PJCS惨敗 翌日のジムバトル準優勝 キャプチャー型黒馬マホイップ Tier考察あり
こんにちはサメです。
今回のJCSの初戦にボスの指令を使い忘れるという失態を起こしてしまいました。
CL愛知2020でもサンダーマウンテンを次の番に使うというプランを頭の中で考えていたつもりが、気づいたら貼っていたという重大なミスをして負けてしまった試合があったので自分は本番に弱い事が分かりました。
別にボスの指令があれば勝てるとまでは言いませんが、相手の要求がかなり上がるためとても有利に戦えたと思っています。
あまりにも情けないため、今後の自分への戒めとして冒頭に書かせて頂きました。
前置きは置いといて本題に入ります。
今回使用したデッキは黒馬マホイップです。
デッキ選択は非常に悩みましたが、色々試したデッキが黒馬に勝てないというデッキが多く、逆にいうと黒馬がこうすれば勝てるという風に考える事が出来たため黒馬マホイップを選択しました。
キャプチャー型は正直あまり見かけないタイプだと思いますが、CL京都2019ベスト8であるドイシュン選手ことミレさんとCL愛知2021で7-2であるあしゅんさんと一緒に考えたデッキのため、悪くないデッキだったと思います。
構築の前に仮想敵を知って頂きたいため、Tier予想を立てます。
自分のTierはデッキパワーを重視して考えられる使用率を予想するものになります。
自分が考えていたTier表になります。
Tier表
Tier1
❶黒馬系統(マホイップ型>ミュウミュウ型)
❷れんげきウーラオス(クイックシューター型>>>キョダイインテレオン型)
やはりこの2つは意識すべき相手だと思っていました。
❶黒馬はどちらかというとマホイップ型が多いと思っていました。
青天井のためタッグチームやV MAXを一撃で倒せる手段がある点、雪道を貼られてもかざりつけでエネルギー加速をするなど、臨機応変にプランを切り替える事が出来る点、そして鋼タイプが少ないと予想していた点が理由になります。
個人的にミュウツー&ミュウGXを採用したタイプは弱点をつけられる上に打点が出ないなどという理由でミラー戦に弱いと思っていました。
❷れんげきウーラオスのうらこうさく型にチャーレムVを入れた型が強いと考えていました。
なぜなら、本来れんげきウーラオス対策であるベンチバリアのミュウが対策にならず、ターンを得る事でキョダイレンゲキが通りやすくなるからです。
しかし、要求が高い事が課題と感じていたためオクタンやキバナ、オドリドリGXを採用したタイプが見かけられると思っていました。
補足ですが、チャーレムVの技を使う前の相手の番に自分のポケモンが気絶しているとヨガループでターンを得た次の自分の番でも自分のポケモンが気絶している時に使えるカード(オドリドリGX、キバナ、メイなどが該当)が使えます。
簡単にまとめるとこんな感じです。
⭐️相手のターン
・相手のポケモンの技で自分のポケモンが気絶する
🔺自分のターン❶
前の相手のターンに自分のポケモンが気絶していたため、オドリドリGXやメイ、キバナを使用する事が出来る❶
ヨガループを使って相手のポケモンを気絶させる
🔺自分のターン❷
前の相手のターンに自分のポケモンが気絶していたため、オドリドリGXやメイ、キバナを使用する事が出来る❷
よって、れんげきエネルギーやチャーレムなど、足りないカードをサーチする手段としてうらこうさくに加えてオクタン、キバナなどのカードが採用されるのではないかと考えました。
自分もれんげきウーラオスは候補デッキにあげていたのですが、細かいプレイやデッキ構築が上手く煮詰められなかったためデッキ選択から外しました。
Tier1.5
・悪パーフェクション(悪MM、ブラックパーフェクション、ダークパーフェクション)
悪パーフェクションは上振れ、下振れがあるため使用する側にはなれませんでしたが、パワーが非常に高いと感じていました。ミラー戦がかなりしんどいため、マッチ戦がある事を想定して選択しないプレイヤーもいると判断してTier1の中では少し位を下げました。
Tier2
❶悪ニンフィアウーラオス
❷スイクンチルタリス
❸ムゲンダイナ
❹ゲンガーV MAX
❺三神系統(ザシアン、ガラルファイヤー、ドータクン)
❶悪ニンフィアウーラオスは悪パーフェクションに対してニンフィアから攻撃しにいくことで有利に進める事ができます。
なぜなら、ニンフィアは鋼弱点だからです。
ニンフィアV MAXから攻撃すると相手はデッドムーンGXでないと気絶させる事が出来ません。
ニンフィアV MAXの攻撃を耐えられる悪ポケモンのタッグチーム(ゲッコウガ&ゾロアークGX、ブラッキー&ダークライGX、メガヤミラミ&バンギラスGX)に対してはれんげきウーラオスで弱点を突く事が出来ます。
ガラルファイヤーVやミュウツー&ミュウGXに対しては再びニンフィアV MAXで倒すといった方法があります。
