インタビューライターへの愛情をたくさん感じた話
ゆぴさんのイベントざっくり視聴メモ!
アウトプットは鮮度が大事。
高松の旅行記事が止まってる自分には耳がいたい。
自分はライターに向いてる?向いてない?
(以下ゆぴさん)
私自身は向いてないと思ってる。
人に興味がないから何を聞いて良いかわからなかった。
インタビューライターに向いてるのは聞き上手な人。
「その話面白いですね!」「もっと詳しく聞かせてください!」
とか、自然に言える人は向いてるんじゃないかな?
あと好奇心旺盛な人も。
「あれも知りたい、これも知りたい」と思う気持ち。
自分が知らない業界の人にインタビューすると新しい知識がたくさん増えるから、知識欲を満たしたい人にも向いてると思う。
向いてないと思った人は「何をもってして向いてないと思ったか」を細分化していくと良い。
仕事のことを考えるだけで病む、とかじゃなければ何かしら得意なことや気に入ったパーツがあるのでは?
私は書くことが好きだけど、インタビューは好きじゃない。
ななさんは書くことは嫌いだけど、人の話を聞くことが好き。
人それぞれ自分の楽しみポイントを見つけると「向いてない」から先に進める。
「聞く」ということ。「書く」ということ。
人は意識しないと何もしない。
「書くネタがない」という人は「書くネタ」を集めようとして日々を生きろ!(喝!)
書くことを前提として聞く。
誰かと会う時は事前準備として、聞きたいことをメモしておく。
話してる時も「これ良い話!」って思ったら深掘りする。
ご飯を食べながら、お酒を飲みながら聞いた話はすぐ忘れちゃうから。
「メモとって良い?」と聞いて書き留めておく。
誰かに相談する時もメモ。
zoomとかで相談に乗ってもらいながらめっちゃメモ!
で、すぐ書く。
メモに書いたものそのままnoteに載せたりすることもある。
すぐに書かないと鮮度が落ちるから。
時間が経つと「にこにこしながら話してたな」とか、ちょっとしたニュアンスがどんどん消えていっちゃう。
ちゃんと記録として残しておけば何年後かにも見返せる。
一粒で二度楽しみたい。欲張りだから。
noteに書くことで話を聞いた人も喜んでくれるし、記事を読んだ人も喜んでくれる。
シェアハピ。
それが日常になってる。
映画見ながらメモとってたりもする。
インタビュアーってお得
記事にしている部分はほんの一部で、それ以外にもたくさんの話が聞ける。
昔は映画、アニメ、漫画など無機質なものだけがインプット元になってた。
でもインタビューライティングを始めて、人から話を直接聞けるっていうのはすごく貴重なインプット体験だと思うようになった。
ググっても出てこない話を聞ける。
言葉のシャワーを帯びれるのはインタビュアーの特権。
1番身近で1番強烈なインプットがインタビュー。
話を聞くだけで書く材料になるのもお得ポイント。
あとは自分で企画を立てるから、好きな人に会えるチャンスを掴める。
メディアの方向性が合えば実現できるかも。
というか、好きな人に会えるような企画を立ててメディアの方を合わせていく。
話を聞いた人たちの言葉が頭の中に残ってるから、物知りだと思われる。
相手のために、じゃなく私は自分のために話を気いてる。
自分の学びにつながることを聞き出したい。
求められるスキルは?
マーケティングに近いと思う。
読者は誰?
誰のための、何のための記事を企画するのか?
あとはディレクション能力。
デザインは人に任せることが多いので、自分の求めてるものを的確に伝えること。
見本を渡して「こういう雰囲気のサムネ作りたい」など。
インタビュースキルを磨くコツ
元々編集部にいたから、真似できる先輩がいた。
じゃあ、その環境がない人はどうするか?
・インタビュー記事をひたすら読む
・YouTubeのインタビュー動画を見まくる
いろんなスタイル・型があるから、たくさんインタビューを見る。
構成の組み立て方は座学で学ぶ。
面白い記事を読んでると頭の中にストックが溜まっていく。
ストックがあるからアイデアが出せるようになる。
プライベートで意識的に聞き役に回る日をつくる。
「あ、いま人の話を聞いてるのに、自分の話をしようとしたな」
「相槌打つとき”なるほど”しか言ってないな」
と、話してる間に客観的に自分を観察して癖を見つける。
聞き上手な人の観察をする。
プライベートで誰かにインタビューしてみる。
友達でも良いし、気になる人にTwitterとかで声をかけてみる。
座学でいくら学んでも実践しないと上手くならない。
アウトプットは超大事。
大切なのは両輪を回すこと。
インタビューを頼んで拒否されることはあんまりないんじゃないかな?
