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Profile
はじめまして。
Shaun@山本武史(ショーン:やまもと たけし)です。
コーチングのプロとして、経営者や管理職、あるいは起業家などの時間管理、習慣化およびメンタル強化のサポートをさせていただいています。
これまで250名以上のクライアントの目標を一緒に達成してきました。
また、企業研修のプロ講師として、官公庁・自治体・民間企業を問わず、これまで10,000人以上にビジネススキル(専門:時間管理、習慣化、メンタル強化、コミュニケーション、コーチング、ファシリテーションなど)を教えてきました。
ぼくは、2000年に入社した製薬メーカーの営業(MR)として、社会人生活をスタートさせました。
しかし、営業は大の苦手で、最初の11年間はまったく成果を出せずにいました。努力をしなかったわけではありません。努力の方向を間違えていたのです。
しかし、その努力の方向を見直した12年目、13年目は営業成績もトップクラスを維持し、2ヶ月連続を含むNo1も何度か取ることができました。
具体的に何を変えたかというと、「得意」を仕事(営業)に活かし始めたのです。
それまでは、自分の担当エリアの市場調査もせず、上司や先輩の言うことをただただ聞く、いわゆる言われた通りにしかできないマニュアル人間でした。
そして、うまく売り上げが伸びないと、陰で上司や先輩のせいにしたり、市場環境のせいにしたりしていました。
その姿勢が変わったのは、2008年3月〜4月にかけてです。
3月19日に会社が買収され、3月21日に第3子第4子となる双子が生まれ、4月15日には実の父親が亡くなりました。
不安と喜びと悲しみが一度に訪れたのです。
精神的にはどん底、こどもの誕生すら素直に喜べませんでした。
変わったと思うポイントは、自分の『人生のハンドルを握った』ことでしょうか。
それまでは常に他の誰かや別の何かに責任を押し付け、自分で何かを変えようとはしていませんでしたが、この時期を境に『自分を変える』ということに真剣に取り組み始めました。
いわゆる自己研鑽、自己啓発です。
その時に出会った「コーアクティブ・コーチング®️」という手法にどハマりし、コーチとしての独立を誓います。
しかし、まだこの時はウダツの上がらない営業マンをしていました。
このコーチングのスキルを営業に取り入れ始め、得意先(医療機関)のニーズに合わせた営業ができるようになりました。
また、「勉強会をしてほしい」とご要望いただいた得意先でセミナーを開催させていただくなど、営業としての活動の幅がグッと広くなりました。
そんな活動をしている時、営業成績はどんどん上がるのとは裏腹に、どこか満たされない気持ちもありました。
「営業成績を上げるためではなく、受講してくれる人に純粋に貢献するための仕事がしたい」
そんな思いから、プロコーチ・研修講師として独立したのです。
それ以降「本当の自分を大切にする」をコンセプトに、クライアントの成長をサポートし、必要なビジネススキルを提供するようになったのです。
「本当の自分を大切にする」とは、自分の才能を存分に発揮し、夢中になれることを追求し、幸せを実感できる人になってもらうことを意味します。
現在は西日本各地を飛び回り、個人や企業の目標達成をサポートさせていただいています。
そうそう。よく聞かれますので、先にお答えしますね!
「なぜ、起業したのですか?」
「製薬メーカーって給料良さそうなのに」とか「こどもを4人も抱えて・・・」とか、ぼくが起業した理由を知りたい方って結構おられるようです^^;
ぼくが起業した理由は、
「こどもに嘘をつきたくなかったから」
です。
どういうことかと言うと、父親が亡くなった時、ぼくたち家族全員(母、ぼく、妹2人)に、個別にメッセージを残してくれていたのです。
遺品整理をしている中、パソコンの中にワードで、それぞれに宛てて1〜2枚程度ずつ書かれていました。
その中身は公開できませんが、ぼくは父にとても大きな期待をしてもらっていたこと、真剣にぼくの人生を考えてくれていたことを知り、胸が熱くなりました。
その時思ったのです。
「ぼく自身は、こどもたちにどんなメッセージを伝えたいだろうか?」って。
父が亡くなってから、3年くらい考え続けました。
そして出てきた答えが
「自分が望むことを全力でやってほしい」
というものでした。
自分が望む進路を辿り、自分が望む仕事で稼ぎ、自分が望む人と歩み続けてほしいと思ったのです。
であれば、例えこどもたちの学費を払うためとはいえ、ぼくが望まない仕事をしているのはダブルスタンダードになってしまいます。
もっというと、こどもたちに「お父さんは望むことをやれと言いながら、自分はそれをやっていない」という矛盾を伝えることになってしまいます。
それはイヤだ!
こどもたちに嘘はつきたくない!
そんな気持ちが湧いてきて、
「よし、自分が率先して望むことを全力でやろう!」
と決意したのです。
そんなわけで、実は「成功する」か「失敗する」かは問題ではなかったのです。
とにかく「望むことに全力で挑戦する」ことが、その時のぼくにとって重要だったのです。
もちろん、今も同じです。
常に「自分が望むことを全力で!」という気持ちにブレはありません。
こどもに見られても恥ずかしくない、口先だけだって言われないよう日々努力しています。
でも、その結果、クライアントさんにも恵まれ、ビジネスでも成果を出せていると思います。
そういう意味でも、こどもたちに感謝しています。
良い意味のプレッシャーを毎日もらえるわけですから。
ぼくは今、とても幸せです。
望む人とともに歩み、望む仕事を全力でやれていますので。
さて・・・、
ところで、あなたはご自身が望む道を歩んでいらっしゃいますか?
あなたにも、あなたが本当に望む道を歩んでほしいと願っています。