パワースポットのつくりかた / 重心のブレは不安や恐怖心から生まれる 50
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「パワースポットのつくりかた」(上田サトシ著、2020年3月19日、フォレスト出版より発売)より抜粋して、少しずつ「マガジン『パワースポットのつくりかた』」に書いています。
今回のテーマは、「重心のブレは不安や恐怖心から生まれる」です。
職場や家の空間の淀やブレというのは何故できるのか。ということについて考えてみました。
発達が気になる子どもたちと関わるようになって、身体の淀みやエネルギーのブレについて考えるようになりました。
「日本の社会は、彼らが大人になった時、すんなりと受け入れてくれるだろうか?」そう考えた時、とても受け入れてくれる社会ではないだろうと思わざる終えませんでした。
それでも、ほんの少しでも彼らが大きくなった時、住みやすいようにと思いを込めて、子どもたちのヒーリングをするようになりました。
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特に注目すべきことは、重心のブレです。
なぜ「身体」の重心がブレているのか。諸説はあると思いますが、私が施術をした子どもたちは、「意識」から「心」「身体」へと繋がる情報伝達の際、「意識」と「身体」の中継地点である「心」に大きなストレスを持っていることが多いのです。
では、心のストレスとは何でしょうか。
それは恐怖と不安です。
恐怖と不安は胎内記憶や幼少期の記憶などにとくに大きいと考えられます。
場合によっては、前世と呼ばれるような業やカルマなどと繋がる根深いケースもあります。これらのストレスが深層心理やネガティブな思いとして、「心」に刻まれます。
深層心理に刻まれたストレスは意識ー心ー身体のスムーズなアクセスを阻害します。
「意識」は意思決定を下しますが、「意識」が脳からの情報を運動神経に届ける前に、心がブロックして「情報がすみやかに伝わらない状態」になって、「身体」の動きの鈍さになるのだと推測したのです。
「身体」には特に問題がないのに、運動がぎこちなくなる原因はここにありそうです。
あくまでもヒーリングを行う者としての見解ですが、正常な状態では、意識ー心ー身体が地球の中心からまっすぐの一直線に伸びているのに対して、発達障がいなどの子どもたちの中には、「心」や身体に対して、「意識」は重心よりも前方へ前のめりになり、身体的な重心が傾く場合が見受けられます。
後から説明しますが、この現象が空間の淀や歪みとその改善方法を導く大きなヒントとなりました。「意識ー心ー身体」の直線的なバランスの不調が、運気やエネルギーの流れの不全と密接にリンクしているのです。
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