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いのちのやくそく 〜 スピリチュアル・ミッドワイフを学んで
どこから話せばいいのだろう。
2008年頃に、カリフォルニア州にあるBPI(バークレー・サイキック・インスティチュート)という超能力養成学校で、スピリチュアル・ミッドワイフという勉強した。
それがどのような学びなのかと説明しようにも、日本語に当てはまる言葉がない。それどころが、英語で説明しようとしても難しい。
日本語に直訳すると、「精神的な助産師」という意味になる。
実際にクラスを教えている人は助産師の資格を持っていた。だから助産師の仕事を精神的な面から教えるというクラスだと言えばそうなんだろう。
クラスでは、瞑想をしながら妊婦さんに向き合い、オーラの中にある情報、特に親子の関係性を読み解いていった。驚くべき事に、読み取っていくだけで、オーラの中にある情報が上書きされていくのだろうか、次々とオーラが変化していった。
そして親子関係が精神面から変化することで、出産が思いのほか楽になったり、出産後の親子関係が良好になったりと、それまで僕が持っていた常識を覆すような出来事に何度も出会った。
1年間のこのクラスを修了した時には、「助産師の資格も取った方がいいよ」と言われたが、その頃の僕は精神面のことしか興味がなかったので、資格を取って実践的に活動することはしなくてもいいかなと考えていた。
2010年頃に日本に帰国して、大阪で瞑想教室を始めて、スピリチュアル・ミッドワイフの資格を活かした出産のお手伝いもしたいと思っていたのだけど、そうそう海のものとか山のものとか解らない人に仕事を依頼する人はいなかった。
どうしたものかと悩んでいた時に、「発達障がいの子どもに関わった方が良い」と言ってくださる知人がいた。
僕が学んだ事は、そのような子どもたちへの治療やカウンセリングでは無かったけど、「何らかの応用がきくかも知れない。何か出来ないものか」と、とにかく関わってみることにした。
そうは言っても、知り合いにそのような親子は居なかったので、知人からある親子を紹介してもらった。その子どもがSちゃんだった。
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