紅葉輝く水嶺湖と地元の温もりを感じる朝市体験
岐阜県大垣市上石津に紅葉を見に行きました。
この時期、紅葉が見頃を迎える水嶺湖は、標高約450メートルの位置にあり、その静かな環境が魅力です。湖の周囲には豊かな自然が広がり、四季折々の変化を楽しむことができます。特に秋の紅葉シーズンには、木々が鮮やかな赤や黄金色に染まり、その光景は訪れた人々を魅了します。
水嶺湖は上石津地域の農業用水のために作られた人造湖で、水資源の供給を目的としています。湖の静寂と美しい景観が訪れる人々に安らぎを与えてくれます。
上石津地域は、「憧れのハワイ航路」などを作曲した昭和のメロディーメーカー江口夜詩の故郷でもあります。江口夜詩はこの地で育ち、その経験が彼の音楽に大きな影響を与えたと言われています。さらに、水嶺湖の隣には日本昭和音楽村があり、その中には江口夜詩記念館が併設されています。江口夜詩記念館は、江口夜詩の生涯と作品を紹介する施設であり、彼の楽譜や写真、ゆかりの品々が展示されています。訪れる人々は、彼の音楽に込められた想いや時代背景を詳しく知ることができ、彼の音楽に対する深い情熱を感じ取ることができます。また、記念館の隣には水嶺湖ホールが併設されています。このホールではコンサートや音楽イベントが定期的に開催されており、昭和の音楽文化を感じられる特別な空間となっています。
これらの施設では昭和の音楽文化を感じられる展示やイベントが行われており、多くの訪問者が音楽の歴史に触れることができます。湖の周辺には展望台やベンチ、休憩所などの施設が整備されており、訪れた人々がゆったりと過ごせるようになっています。湖の周囲には遊歩道が整備されており、訪れる人々は散策を楽しみながら四季折々の風景を堪能できます。特に秋の紅葉シーズンには、真っ赤や黄金色に染まる木々が湖面に映り込み、その光景はまさに自然の美しさが際立つ場所です。湖面に映る色とりどりの紅葉はまるで絵画のようで、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
また、水嶺湖から直ぐ近くの”かみいしづ緑の村公園”は、広々とした敷地に芝生や遊具が整備されたファミリー向けの公園で、特に休日には多くの家族連れで賑わいます。この公園には子供たちが楽しめる遊具が豊富にあり、ピクニックを楽しむ家族の姿も多く見られます。自然の中で遊ぶことで、子供たちも大人たちもリフレッシュできる場となっています。
訪れた日は日曜日だったので、ちょうどその西側で"もんでこ朝市"も開催されていました。"もんでこ朝市"は地元の特産品を販売する市場で、地域の農家や生産者たちが集まり、新鮮な野菜や果物、手作りの加工品などを販売しています。朝市の名前である"もんでこ"は、方言で「集まる」「交流する」という意味が込められており、地域の人々が一堂に会する賑やかな場として親しまれています。朝市では野菜だけでなく、地元で手作りされたジャムやお菓子なども販売されており、訪れる人々は地域の味を堪能することができます。温かな雰囲気が漂う朝市は、買い物を通じて地元の人々との交流を楽しむ場でもあります。
地元の新鮮な野菜が並び、多くの人で賑わう朝市は、温かな雰囲気が漂っていてとても楽しかったです。私は大根や他の新鮮な野菜を購入し、その日の夕食に使うのが楽しみになりました。地元の方々が手塩にかけて育てた野菜は、どれも瑞々しくて美味しそうで、買い物をするたびに地元のつながりを感じることができました。新鮮な野菜を使った料理は格別で、その日の夕食では家族みんなで地元の恵みを味わうことができました。
紅葉と共に過ごした水嶺湖でのひとときと、朝市での地元の人々との触れ合い。大自然と人の温もりに包まれた素晴らしい休日を過ごすことができました。また来年の紅葉シーズンにもぜひ訪れたいと思います。
#水嶺湖 #紅葉 #江口夜詩 #もんでこ朝市 #昭和音楽文化