シティリーグシーズン4 【ベスト4】 サンダースVMAXデッキの選択経緯、メンタルトレーニング?
ヒスイ!(アローラな感じで)
普段は関西でポケモンカードをやっております。
サメです。
最近はさめっそんという名前でも活動しております。
「チーム青犬」のキャプテンであり、【とびひざげり杯】及び【ずつき杯】というリモート大会で運営及び解説をさせて頂いております。
今回、シティリーグシーズン4でベスト4という結果を残す事が出来ました。
これまでの公式大会で予選突破をした事がなかったので、初の実績となります。
これまでの公式戦での戦績
2019シティリーグシーズン3 使用デッキ「ウルネク」
3‐3 46位/128人?
2020シティリーグシーズン1 使用デッキ「超カラマネロ」
2-4 78位/128人?
2020 CL愛知 使用デッキ「三神コケコ」
2‐3 776位
2020シティリーグシーズン2 使用デッキ「コケコドール」
3‐3 62位/128人?
2020シティリーグシーズン3 使用デッキ「コズガ」
2-4 75位/128人?
2021‐22シティリーグシーズン1 使用デッキ「FTBコズガ」
3‐2 9位/54人中
2021‐22シティリーグシーズン2 使用デッキ「FTBコズガ」
2-3 17位/49人中
2021‐22シティリーグシーズン3 使用デッキ「悪パーフェクション」
1-3 17位/31人中
2021 PJCS 使用デッキ「黒馬マホイップ」
1-3 977位
2021‐22シティリーグシーズン4 使用デッキ「サンダースVMAX」
3‐1 予選3位/30人中 本戦準決勝負け ベスト4
※この記事ではデッキリストや採用理由などは別記事があるため公開致しません。
記事に関しては 2.参考記事にリンクを記載しています。デッキリストを知りたい方はそちらをご覧頂ければと思います。
本記事ではシティリーグまでにやっていた事をメインに、デッキ選択経緯なども含めてお話出来ればと思います。
もちろん、結果を残した理由の一つとして、当日の運が良かったというのもあったと思いますが、デッキ選択の経緯や当日までにやっていた事をお伝えし、今シーズンのシティリーグに関わらずこんな考え方があるんだと参考にして頂けると幸いです。
1.使用デッキ
今回私が使用したデッキはサンダースVMAXです。
サンダースVMAXの主な特徴としては、やはり技ダイジンライですね。
技ダイジンライは条件付きですが、2エネでバトル場のポケモンとベンチのポケモン1匹に100ダメージを与えるという破格のパワーを持っています。
さらに、どうぐエレメンタルバッジをサンダースVMAXにつける事で雷エネルギー1枚でダイジンライを使う事が出来ます。
2.参考記事
今回のデッキはアブさんの記事を参考にし、デッキ考案者であるはるちゃさんと相談した上でカードを入れ替えて59枚共有しました。
アブさんの記事はこちらになります。
既に記事があるのでこの場でデッキリストに関する話は割愛させて頂きます。
3.シティリーグまでにやっていた事
今回のシティリーグはシーズン4です。 シーズン4の直前にCL京都があり、自分はその1週間後にシティリーグでした。
やっていた事をお伝えすると
環境分析
色々なデッキを握って遊ぶ(デッキ選択経緯)
メンタルトレーニング
の大まかに言うとこの3点です。
3‐1環境分析
CLを見た上で環境を分析すると自分はこのように思っていました。
来週のシティリーグの予想(CL当日編)
・圧倒的なミュウVMAXの数
・白馬バドレックスは構築がある程度定まっているため使用者は増える
・連撃テンタクルの増加が予想される
・ゲンガーVMAXが勝てていなかったため、減っていくと予想される
・ルカメタの立ち位置が良いが、増加する傾向にはならない
・三神ファイヤーもある程度存在する
・クワガノンは一発屋?
