何気ない日常
あなたが揃えてくれたボクのためのマグカップとお箸
あなたの手料理が好きだった
あったかいシチューやクリームパスタ
おでんを食べる夢を見たって言ったら作ってくれた
いつもボクの好きなものを作ってくれた
ある日にカラオケに行った
お互い好きなジャンルは全く違う
だけどボクはあなたの声が好きだった
知らないどんな曲でも心地よく聴き入った
あなたはドリンクバーの入れ方も知らなかったよね
有名なチェーン店にも行ったことなかったとか
あなたの反応の全部が新鮮で笑顔が溢れていた
これからもいろんなところに連れてってあげたい
デートが終わり帰る前に寄ったドーナツ屋さん
食べ終わってふたりのドリンクは空になっていた
名残惜しそうにさみしげにストローで氷をかき混ぜる
このまま時間が止まればいいのにって何度も思った
電話でたくさん話した時間は
一緒に居なくてもココロで繋がっていた
トクベツはたまにでいい
何気ない日常がしあわせだった
ずっと続けばいいのに…
ボクの大切なしあわせのかけら。
Shaun