見出し画像

キャリアコンサルタント資格について①(試験概要)

ざっくりですが、試験概要についてまとめてみました。次回は「実際どうなの?」など受けてみての感想や同期などの意見を交えた記事を書きたいと思います。


実施団体

特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会(キャリ協)と特定非営利活動法人日本キャリア開発協会(JCDA)の2団体あります。いずれも国家資格試験で両者に違いはありません。

名称独占資格となりますので、この資格を取得した人だけが「キャリアコンサルタント」として名乗ることが可能となります。

受験資格

下記3つになります。1番目の養成講習は専門実践教育訓練給付金の対象となっていることから、この講習を終了した方の受験が最も多いです。

  • 厚生労働大臣が認定する講習(養成講習)の課程を修了した方

  • 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方

  • 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方

試験科目

学科試験と実技試験があります。両団体とも学科においては内容、日程とも同じですが、実技試験では出題内容が若干異なります。1科目のみ合格した場合、次回はその科目は免除され残りの科目のみ受験することが可能です。

<学科試験>

<実技試験>

試験日程

年に3回(3月、7月、11月)行われます。試験の3か月前まで受験申請の受付期間で、試験から約1か月半後に合格発表が行われます。

合格率

学科試験、実技試験とも60%から70%の合格率で推移しています。2024年3月実施の結果(厚労省発表)は下記の通りです。