ゲンガーVMAXが減少するなら、ベイキン杯で使用した三神ザシアンファイヤーをvs白馬に寄せる、れんげきテンタクルに有利が取りやすいスイクン系統(白馬にするかどうかは悩んでいた)を使おうと思いましたが、平日のシティリーグの結果を見て自分の予想が大きく異なりました。
特に印象に残っていたのはコレです。
クワガノンは一発屋ではなかった
シティリーグでクワガノンデッキが上位に入りました。これによって自分の候補デッキがなくなりました。
少なくともスイクンVを使う事は出来ません。
白馬スイクンはパワーはあるものの安定感があまりないという考えのため、候補デッキにはなりませんでした。
三神ザシアンファイヤーに関しては6日水曜日のトレーナーズリーグでボロ負けしてしまい、先週の自分にとって使おうと思えませんでした。
(2戦して、vsミラー、vsベロベルトグソクムシャと前者は手札事故、後者に関しては滅多にないマッチを踏んだので割り切るべきだと思うのですが。。。笑)
しかし、そのデッキしか使っていなかったかというとそうではありませんでした。
3‐2 色々なデッキを握って遊ぶ(デッキ選択経緯)
他にもデッキ構築をして遊んでいたデッキがありました。
その中でも立ち位置が良くなりそうなデッキが以下の3つです。
・れんげきウーラオス
vsクワガノンに有利が取れそう?
ミュウVMAX以外にはある程度勝負が出来る
と思って握ろうか考えましたが、ミュウVMAXの存在が大きいですね。勝つ算段はあるのですが、負け越していたので候補デッキから外れてしまいました。
余談ですが、実際にクワガノンとやってみると有利とは限らないなと思いました。
当時の頭の中では有利が取れるんじゃないかという考えでした
・黒馬バドレックス
・ゲンガーVMAXの減少
・ミュウミュウ型にする事で三神ファイヤーに対しても勝負がしやすい
・もしかしたられんげきウーラオスが増加するかもしれない
・シャドーミストとナイトウォッチャーを使う事でvsクワガノン戦で勝負がしやすい
割と良さそうに思います。今週であれば使っていたかもしれません。
しかし、ミュウVMAX側のダイナバリアやミュウミュウでスタートした場合のプランの立て方が定まらない、スイクンVの序盤のブリザードロンドの返しで倒せない可能性があると課題が多かったので結局諦めてしまいました。
・サンダースVMAX
サンダースVMAXですが、最初に回したときはクイックボールで捨てるカードが分からない、回し方が分からないとなりました。
しかし、分からない中でも勝てている事が多かったです。
この時はシティリーグの1週間くらい前だったと思います。
結局このデッキは分からないという気持ちでしたが、知らない間に理解しているという感覚がありました。
友人がサンダースVMAXを使っていた時のプレイングを見て、プランに悩んでいる際にこうじゃないか、要求を考えるとこのプランの方が良いのではないかと話せた事です。
この感覚を自覚した事で「これなら大会で使える!」となったためデッキ選択に至りました。
このデッキは白馬スイクンやクワガノンに有利が取れて、三神ファイヤーやミュウVMAXもお互いの構築やプレイング次第で互角以上に勝負が出来ます。
さらに相手はこのマッチを基本的に想定していないと思います。
恐らく、自分が困るか相手が困るかを考えると基本的に相手の方が困るのではないかと考えました。
vsミュウの中でも一番当たりたくない闘ミュウもvsクワガノンもある程度対戦していた
vs白馬スイクンもJCSが終わってから1か月以上煮詰めていたため、ハードルの高さや要求はある程度想定できた
vs三神も同じように煮詰めていた
この事からマッチする可能性のあるデッキのプランはある程度想定出来ると思いました。
問題点を提示すると、ルカメタザシアン、れんげきウーラオスにはなかなか勝てないという点ですが、環境分析でお伝えした通り先週から見ると数は少ないという読みでした。
記事の作成者であるアブさん、デッキ考案者であるはるちゃさんが所属しているtwo ringというサーバーで対戦している時にプレイしているのを見て下さって対戦後の感想戦でアドバイスを沢山頂きました。
チームメイトからもこのデッキで良いんじゃないかと言ってくれたのもあって不安なく使う事が出来ました。
ここまでをまとめると、普段から色々なデッキを使い、環境を分析し、数日前でも変えられるようにしておく。
というのをやっていました。
そして一番 「?」となるであろうメンタルトレーニングです。
3‐3メンタルトレーニング
まず前提の話として私はメンタルが弱いです!
