別のところから送られてきたメッセージである、より他ないからです。


それによって、命を救われる、ということすら起こることを体験したので、私ははっきりとそう言うことができます。


ですから、なにかふと思いついた時は「ばかばかしい」とその考えを無視してしまわないで下さい。


それは、私たちを超えた存在から送られてきた「知らせ」であるかもしれませんから。

いいなと思ったら応援しよう!