「表裏一体笑い」
この世には表笑いと裏笑いがある。笑わせるのが表笑いで、笑われるのが裏笑いである。笑わせるときもあれば、笑われるときもある。その笑いを俺は表裏一体笑いと呼ぶ。俺の中で笑わせる(表笑い)はこれは面白いだろ、これで笑うだろうと思うところで笑いを起こせることであり、そうじゃないことを裏笑いとみなしている。芸人なら表笑いを永久的に追い求めていたいところ。だがしかし、人間は失敗する生き物であり、芸人も人間だ。ときには裏笑いの1つや2つは経験する。しかし、それは前向きにとらえるべきものだ。失敗は成功の母というように裏笑いは表笑いの母だと考えられる。
笑いに変える材料のほとんどはネガティブなものが多い。
お笑いに触れると物事には2面性があるということが「緊張と緩和」という存在によって思い知らされる。
俺はミスター裏笑いだと思う。
生きてること自体が裏笑いだと思う。
それは過言か。いや、過言じゃないかも。
笑われるタイプの人間だね。俺は。舐められるタイプだね。
笑われたっていいんじゃないかな。笑われたくないとか言ってる方がダセえ気がしてくる。笑われる瞬間があってもいい。大事なのはその後どうするかだ。裏笑いを裏笑いのままにするんじゃなくて笑われるをどう笑わせるにするかを常に意識しないとだよな。
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