①射撃場 ~将来の構想集~
こんにちは。
ライフル射撃のコーチの小山です。
大学生や社会人のコーチをしたり、
射撃のジャケットを修理したり、
射撃場を作ったりしています。
もうすぐ射撃場が開く予定なのですが
今日は日ごろから僕が考えている
うちの射撃場について書いてみます。
射撃場が出来るぞ
個人で射撃場を持っている人は
国内で僕が知っている限りでは
片手に数えられる程度です。
そして射撃場は競技をするのに
絶対に必要なものです。
(公園で気軽になんて出来ないので…)
日本は面積当たりの射撃場の数は
他国に比べて非常に多くて、
少し前までは許可が無くても
射的感覚でエアライフルを
撃たせてくれるお店が
あったそうなのですが、
今の射撃教育では考えられないですね。
設置の背景
当初は所属団体の協力を当てにしていて
利用していない時間を開放することで
活動費の足しにする仕組みを
作れないかと思っていたのですが、
支援0だったので全て自己資金です。
(あと1年は結婚出来ないかなぁ...)
ということで当初から一般開放は
考えて準備を進めていたので
準備は想定の範囲内でした。
そもそも僕の師匠の教えが
自分や教え子だけではなくて
日本規模の広い視野で
物事を考えるスタンスだったので
その辺の思想は遺伝してそうです。
(読んでくれてる人の中には
所属に関わらずコート直して貰ったり、
マッサージ受けたことある人なんかは
沢山いそうだなって思ってます)
個人で射撃場をやる有用性
もちろん自治体の射撃場よりも
どうしても料金は高くなりますが、
夜間に開放していて、
銃器保管も出来る利便性や
東京の主要地下鉄の駅から徒歩圏、
コートが修理できる、などなど
付加価値の高い施設になると思うので
その辺りは他と差別化が
はっきりできるかなと思ってます。
あと僕もいるよ!
コンセプトとしては
スポーツジムに近い感覚であり、
どちらかというと社会人の競技継続の
拠点のようなイメージで進めました。
後述の理由でそれだけではなくて、
もっと違った活用も出来るのではと
考えたりしてます。
射撃場を持つと幅が広がる
今後、この射撃場は朝から夜中まで
稼働する形で運営していくのですが、
自治体の射撃場以上の価値が
創造が出来るようになります。
①クラブの設置 (部活動以外の選択肢)
②安全講習の普及
③大会の運営
④講習会会場 (そこそこ広いので)
⑤射撃教室 (これは模索中)
今考えているだけでも
そこそこボリュームのある内容で
出来ることが多いです。
特に①。
コロナ禍の中で高校生たちは
本当に苦しい思いをしていて、
スポーツ推薦制度も不安定だったり
続けたくても先行きが見えないような
環境なのではないかと思っています。
なので地域クラブとしての活動に
今は物凄く関心があって、
その拠点になれるかどうか、
学連試合の個人加盟の窓口として
機能が果たせないか、なんて
結構考えたりしています。
こういうことを考える時間が
今は本当に楽しくて
「寝食忘れて」という言葉を
地で行ってるのですが
少しづつでも形になって
解決出来たら嬉しいなと思ってます。
まとめ
最後の検査を控えて、少し興奮して
キーボードを叩いているのですが
これで通らなかったらどうしようとか
そういうことが頭を
よぎったりもしています。
でもそしたら
「うおーすみませんでした!」って
猛烈に教え子に頭下げて
開くまで挑戦するので
よろしくお願いします。。
ちなみに射撃場の配色、可愛いです。
海外の射撃場を参考にしてます。
正式名称は
「J-MAGIC Shooting Range」ですが
どうせ「ぽっぽ」とか
「小山んとこ」って言われそう。。
どっちかというと「ぽっぽ」が良いな。
色んな人に来て欲しいなー。
みんな来てくれるかなー。
ということで最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
それではまた射場で会いましょー。
※最後に僕の仲間たちへ
コロナのせいで射場とコートが同時に
再開していて朝から朝まで
頑張ったりしてるので
いっぱい褒めて。めっちゃ褒めて。
利用料おまけするから褒めて。