レッツホロ伊豆ム、なお懸念もいっぱいある模様(予約開始してたので追記)
また随分と大がかりなコラボですね。朗報と言えば聞こえはいいのですが、なんともまあ素直に喜べない時期に出たもんだ。
いつも通りの記事です。
1.結局どういうイベントなのさこれ
伊豆はアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の所謂聖地ということもあってかアニメ系コンテンツとの地域タイアップ企画がいくつも存在し、今回もその類の1つですね。
今回はこの手のツアー系ではお馴染みの近畿日本ツーリストも絡んでおり、日帰りと宿泊の2パターンのツアーパッケージが存在します。
まだ詳細は出ていませんが、
※宿泊プランについて、お選びいただく宿や日程によって料金の変動がございますので
11/20(金)の発売開始時にご希望の宿および日程をお選びください。
なお、各日数に限りがございますのでご注意ください。
の文や後述の特典などから考えると、
1.現地集合or主要駅集合の後電車移動
↓
2.各種チケットを渡され各自フリータイム
↓
3.日帰りプランなら所定の時間に集合しその場で解散、宿泊プランなら宿に集合し宿泊
↓
4.最終日チェックアウトして解散
という流れでしょうか。宿泊プランは恐らく2泊3日が最大でしょう、特典でついてくる乗り放題チケットが2日分しか無いので。
参考になりそうなのは同社のこれとかでしょうか。
追記:概ね予想通りの内容ではあったものの……対象のホテルたった3件、それもTwitterエゴサした限りではそこまで大量の人が押し寄せようとしているわけでもないのに空き室無しが目立つってことは、そんなに部屋数確保してないようにしか見えないんですが。
コロナのことを考えればむしろ、感染拡大の抑制をしつつ採算取れるギリギリのラインを確保したって見方も出来るけど……。
2.実際クソでかいコラボ
その特典ですが、まず確定でついてくるのが
1.伊豆箱根鉄道の乗り放題券(発行から2日間有効)
2.ホロ伊豆ムめぐりMAP
3.ボイス呼び出し用限定URL
4.三津シーパラダイス入場チケット
5.「Izu-ra修善寺」限定ポストカード付きコラボメニュー3種(別料金)
6.サイン入りアクリルボード(宿泊プランのみ)
7.各ホテル宿泊費(宿泊プランのみ、食事2回付)
とかなり豪華。2と3はVtuber絡みだと、にじさんじが京都でやってたにじめぐりとかが近いでしょうか。
その分他の似たようなツアーと比べるとお高めではありますが、ラッピング電車など他にかかっている費用も考えると妥当なところでしょう。
2、3、5、6は各期間ごとに登場するメンバーが違うでしょうし、だいぶ力入ったコラボですね。
各自治体や施設の承認得たりとかアプリ開発とか他諸々で準備にもかなりの時間かかるでしょうし、多分去年から企画を進めてたものが開催が延び延びになって、いよいよ延期するのも財政的に限界なので出したみたいに見えますね。それくらいに時期が悪い。
何故時期が悪いかっていうと、
3.今日も元気に感染拡大
お察しの通りコロナウイルスですね。何が笑うってこのホロ伊豆ムの情報を出した日って東京と静岡でコロナ感染者最大人数(11/18までの観測上)が確認された日だったりします。いくらなんでもタイミング悪すぎでしょう。
何故拡大したかというのはここでは本筋では無いので飛ばしますが、問題点は「コロナが1月中盤までに収まっているビジョンが見えない」ことです。
先行きは不透明ですが、コロナウイルスが蔓延しているという状況はホロ伊豆ムというイベントにおいてプラスになることはあり得ません。
これが例えばライブなどの1日2日のイベントであるならまだしも、期3ヶ月と長期間に渡って県外からの移動が相次ぐというのはかなりのリスクが伴うのは間違いないでしょう。
また上記で書いた伊豆箱根鉄道というのは伊豆の学生や社会人が通勤通学の際に使う最もメジャーな路線であり、感染リスクも低いとは言えません。
県外からの旅行客が殺到して伊豆でクラスター炸裂なんてのも、最悪の予想ながら現実的と言えます。
とはいえこれが丸々中止になった場合の損害額というのはちょっと考えたくないレベルなので、強行するのは間違いなさそうですが……延期はあり得るのかな?どうなんだろう。
あと気になるのは世間で騒がれてるGotoキャンペーンが世論の流れで中止になってこっちのも対象外になることもあり得るかどうかとかですかね。
4.懸念は他にも色々
伊豆がラブライブサンシャインというアニメコンテンツの聖地であるというのは上で書きましたが、それに関連してこんな感じの迷惑行為がありました。
もちろん聖地巡礼とは扱いが違うのでこれと同一のものが起きるとは思っていませんが、一部の害悪ファンが迷惑行為を働き、結果としてホロライブの評判そのものが貶められる可能性はあります。
これは別にホロライブに限ったことではなく、どのコンテンツにも言えることなので頭が痛いところ。
あとは、これはリスナー側には関係ないと言えばないのですが、そもそも想定されているほどの客数が来るのか?というのがそもそも疑問です。
配信のチャット欄やツイッターのリプ欄、ホロライブENの躍進などを見ればわかる通り、現在のホロライブのアクティブな顧客層は日本ではなく海外です。
この手の大型企画は登録者数などを見てどれくらい売れば採算が取れるかなどを考慮してグッズや特典の制作や値段設定を行うわけですが、仮にホロライブ全体の登録者数の半分が海外だとした場合、その採算が取れるかが非常に怪しい。
世界的なコロナの蔓延で海外からの渡航が制限されてるからってのが理由ですね。
……書いてて思ったけど、企画の立ち上がったであろう時期の登録者数を考えるとこれ元は中国の太客呼ぶための物だったのでは?邪推になるけど……
5.客が出来ることは何があるだろうか
とにかく個人でできる範囲の感染対策を徹底したうえで、参加し、常識的な行動を心がけ、各所に金を落とすこと。
これに尽きます。マスクは代えも含めて数枚用意し、消毒液を携帯してこまめな消毒を心がけ、周囲の迷惑にならないよう自制しながら楽しみ、現地の食事やお土産を買う。当たり前のことをきちんとしていれば周囲からとやかく言われることはありません。
6.参加に対しての諸注意
(プランがまだ確定していないので暫定)
2で色々特典があると書きましたが、それ以外は全部自費です。
伊豆めぐりは電車の他にもバスを使うことになる場合も多いのでバス代、泊まりプランでも恐らく食事はほぼ付かないと思われるので各食事代、当然ですが各種買い物代などなど、現金には余裕を持った方がいいでしょう。どこでもクレカ使えるわけでは無いので小銭もお札も持っておくと楽かもしれません。
追記:宿泊場所で夕朝1回ずつ食事が付くことを確認。これで6万切るなら安いのでは?
また各所コロナの影響もあって閉館時間など変わってくる場合もあるでしょう。行く予定の場所の下調べはしっかりと。
こちらのホロ伊豆ムグッズの販売は11/20~11/30までとかなり期間が短いです。悩んでいる間に買い逃したとか無いように。
7.あとがき
まあなんのかんの言ってもこういうイベント好きなので、コロナ次第ですが自分も行くと思います。
3月の中旬辺りに雛のつるし飾りまつりを見に行こうかな。
このページがシンプルで便利なのでご活用ください。別に絶対ホロ伊豆ムおすすめスポットを回らなければならないわけでも無いので。
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