しかし、悪パーフェクション側がガラルサンダーVを採用していると最初にボスの指令とガラルサンダーVで特殊エネルギーをつけたポケモン(理想はニンフィア)に攻撃して相手の特殊エネルギーをトラッシュに送る事でテンポを取りやすくなると判断した点。(じゃえんのつばさ+エネルギーつけかえ+れんげきエネルギーを要求させる事が出来る)
進化の種類が多く、マリィを使われてドリームギフトで持ってきたグッズが流れる、ボスの指令でテッポウオが取られるなどで噛み合いが悪くなる試合も出てくると判断して少し評価を下げていました。
❷スイクンチルタリスはデッキ候補に上がっていました。
スイクンVがコストパフォーマンスの良い技を持っています。
チルタリスを採用する事でベンチに引っ込んだV MAXやタッグチームポケモンをボスの指令を使いたい時に使う事が出来、メロンやユキメノコでエネルギーを加速してエネルギーのテンポが取れるのがかなり強かったです。
しかし、黒馬バドレックスに対する課題を解消させる事が出来なかったため、候補デッキになりませんでした。
課題をこなすために採用していたカードはあくのいましめのフーパです。
個人的に、ルンパッパを採用したタイプを試してみても良かったなと思いました。
ルンパッパの特性、ハイテンションダンスを使って黒馬VMaxを急に弱点をついて倒したり出来るため、フーパを挟んでも黒馬を倒せないため、勝てないのではないかという点は解消出来ていたかもしれません。
❸ムゲンダイナは3すくみ(闘、超、悪)の中では少ないと予想していました。
まずはガラルサンダーVの存在です。
ガラルサンダーVが急に飛んでくるデッキが環境に存在するため有利なデッキに対しても安定して戦うのは難しいと判断してすくみの中ではTierを下げました。
❹ゲンガーV MAXは黒馬や三神に対してかなり強く、れんげきウーラオスにかなり弱いです。
キョダイマルノミの火力がちょっとだけV MAXに届かないという点でTierを下げました。3でも良いかもしれない。
ですが、ゲンガーV MAXはブラッキーV Maxを採用しなければガラルサンダーに対する課題もこなせます。
個人的にムゲンダイナを使うなら思い切ってゲンガーV MAXにしても良いんじゃないかなって思いますが
まぁ、ヘルガーを採用したりいちげきエネルギーがサイドに行くなどの問題があると考えると少しTier3寄りかもしれません。
❺三神系統は正直よく分からない位置にいました。
幅が広いデッキタイプのため、何かしらの形が生まれるかもしれないと思ったからです。
実際にブラッキーV MaxやスイクンVを採用しているのが上位卓にいましたね。
自分も候補デッキの1つにしていたのですが、プレイ難易度が難しかったのとれんげきウーラオスと悪ミュウミュウが課題に思っていたため候補デッキから外れました。
悪ミュウミュウに対してはブラッキーV MAXが解答の1つだったのかなって思います。
Tier3
この辺は一つ一つ言ってるとキリがないので、課題点だけお伝えしたいと思います。
❶いちげきウーラオスブラッキー
⭐️事故率の高さ
❷れんげきテンタクル
⭐️れんげきウーラオス
❸ジュナイパー
⭐️れんげきウーラオス
❹ルカメタザシアン
⭐️黒馬バドレックス(ナイトウォッチャー)、悪パーフェクション
❺白馬バドレックス
⭐️メロンを使わないといけない点、ボスが使いにくい点、れんげきウーラオスにそこまで有利ではない点。
❻リーフィア
⭐️シャドーミストをされている間の黒馬への解答、事故率の高さ
❼雪道インテレオン
⭐️黒馬マホイップ
❽ジュラルドン
⭐️頂きへの雪道
ジュラルドンに関しては少しコメントを。
不利そうに見える黒馬マホイップに対する構築などが定まっていないと考えていたため(使用者が少ないという予想です。ポテンシャルはあると思っていました)
さて、Tierに関する考察はこの辺にして、デッキに関するお話を始めます。
デッキリスト
実際に使ったリストはこのようになっております。
特徴のある部分のみ
・こくばバドレックスV 3‐1
プロモのこくばバドレックスVも優秀で、ミラー戦やれんげきテンタクルに入っているオドリドリGXを縛るといった戦術が作れます。
・ネクロズマV
ミラーやガラルファイヤーVに対抗できるカードとして採用しました。
詳しい説明は後ほどさせて頂きます。
・ボール配分
水晶4‐クイック3‐ポケモン通信2‐しんかのおこう2
元々はクイックボールが4でポケモン通信が1だったのですが、コストにするカードが意外にない点とこくばバドレックスVMaxになかなかなれないケースがあったため、1枚減らしました。
キャプチャーエネルギーを採用している事もあって問題はなく、むしろこくばバドレックスVMaxにアクセスする手段が欲しかったのでボールの配分はこれでいいかなって思っています。
・キャプチャーエネルギー
このデッキならではのカードです。
