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【アラサー女子】彼氏にプロポーズ期限を伝えてみようと思う

20代後半の私と30代の彼。
付き合って半年。

マッチングアプリで出会い、お互い割と早い段階で将来の話を小出しにしていた。

将来、持ち家が欲しい。
子供は欲しいか、何人欲しいか。
転職するのか。
どこに住むのか。

色々話した。

話すのは良いけれど、物理的な私と彼の距離は縮まらない。

隣の県に住んでいるのに、会えるのは2週間に1回。1回、24時間も一緒に過ごしていない。

これは私が基本的に悪い。

私の仕事は土日の出勤があり、彼はカレンダー通り。いくら隣の県だからと言っても仕事があるとなると会える回数時間は限られる。

悪いと思い電話はたまにする。
だけど仕事終わり、寝るまでの2時間ぐらい。
正直、話す内容もペラペラなのだ。
そんな話を2時間。もう私は眠たい。

*
隣の県に住む彼を訪ねるのなると不思議と片道2時間半かかる。
これが私の体力を奪う。
電車に乗ってるだけなのに非常に疲れてしまう。彼と会う前にはもう私はベッドにダイブしたい状態なのだ。

運賃は1500円近くかかる。
別にケチではないが、残念ながら私は富豪ではない。

隣の県なのに通う時間と運賃と私の体力がネックだ。

でも、それは私が田舎に住んでいるからであって彼は全然悪くない。

たまに中間地点で会うが、ホテルを取るとなると毎回1万円の出費。
二人にとって痛いのだ。

別にホテルをとらずにデートでもいいのだが、、、。

*
今、3週間会っていない。
これも私が理由だ。
久しぶりの海外旅行に行っていたから。
彼はもちろん分かってくれている。
優しい。

海外旅行に行っている間、彼は仕事が急がしかったようだ。色々あったみたいで旅行中に話を聞こうかと尋ねたが彼は遠慮して大丈夫と言った。

*
彼は優しい。
色々書いたが基本的私が理由なのだ。
会えない理由。

私だって出来るだけ彼に会いに行っている。つもりなのだ。
そして、出来るだけ連絡もとっている。
つもりなのだ。

これが私の精一杯。

アラサーとなると仕事もそこそこウェイトがあり、20代で前半の時のように全て放りだして彼に会いに行くなんてことは出来ない。

今の状況ではこれ以上の頻度で彼に会うこと、連絡を取り合うことは出来ない。

*
そうなると、同棲を考える。
うん、それが一番簡単なのだ。

彼と私の中間地点で同棲をしようかと夢描いてる訳だが、それにはいくつか条件がある。

①彼の転職
彼は転職をしたいと常々言っている。
そして転職活動に取り掛かっている。
私と彼の中間地点の土地近くで転職先を見つけたいと言う。

②私の転勤
私は中間地点に住むとなると今の職場へは片道1時間半かかる。
これをどう取るかは読んでくださってる方のものさし次第だが、私のものさし上、これは遠い。

私は今、自転車通勤で20分。気軽すぎる。

なので、同じ気軽さ、少しでも勤務時間を短くしたいと思うと必然的に転勤願いをすることになる。
有り難いことに中間地点周辺にも職場があり、出来ないことはなさそうだが今と同じ働き方が出来るかは交渉次第だと思う。

上司に転勤の話を持ち出すのなら早いに越したことはない。
希望が通らなければ、私も転職しかない。

この2点が私達が中間地点で同棲をするための条件となる。

*
実は彼は外国人だ。
来年の桜が咲く頃に彼の親が来日する予定。

彼の転職希望時期も桜が咲く頃。

私の転勤も桜が咲く頃だと区切りが良い。

そうなるともう、私の中で計算器がカタカタ鳴る。
*

「じゃあ、桜が咲く頃までに婚約をして彼の親が来日する頃に婚約の挨拶をすればいい」
*

このままこの付き合い方をダラダラしていてもこの関係に進歩がない。
焦っている訳では無いが、ダラダラ時間を潰すだけの付き合いは嫌だ。

彼との物理的な距離、時間の解決、そして一番大切な彼の親へのご挨拶。

これが一気に進めることが出来るとしたら、それは桜が咲く頃なのだ!!!

*
この考えが本当に筋が通っているのか毎日考えた。うん。逸れてはいない。

少しの強行突破感を無視すると、みんなこんなもんじゃないのか。

しかし、婚約を迫るのも実はなかなか勇気がいるものだ。
仕方がない。こういうものはストレートに言ってなんぼなのだろうか。

日本人特有の回りくどいオブラートに包みまくった言い回しをすると、彼がどこまで理解してくれるのか計り知れない。なんせ彼は外国人なのだ。

ストレートに伝えるのが一番安全。

*
幸い、彼は私の親には会った。
彼はENFJらしく素晴らしいパフォーマンスを私の母の前でして、それはそれは気に入られた。

*
「桜が咲く頃までに婚約したいと思ってるけど、あなたはどう思う?」

*
私はこれを彼の前で言えるのか。
言うのか自分。

これは書いている今ですら心臓がリズミカルにパクパクする。

いや、もう決めたのだ。

私は来年、桜をどんな気分で眺めるのだろうか。








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