臺灣で過ごした四年間まとめ3
皆さんこんにちは!
最近よく出会う人に臺灣に対するなぜを聞かれることが多くなったサリーです。
臺灣のまとめも第三弾になりましたが、
今回は最近よく日本の方に聞かれる、
臺灣人に教えてもらったOOの理由について
書いて行こうかなと思います。
そのトピックとは
臺灣が親日国な理由
これは最近よく聞かれることであり、
結構氣になっている人が多いみたいなので、
私が聞いて、見てきた内容を書いて行こうと思います。
日本の歴史にとっても大事なところになってくるので、
楽しんでもらえると嬉しいです。
臺灣が親日国な理由
ここ数年日本のテレビでもよく報道されるようになった臺灣。
そこでもよく言われていることもあって、
臺灣が、臺灣人が親日で日本が大好きだってことは
ご存じな方も多いのではないでしょうか。
ただ、テレビなどではあまり紹介されないその先。
なぜ臺灣が親日で、日本にあんなにも感謝しているのか。
皆さんこの問いを考えたことはあるでしょうか?
まず知らない人のために、
日本にあんなにも感謝しているのかの部分を説明します。
遡るは2011年3月11日、あの大震災が東日本を襲います。
東日本大震災。
この時、臺灣はいち早く救助隊を日本に派遣し、
200億円もの義援金や、現地に赴き現金などの寄付、
人的ボランティア、多くの応援メッセージなど送ってくれました。
私は大学時代、縁あって東日本大震災における臺灣からの支援に対する感謝を臺灣に伝え続け、東北と台湾を繫ぎ続けている学生団体に出逢い、
一時一緒に活動させていただきました。
その中で、思い知ったことがあります。
この大いなる支援は
臺灣に住む人々からの総意、感謝の氣持ちの現れ、
日本を本当に心配して、助けたい。その氣持ちの現れなんだと。
活動期間中、震災当時臺灣に住んでいた日本人の方々に
お話を聞く機会が何度かありました。
そこで皆さんおっしゃるのは、
震災から連日会う人会う人、
時には知らない人にまで、
本当にいろんな人たちに日本大丈夫?
困ったことない?ご家族大丈夫なの?と
心配し、声をかけてもらったそうです。
また街中では連日日本への募金が募られ、
決して給料が高いわけでも、生活が裕福でもないのに、
日本のために募金してくれた人々たち。
その姿をみて、ものすごく胸打たれたそうです。
私はこの話を聞き、どうしても不思議でならなかったです。
なぜ臺灣の人たちが、こんなにも日本に感謝しているのか。
過去の日本人たちが何をして、今私たちに返してもらっていたのか。
不思議だから、臺灣の人たちに聞いてみました。
なぜ、そこまで日本に感謝しているの??と。
聞く人、みんな口をそろえていいました。
日露戦争終戦から第二次世界大戦終戦までの50年間、
日本が臺灣を統治していた時代。
その時に日本は臺灣を植民地して、
当時他国がしていたような奴隷扱いをせず、
臺灣に住む人たちが豊かに過ごせるように、
水道、鉄道などの生活インフラ、教育、安全水準を
今のレベルまで引き上げてくれた。
今豊かな生活が出来ているのは、日本人のおかげなんだ。
だから私たちは日本にとても感謝しているんだ!
だから日本が大好きなんだ!
そう話します。
私が初めてその話を聞いたとき、
想像以上の思いの熱量に涙を流しました。
日本人の最大の良さは豊かさを分け与えることが出来る。
あぁ日本の古来からある良さは、
ここに残っていたか。。。
よかった。。。
そう思っている自分もいました。
この話を色んな人から聞けば聞くほど、私はやっと自分が日本人であることに誇りを持つことができました。
また同時に日本がこれまで何をして、
世界にどれだけの影響を与えてきたのか、
知りたくなりました。
3世代以上まで続いて、感謝を伝えられえることって、なかなかないと思うのです。
また私はそのご加護を受け、
四年間異国の地で豊かに元氣に生きてくることができました。
それだけのことを日本人はしてきたんだ。
そして私たちはその魂を受け継いでいるんだ。
腐らず、元氣にみんなと豊かに生きていくために、自分も生きていこうと思うことが出来ました。
この話は政府関係者や裕福な人、賢い人だけが言っているのではありません。バイト先の先輩、後輩や、活動先で出会った通りすがりの人、出会う人、出会う人みんなに伝えられたのです。
臺灣に留学に行った人なら一回はこの話を聞き、その恩恵を受けているのではないでしょうか?
そういった歴史背景があり、
臺灣は親日でいてくれているのです。
私は今日本に住んでいる日本人より、
よっぽど臺灣人の方が、日本を愛しているんではないのか。
そう思うことが多々ありました。
あの人達に日本の良さ、改善点を語らせたら天下一品です。
それぐらい日本の事を見てくれています。
國の関係も、人との関係性に例えられるなと思うのですが、
良いところも、悪いところも
私以上に知ってくれている友人ってなかなかいないですよね。
本当に有難い存在だなそう思います。
少し話は脱線しますが、
長年臺灣に住んでいる日本の方に台湾と日本の関係性についてこんな話を聞かせてもらったことがあります。
戦後長年臺灣と日本の関係は、
臺灣の片思いだったそうです。
日本に袖にされても、
ずっと日本を思い続けてくれた臺灣。
日本の良さを残し続けてきてくれた臺灣。
そんな臺灣を東日本大震災で日本が氣がつき、
ここ10数年で両想いになっていっている。
そうおっしゃるのです。
私の中では、確かにそうだなと腑に落ちました。
だって私は臺灣が大好きだから。
今は私の人生ステージ上、
日本を日本本土で知っていき、
出会う人と様々な豊かさを享受するフェーズなので、
なかなか臺灣現地には赴くことが難しいかもしれません。
ただ私の臺灣への愛は決して無くならない。
先日もいつもお世話になっている臺灣の青果さんにパイナップルを送っていただき、久々に臺灣を感じることが出来ました。
私は高校時代、かつて幼少期大好きだった地元や日本が本当に嫌いになり、
逃げ出すように臺灣に行きました。
そこでまずは自分らしさを取り戻させてもらい、
本当に親日通り越して、愛日もいている
親愛なる臺灣に住む人たちのおかげで、
改めて日本の良さや、その地からおけていた恩恵を思いだすことが出来、
日本人に対する誇りを取り戻すことが出来ました。
また日本が大好きになりました。
正直今の日本は問題が多くあるけど、
日本が大好きなんだ、その氣持ちがあれば大丈夫。
そう思っている自分もいています。
今、日本が嫌いになり、本当に日本に居たくない人へ。
一度臺灣という友人の國に行ってみてほしい。
そこでまずは人間が本来持つ元氣とはどういうものなのか、肌で感じてきてほしい。
そして臺灣という土地にいている人たちとの交流で、日本について聞いてきてみてほしい。
そして臺灣のことを知ってきてほしい。
きっとその先に光が見えるはずだから。
人はそのものがずっと有ると、
有ることが当たり前になり、
無いことを想像できなくなる。
そして失って氣づくのである。
あることは当たり前ではないことを。
日本にあって、臺灣にはないもの。
逆に臺灣にあって、日本にないもの。
それを是非感じてきてほしいな。
そう思う今日この頃です。
本当に臺灣のことを語りだしたらきりがないので、今日はこの程度にしておきます。
また別のトピックで臺灣に関して、お話しますね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます♪
今日も生きていることにありがとうを伝え、
元氣に自分の光を灯して生きていきましょう。
ではまた次の投稿で会いましょう。
サリー