ネクロズマVとのシナジーがいい点、こくばバドレックスVを並べる事が出来る点、そして霧の水晶の依存度を下げる事が出来る点がかなり評価が高く、使用感もとても良かったです。
また、マホイップVMaxの技、キョダイホイッパーはエネルギーが対象のため、キャプチャーエネルギーをトラッシュに送る事が出来ます。
しかし、キャプチャーエネルギーによってダイガイストのパワーが足りなかった時があったので、1枚をホラー超エネルギーにしても良かったかもしれません。
今回意識したデッキは
・れんげきウーラオス
・黒馬マホイップ
・スイクンチルタリス
です。
この3つを意識しておけばあとは悪タイプを踏まなければある程度応用が効くだろうと思っていました。
ただし、悪パーフェクションや悪ニンフィアに入っているガラルファイヤーVを速い段階で倒せる事も必要だと考えていました。
ガラルファイヤーVの特性はターンに1回しか使えないため、先攻3ターン目および後攻2ターン目に倒せばエネルギーを0枚ないし1枚にする事が出来ます。
しかし、そのターンでガラルファイヤーVを倒す手段が既存の黒馬マホイップではマホイップV Maxとゲンガー&ミミッキュGXでしか倒せません。
さらに、マホイップV MAXはエネルギーをトラッシュするため、序盤で使うとエネルギーを枯らしてしまうため、なるべく序盤には使いたくない技で、ゲンガー&ミミッキュは相手の手札に依存するため運要素が強いです。
そこで採用したのがネクロズマVになります。
このカードは、対ガラルファイヤーVだけではなく、ミラー戦にも強いカードであると考えています。
まずはネクロズマVの上技、プリズムレイは、バトル場に加えてベンチのポケモン2匹にも20ダメージを与える事が出来ます。
これによってマホイップVMax、こくばバドレックスVMaxに1回乗せる事で、キョダイホイッパーに必要なエネルギーを1枚減らす事が出来ます。さらに、ゲンガー&ミミッキュGXに乗せる事でスペシャルレーザーの圏内に持ち込む事が出来ます。
そして、ネクロズマVの下技、スペシャルレーザーは特殊エネルギーがついていれば220ダメージを出す事ができます。
これによって、ガラルファイヤーを倒す事が出来ます。
さらにHP220はほとんどのVポケモンを倒す事が出来るため、あくのいましめフーパよりも応用力があります。
ミラー戦に強いと書いていますが、プリズムレイだけではありません。
先ほど、序盤にガラルファイヤーVを倒すためにはゲンガー&ミミッキュかマホイップVMaxのキョダイホイッパーでしか倒せないとお伝えしましたが、このネクロズマVも序盤はミラー戦においてはそのポケモンでしか倒せません。
つまり、このネクロズマVを倒す手段が少ないです。
さらに、相手がマホイップVMaxで倒してくると、相手の場にエネルギーが空になるケースがほとんどのため、次の番に此方がかざりつけをする猶予があります。
仮に相手がボスの指令などを使ってこくばバドレックスVなどを倒してきた場合でも、キョダイホイッパーの場合はエネルギーがより枯れるため、その間にネクロズマVのスペシャルレーザーを押し付ける事が出来ます。
結局、サイド3-3プランが立てれず、間に2枚のポケモンを挟むケースになります。
よって、ネクロズマVはミラー戦にかなり強いのではないかと考えられます。
と、色々考えて大会に望んでみたものの。。。
実際の試合では、初戦にボスの指令をオクタンに使うべき場面で使い忘れてしまい、相手のインテレオンVMaxがキョダイレンゲキを撃って、返しでマホイップVMaxで倒すものの、HPが残り少ないこくばバドレックスVMaxにヨガループでターンを渡し、キョダイウズマキをダメージの負ったマホイップVMaxが受けて3-3で取られて負けてしまいました。
その後はパッチラゴンパーフェクションモココ、減ったと思っていたれんげきテンタクル、雪道ゲンガーという風に意識していない相手と当たってしまい1‐3でドロップという結果で終わりました。
翌日にアドバンテージ大須店のジムバトルでは4‐1という結果で2位になれたので、気軽にプレイする事とデッキ自体は悪くなかったんだなと思いました。
メンタルを鍛える事を勧められたので、おすすめの鍛え方があれば教えて頂けると嬉しいです。(と言いつつも自分で色々調べています笑)
今回2回目の大型大会でしたが、反省点は色々とありました。
まずはデッキ選択に迷いが生じた事。
さらに競技意識が強すぎて大会の中でポケモンカードを楽しむ気持ちを忘れていた事。
プレイをする際に少し時間を置く事(プランの整理をする)。
などがありました。
次はきっと上位に入れるよう頑張っていきたいと思います!
よろしければTwitterフォローや記事の購入をして頂けると幸いです。
もしこの記事に関するご質問や感想などがあればDMにまでお願い致します。
@sharkturtlesv
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?