ダルマザメ以外にも肉をえぐるサメがいた!
以前に、焼津・長兼丸さんの漁船に
乗せてもらったときのこと。
船の上でたくさんの深海ザメの水揚げをみせてもらったのですが、
この日は、びっくりするような状態の深海ザメとの出会いがあった。
体をかじられまくったユメザメが次々と釣られてきたのだ。
長兼丸の長谷川さん曰く
犯人は
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ヨロイザメ
とのこと。
たくさんのかじり痕のついたユメザメは、美しいエメラルドグリーンの目を有していた。深海ザメは死んで時間が経つと目の色が黄色く変化する。
つまり、ユメザメは死んでまもないということ。ヨロイザメは釣り針にかかって身動きがとれないユメザメを次々と襲ったのではないだろうか。
入網してから水揚げまでの時間は3時間前後だったと記憶している。ユメザメが針に掛かり、そのユメザメが襲われ、船の上に水揚げされる。少なくともこの3時間以内に起きた出来事だ。
大きな生き物の肉をえぐる捕食スタイルのサメはダルマザメの仲間だけというイメージだったが、実は深海ザメには同じような捕食をするサメが少なくないのかもしれない。
いつもサメでお世話になっている焼津・長兼丸さん。年間を通じて、様々な深海生物の漁獲を見学する体験乗船プログラムを行っている。
深海ザメが好きな方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
小学四年生以上対象とのこと。
よろシャーク!
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