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2023.04.22 植松伸夫 conTIKI SHOW

植松さんの単独イベント

植松伸夫 conTIKI SHOW

が行われました。

このイベントはファンクラブで何度か試しながらやっていたものがついに一般に公開となったものです。

4月にベルギー、フランスで行われた公演の凱旋となった模様を簡単に書きたいと思います。

01.会場は横浜ランドマークホール


今回の公演が開催されたのはみなとみらい駅から10分弱のところにある横浜ランドマークプラザです。

横浜ランドマークプラザ

5階に今回開催されるホールがあります。

横浜ランドマークプラザ5階

到着すると本イベントのディスプレイ表示がありました。

イベントディスプレイ

conTIKIメンバーとしては国内初の有観客ライブ。どんな形になるか楽しみです。

02.会場内の様子


会場に入ると右手に物販がありました。

会場物販

特にTシャツは人気のようで、すぐに売切れてしまいました。

入場時には抽選くじを引くことに。

抽選BOX

当たった方はライブ終了後、植松さんたちconTIKIのメンバーと一緒に写真がとれるそうです。

残念ながらハズレてしまいましたが、友人の中には当たっている方もいて羨ましいです。

03.イベント〜前半〜


15時になるといよいよイベント開始。植松さんが登場すると挨拶もそこそこに早速演奏が開始されました。

◎Modulation

最初は昨年11月に発売された植松さんのレコード「Modulation」から5曲が演奏されました。

  • オープニング〜爆破ミッション

  • メイン・テーマ〜マトーヤの洞窟

  • Blue Fields

  • 悠久の風

  • ビッグブリッヂの死闘

トークでは植松さんが神奈川大学出身であること、35,6まで神奈川県民であったことから横浜で開催できて嬉しいといったお話も。

Modulationでは好きに作れたといったお話もされていましたね。

◎アカリガタリ

続いては最近始めた「アカリガタリ」といった朗読と音楽のコーナーが始まります。ここでは声優の戸塚利絵さんが登場。4つのエピソードを植松さんの音楽に合わせて朗読されました。

  • あの子

  • ものしり

  • ようじょ

  • 守り神

このうち、最初のエピソードは松川さんが作られましたが、後のエピソードは戸塚さんが作られたそうで。マルチな才能を発揮されていました。

特に「ようじょ」はおどろおどろしいエピソードで戸塚さんの迫真の演技もあってとても怖かったです。

また、絵はゲーム「MOON」でもおなじみ倉島一幸さんが手掛けられています。

さらに、このアカリガタリ。8月26日には立源寺にてイベントが行われることも発表されました。エピソードは更に増えるそうで、どんな感じになるのか楽しみですね。

04.イベント〜後半〜


後半はバンドメンバーとしてボーカルの暁さん、ギターの岡宮さん、パーカッションの藤岡さんが参加。本会的なバンド演奏が始まりました。

◎FFボーカル前半

まずはファイナルファンタジーのボーカル曲から2曲が演奏されました。

  • 素敵だね

  • Melodies of Life

暁さんのボーカルはどんどん彼女の歌声とこの2つの曲が彼女なりのバランスがすごく良くなってきていて、素敵になってきてますよね。

また、ここではFF10の歌舞伎についても植松さんからコメントがありました。

約9時間の長丁場でしたが植松さんは3回涙をしたそうです。というのも、歌舞伎の方々がゲームに対して真剣に取り組んでいる様子を感じたからだそうです。

植松さんがゲーム開発を始めた頃はまだまだマイナーな領域。プロの方が見向きもしない状態でした。これが40年たち、歌舞伎でやろうという話になる。エンターテイメントはここまで変わるのかと感じたそうです。

そして君たちも頑張れよ!と会場のみなさんに発破をかけていました(笑)

◎植松伸夫の10ショート・ストーリーズ

続いては植松さんが自ら作詞作曲した10ショート・ストーリーズから演奏されました。

  • 誰におねだり?

