週刊少年ジャンプ

　どうも舎弟のならたです。私、漫画もそれなりに読むのですが、とくに少年漫画が好きです。物心ついた時から読んでるからなんでしょうか、この歳になってもあのワクワクがたまらなく好きなのです。

　最近といえば、『鬼滅の刃』が最終回を迎えましたね。こんな人気絶頂の中、比較的短い連載期間で終了したことは、大英断だと思います。私もコミックス最新刊までは読んで、ジャンプ本誌の方もなんとなくは追っておりました。しかし、そこまでハマっていたというわけでもありません。こんなに流行ってる中、そういった発言は、天邪鬼と思われるので避けたかったのですが、これが正直な気持ちです。ただ作品としては、充分に面白いですし、流行る理由も分かります。面白いので、読んでいたわけですから。

　『鬼滅の刃』自体は連載開始当初、まだジャンプを毎週読んでいましたので、なんとなく把握はしておりました。その時は、少年漫画にしては、重く暗い印象を受け、そこまで気に留めていませんでした。そしたら、いつ間にかアニメ化され、瞬く間に人気作品となっていて、大変驚きました。その驚きも束の間、連載終了し、また驚かされました。近年のジャンプの人気作品といえば、連載が長期化し、引き延ばしなんて揶揄されることもしばしばあります。そんな中で今一番漫画業界で勢いがあると言っても過言ではない『鬼滅の刃』が終了を迎えるのは、潔く、革新的なことだと思います。それに加えて、話も当初の目的を果たし、大団円を迎えたわけですから、お見事です。

　しかしながら、個人的には、今まで引き延ばしと言われていた作品に慣れ親しんできた所為か、少し物足りなさを感じてしまうのです。私が今まで読んできた『NARUTO』や『BLEACH』などといった作品は、小学生から読み始めて、私が大学生になる頃まで連載されていました。たしかに、連載を追っている最中は、いつまで続ける気なんだとか、途中ダレてるなとか、そのあまりの長期連載にうんざりしたこともありました。ただ、それも良い思い出といいますか、そんな経験をしたからこそ、最終回を迎えた時の感動はひとしおなのです。そもそも『鬼滅の刃』にドップリハマっていたわけではないですし、多感な時期に出会った作品でもないですから、そういった思入れがないのが、物足りなさの一因だとも思いますが…

　まあ何を言いたいかというと、『HUNTER×HUNTER』の連載再開を気長に待とうということです。結局、一番『HUNTER×HUNTER』が好きです。ネテロ会長とメルエムが対峙した時の興奮は忘れられません。あれだけ面白ければ休んだって良いと思わせる説得力があります。だから、皆さん急かさず、待ちましょう。そして、最後を迎えた時、かつてない感動があるはずです。
#舎弟ならた #週刊少年ジャンプ