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さくら ももこ 氏の存在
こんばんは。ど素人です。
今日は、普段している建築の話題とは全く違うのですが、題名のとおり「さくら ももこ」氏について、お話していきたいと思います。
目次
1、昨晩のニュース
2、さくら ももこ 氏の文章に出会って
3、さいごに
1、昨晩のニュース
昨晩、スマートフォンに届いたニュースを見た瞬間、率直に「え、早いな」と感じました。
下手すると、僕の両親と同じくらいの年齢ですし、改めて病気というのは恐ろしいものだなと、実感しました。
そんな「さくら ももこ」氏といえば、僕の世代だとやはり「ちびまる子ちゃん」です。
しかし、正直に言います。
「世代は世代だが、あまり詳しくない」
というのも、少年期の日曜日のあの時間は、両親と買い物に出かけたり、部活動に明け暮れたりと、あまりテレビを見ることがありませんでした。
そして、青年期(約22歳頃まで?)は、テレビを見る習慣は全くなく、一人暮らしを始めてからも、テレビは購入したことがありません。
となると、「ちびまる子ちゃん」の話を日常的にすることもなければ、映像を見る機会もほとんどなかった、というのはご理解いただけると思います。
ただ、そんな僕でも名前を知っている。
「さくら ももこ」氏は、「ちびまる子ちゃん」を作った人。そういった認識でした。
2、さくら ももこ 氏の文章に出会って
ところが、とあるきっかけで「さくら ももこ」氏の「あのころ」「もものかんづめ」をオススメいただき、読む機会がありました。
そこで初めて知ったことは
「主人公、まる子じゃないの、、?」
これは、もしかすると「さくら ももこ」氏の熱烈なファンの方から怒られてしまうかもしれませんが、僕はそんな初歩的なことすら知らなかったんです。
しかも、これを知ったのは本当に2~3年前頃の話です。
その話は置いておいて、上記の2冊を読み始めると、面白すぎてページを捲る手が止まりませんでした。
普段は、ビジネス書に偏った読書をしていたので、かなりの衝撃を受けたのを覚えています。
特に印象的なのが、「もものかんづめ」の ”結婚することになった” という話です。
東京に出ていっても自分の娘である。
どんなに遠くに行っても自分の娘である。
しかしどんなに近くに行く事になってもお嫁に行けば性が変わる。
もう自分の娘ではなくなるのだ。
私は父の顔が目にはいらないように体の向きをずらした。
涙が流れないように深呼吸した。
私がうつむいて、もう一度顔を上げた時、父はいつもの顔でニヤニヤしながら会場から出てゆく人達を見送っていた。
アニメの「ちびまる子ちゃん」はほとんど知らないのですが、あのお父さんの顔と声が脳内に浮かび、アニメとエッセイがごちゃ混ぜになりながらも、引くぐらい感動した記憶があります。
是非、娘さんがいるお父さん方に読んでいただきたいですね。
この本を読んで、涙もろい僕は、娘が産まれてきたらと考えただけで半泣きでした。(笑)
3、さいごに
どのような業界であったとしても、人に感動を与えられる人は、本当に素晴らしいと思います。
亡くなってしまった後に、「ああ、あの人はいいものを残してくれたね」と言われるような人間になれるよう、頑張っていきたいです。
そして、僕がもし水虫になった際には、「お茶っぱ」を足に括り付け、「さくら ももこ」氏の治療法を実践してみたいと思います。
「もものかんづめ」"奇跡の水虫治療" より
それでは。
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