  • ヒッカリーピッカリーの歌

  • やったぜ鶴亀料理長

  • それでいいんだよ

最初の曲ではクラップを会場でやったりして盛り上がりました。また、最後の「これでいいんだよ」では暁さんや植松さんなどの演者の皆さまが音楽や絵に合わせて無表情で演奏したり、派手に演奏したりして面白かったですね。

10ショート・ストーリーズは全体的にオヤジギャグ満載な歌詞でシリアスなFFとは対極で違ったアクセントになって面白かったです。

なお、ここのパートで休憩という名の自己紹介もありました。

conTIKIの日本初公演を楽しみにしていた暁さん、コールアンドレスポンスを猪木でやっていました(笑)。
ギターの岡宮さんは今日はとてもおとなしい感じ。いつものエレキギターと異なり今日はアコースティックギター。練習中に横川さんの体調不良になり急遽の代役となったそうですがしっかりと努められていました。
パーカッションの藤岡さんは挨拶でマイクに頭をぶつける古典ギャグからスタート。カタコト日本語だったり、客を煽って10ショート・ストーリーズの販売宣伝するなどして会場を盛り上げていました。

◎FFボーカル後半

最後は再びFFのボーカル曲。

  • Eyes On Me

  • Dragonsong

の2曲が演奏されました。中にはFF14のDragonsongを楽しみにされていた方もいたみたいです。近くの方は曲紹介されると拍手を送っていました。こうやって幅広い世代に届けられるのはゲームの良さですね。

演奏が終わるとブラボーの声も客席からあがり、大盛りあがりでした。

◎アンコール

演奏後の拍手から手拍子にかわり会場が盛り上がったところで植松さんが登場。まずはModulationから1曲演奏されます。

  • ザナルカンドにて

そして最後はconTIKIのバンドメンバーも出てきて

  • Kiss Me Good-Bye

が演奏されました。疲れなのか、最後の曲のスタートで植松さんがミスをしてやり直しになるところもライブ感があって良かったですね。

演奏後は朗読された戸塚さんも参加されて全員でご挨拶。会場からは拍手。植松さんが何度もありがとうと言っていたのが印象的でした。

05.ライブを終えて


ライブは本当に楽しくて素敵でした。ファンクラブイベントでも植松さんが紹介していたように実験的にやって、少しずつ形になっていく過程を見るのも楽しかったですが、やはり1つの完成形を見れたのは感慨深いものでした。

なお、植松さんが考えたものをファンクラブで色々試すイベント。植松さん曰く人体実験(笑)。これは年4回ほど開かれます。

ファンクラブに入ると抽選でイベントに参加できます。入会特典や継続特典もあります。気になった方は是非とも入ってみてはいかがでしょうか。

【セットリスト】


〜前半〜

  • 「オープニング〜爆破ミッション-Modulation ver.- from FINAL FANTASY Ⅶ」

  • 「メイン・テーマ〜マトーヤの洞窟 -Modulation ver.- from FINAL FANTASY」

  • 「Blue Fields -Modulation ver.- from FINAL FANTASY Ⅷ」

  • 「悠久の風 -Modulation ver.- from FINAL FANTASY Ⅲ」

  • 「ビッグブリッヂの死闘 -Modulation ver.- from FINAL FANTASY Ⅴ」

  • 「あの子(アカリガタリより)」

  • 「物知り(アカリガタリより)」

  • 「ようじょ(アカリガタリより)」

  • 「守り神(アカリガタリより)」

〜後半〜

  • 「素敵だね (FINAL FANTASY Ⅹより)」

  • 「Melodies Of Life (FINAL FANTASY Ⅸより)」

  • 「誰におねだり?(植松伸夫の10ショート・ストーリーズより)」

  • 「ヒッカリーピッカリーの歌(植松伸夫の10ショート・ストーリーズより)」

  • 「やったぜ鶴亀料理長(植松伸夫の10ショート・ストーリーズより)」

  • 「それでいいんだよ(植松伸夫の10ショート・ストーリーズより)」

  • 「Eyes On Me (FINAL FANTASY Ⅷより)」

  • 「Dragon Song (FINAL FANTASY XIVより)」

〜アンコール〜

  • 「ザナルカンドにて -Modulation ver.- from FINAL FANTASY X」

  • 「Kiss Me Good-Bye (FINAL FANTASY XIIより)

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