世の中、自分のことを喋りたい人の方が多いはず。
私にインタビューしたい人がいたらDMください。
メモの取り方
パソコンじゃなくて紙の方が良い。
メモをとってるってアピールできるから。
インタビュー相手の本を読んだ時は気になった部分にめっちゃ付箋はって、それをさりげなく置いてアピールする。
あなたのことに興味がありますよって姿勢で示す。
メモをとる時は相手の強い言葉だけを書く。
見出しに使えそうな言葉をメモ。
それをベースに構成を組み立てる。
順番は聞いたとおりじゃなくても良い。
友達の前だとメモアプリも使う。
パソコンと連携できて便利。
メモの管理はしない。
管理が必要なほど時間を置かない。
すぐアウトプットして記事に残してメモは消しちゃう。
そうは言っても、相手との会話が何より大事。
インタビューは基本録音してるから、メモの取りこぼしの心配はない。
メモをとることに夢中になりすぎて相手との会話に向き合えない方が困る。
まずは相手の話を聞くことに集中。
メモはあくまでおまけ、的な。
インタビューライティングをやっていて、しんどいと感じることは?
芸能人や社長さんなど、喋り慣れてる人はやりやすい。
一般人の人で普段から喋り慣れてない人だと、なかなか言葉が出てこなくて”しんどい”と思う時もある。
すごく深く語ってくれそう、と思ってた人が蓋を開けてみたら薄っぺらかった、みたいな想定外も”辛い…”ってなる。
【どう対策する?】
「このテーマで聞こうと思ってたけど、思ったより引き出しを持ってないな」と感じたら思い切って話題を変える。
ライティングで誤魔化す。
本を出している人は本を読むことで情報を補填できる。
「本に書いてあるこの部分、差し込んでも良いですか?」と提案してみる。
インタビューは書き起こしではない。
編集や創作、意訳して付け足すことも必要。
先方に確認してオッケーが出れば良し!
いただいた写真をどこに挿入するかも自分で決める。
図解したものを入れよう、とか考えることもある。
場数を踏むと想定外が起こってもライブ感を楽しめるようになる。
インタビューライターの未来
書くスキルは一番大事。
それに聞く力が乗っかれば最強。
全ての人の代弁者になれる。
その人になりきる。
企業やインフルエンサー、本を出したいけど書けない人、など。
最近は企業の顧問編集者なんて仕事もある。
企画もヒアリングも自分でやって、ブランディングする。
ライターの仕事はAIに取って代わられるんじゃないか、なんて話もあるけど。
インタビューライティングは最後まで残れるんじゃない?って思う。
一問一答だとAIでもできるけど、深掘りしたり、自分の主観を入れてインタビューしてみたり。
自分らしさが記事に滲み出てくる。
同じテーマでも聞く人によって違う答えがでてくる。
こんなこと、どうやってAIがやるの?
実際にどうやって仕事を獲得するか?
声かけされるのを待ってる人が多い。
自分から能動的に動くこと!
公式でライター募集してるメディアはたくさんある。
たくさんのメディアを調べて「ここで書きたい!」と思うところに自分からアピールする。
その準備として、ポートフォリオを作っておくことは大事。
自分の能力を視覚化できるものを用意する。
自主企画でもオッケー。
アピールできる商材を用意しておく。
公式で募集してなくても、アタックすればいけることもある。
募集をかけてなくてもライターを探してるメディアはたくさんある。
「今」はタイミングが合わなくても、アタックしておいたことで後日声がかかることもある。
全ては繋がってる。
おまけ
高瀬淳也さんの「企画」っていう本、おすすめだよ。
イベント視聴した感想
ゆぴさんは、インタビューはあまり好きじゃないって言ってたけど、インタビューライティングのことを喋ってる時は好きで溢れて見えた。
好きじゃない部分が他の好きな部分によって、すごくカバーされてるんだなぁって思いました。
カバーされてるっていうか、私から見たら「大好き」に見えるんだけどな。
不思議ですね。
インタビューライターになりたいと思ってイベントに参加したわけではなかったのだけど、結果として自分に為になるお話をたくさん聞けました。
メモ大事。アウトプットも大事。
アウトプット大事だぞ、自分。
今日は言われたとおり即実行できたので、自分を盛大に褒めたいと思います♡