【映画】超実写版ライオンキングの感想をネタバレ無しで語る
ラッパーソングライター:SHEART/奇道ぱーぷるです。
ディズニーnote、40日目を迎えました。
本日は、先日公開された実写版もとい超実写版『ライオンキング』の感想をnoteにしたいと思います。
超実写版『ライオンキング』
1994年に公開された原作アニメ版『ライオンキング』。
百獣の王:ムファサから王位を継承するシンバと、幼馴染の許嫁ナラ。
叔父でありヴィランであるスカーに迫害された先で出会うティモンとプンバァなどなど、個性的なキャラクターが魅力な本作は、公開当時大きな話題を呼び大ヒットしました。
劇中歌のほとんどをエルトン・ジョンが手掛けたことでも話題になり、主題歌『Can you feel the love tonight?(愛を感じて)』はアカデミー歌曲賞をはじめ、数々の賞を獲りました。
広大なサバンナが舞台の本作の登場人(動?)物は、全て動物。
人間が誰一人登場しません。
にもかかわらず、25年の時を経て2019年にリメイクされたのが、実写を超えた”超実写版”『ライオンキング』です。
ひたすら原作に忠実なリメイク
映画を鑑賞してとにかく驚いたのは、その再現度の高さ。
朝日が昇り名曲『サークル・オブ・ライフ』が流れる有名なオープニングから始まり、「アニメで見た!」と見覚えのあるシーンが次々に登場します。
原作公開当時はアニメだからこそ為せる技と思っていたシーンが、(映画とはいえ)実写として眼の前に飛び込んでくる…この感動は、原作が世界的に大ヒットした作品だからこそ味わえるものだと感じました。
しかも、それぞれの動物の表情が本当に豊か。
「ああ、こういう顔する人いる」と人間の顔が見えてきてしまう程です。
それ故に、気付いた時には動物たちに感情移入してしまっている自分がいました。
リメイクだからこその新鮮味
原作に忠実とはいえ、そこはやはりリメイク。
アレンジされているパートも多々あります。
そもそもアニメを実写化している時点で、アレンジは不可避ではあるかとも思いますが…。
それを差し引いても、リメイクとしてオリジナリティも存分に活かされています。
特筆したいのはティモンとプンバァがハイエナ達の囮になるシーン。
原作アニメではフラダンスを踊っていましたが…ディズニーだからこそ出来るギャグシーンの内容は、是非劇場で御覧ください。
楽曲の威力がすごい
先述の『Can you feel the love tonight?(愛を感じて)』や『サークル・オブ・ライフ』、そして愉快な『ハクナ・マタタ』など、ディズニー好きでなくても一度は耳にしたことがあるような楽曲が次々に流れます。
当たり前のことと言えばそうですが、これらの楽曲は原作公開当時『ライオンキング』のために作られた楽曲。それを25年の時を経て映画館で体験できるというのは、さながら昔ミリオンセラーを記録した有名アーティストのライブに足を運んだかのような感覚。
もちろん2019年版として楽曲も生まれ変わっているので、新鮮味もありながら懐かしさも覚える…そんな不思議な感覚になります。
私は25年間の思い出補正がかかり、楽曲が流れる度に感涙してしまいました。
ごく一部チープに見えてしまうところがある?
原作に忠実に作られた作品のためか、逆にそれがチープに見えてしまう部分もごく一部。
原作公開当時は先端的だった視覚効果を、現代で再現することでそれが表れてしまったり…。
とはいえ、そういった部分は本当にごく一部。
重箱の隅をつつくような話題なので、わざわざ取り沙汰するほどの事もないかとも感じます。
総評:様々な側面から”エンターテイメント”を感じる作品
大ヒットアニメをどのように実写化したのか
リメイク作品としての新鮮味をどのように出すのか
既に名曲とうたわれる楽曲達をどのように再現するのか
様々な課題や懸念を軽々と飛び越えて、極上のエンターテイメントが届けられた。
そんな印象を持ちました。
個人的にはこの映画の雰囲気に浸るだけで、アニマルキングダムやエクスプローラーズロッジに居る気分になり、とても居心地がいい時間を過ごしました。
もし機会があれば、是非3Dで御覧ください。
画面に奥行きが出ることで、広大なサバンナの雄大さや動物たちの迫力を、より一層感じることが出来るはずです。
本日もお読みいただき、誠にありがとうございます。
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