過去の話ですが、CL愛知ではサンダーマウンテン◇を次の番に貼ろうと思っていたら頭が真っ白になってしまい、いつの間にか手札から貼っていました。
また、PJCSでは、ボスの指令を使っていれば大きく有利になれる場面で頭が真っ白になって技宣言をしてしまいました。
他にもシティリーグで予選落ちした話などもした上で普段練習してくれている人達から言われた言葉がこれです。
「実力はあると思うのにどうして結果を残せていないのか?」
「メンタル鍛えてみたらどう?」
というお言葉を頂き、メンタルトレーニングを始めました。
図書館に行ったらこの本を見つけて読んで実践しました。
実際に読んだ本がこちらになります。
No.1メンタルトレーニング 西田文朗
(amazonより引用)
内容をそのままお伝えする事は出来ませんが、ポケモンカードに置き換えてお伝えします。
大会(ポケモンカード)を楽しむ
とにかくコレです。楽しむ気持ちを持てる習慣をつけるようにしました。主にこの3点がポケモンカードの中での不安要素だと思います。
・強豪プレイヤーと当たった時
・ピンチな時
・普段の練習でなかなか勝てない時
・強豪プレイヤーと当たった時
会場に行くと あっ!〇〇さんがいる!ってなる時ありますよね。
もしも当たった時に
「どうしよう」、「どうせ勝てない」と思うのではなく、「負けないぞ!」「大丈夫!」と思って対戦出来るような気持ちを作っていました。
このように思えたのはチームメイトやtwo ringの方々やりん通の方々と練習する中で身につける事が出来たと思います。
チームメイトの中でもシティリーグで予選を抜けていたり、非公認大会で上位に入っていたりというプレイヤーがいるので、練習環境は充実しているように思っています。
・ピンチな時
「やばい」、「困ったなぁ」と思うのではなく、「まだまだここからだ!」「まだ勝ち筋はある!」と思って練習していました。
ここまでやって負けたら爽快に思えた事もあって、この気持ちで練習した事でネガティブに考えずにポケモンカードが出来るようになりました。
最近は対戦後に「まあ頑張ったよね」ってよく言ってる気がします笑
余談ですが、リセットスタンプが好きな理由の一つはココからかもしれないです笑
実際に決勝トーナメントでプレイミスをしてしまいました。
あー間違えたー。となりましたが、数秒後に仕方ないからこのプレイに切り替えるか。
と臨機応変にプレイが出来たのも「やばい、どうしよう」ってならない習慣をつけたからだと思います。
おそらく以前の自分だとあの状況に陥った時はパニックになっていました。
・普段の練習でなかなか勝てない時
「不利マッチと対戦するのが辛い」「ミュウVMAXが嫌だ、クワガノンが嫌だ」と思うのではなく、「不利マッチに勝てると面白いよね」「これらも含めてポケモンカードだから楽しい」 と思ってやっていました。
他にもありますが、とりあえずこれくらいにしておきます。
余談ですが、こんな事言いつつ、相手からクワガノン使ってと言われたのでクワガノンを使ったら クワガノンVが出てきて一生パラライズボルトをされた事があったので、その時はしょんぼりしちゃいました。
不快な気持ちにならないようにするというのを踏まえた上でお伝えするのですが、こうなったら不快な気持ちになるというのを覚えておくと回避する事が出来ると思います。
もし、今の練習環境の中で嫌な気持ちになる時があるって方がいらっしゃったら
・言える相手であれば言う
・言えない場合、相談できる人に相談する(主にチームリーダー)
・その場から一旦距離を置く
といった方法が良いように思います。
競技でやっていようが、趣味でやっていようが不快に思ってやらないのが一番な気がします。
私の件ではないですが
・教えてくれる人がスパルタすぎる
・正しい事を言っていると思うが、言い方がきつい
などがあったというのを聞いた事があります。
今思えば、部長や先生、監督といった人が嫌い、やってられないと思ったら不快な方向に進んでしまい良くない環境になってしまうというのが高校時代の部活の中であった気がします。
確かに、もし大会で負けたら怒られるからどうしよう などという外部からのプレッシャーが起こる事が考えられますね。
私自身、チームのキャプテン(いわゆるチームリーダー)をやっていますが、楽しくポケモンカードが出来て不快感を抱かないで話し合いが出来る環境を作れるよう心がけています。
もちろん、キャプテンとしてまだまだ力不足ではないかと思う事もありますが、人がいて出来るのがポケモンカードというコンテンツなので、練習環境を大事にしたいと思っています。
4.まとめ
これまでの話をまとめるとこの3点になります
・色々なデッキを触っておく
・環境分析をして何が良いかを考える
・前向きに考える習慣をつける、不快感を抱かない環境にする
4‐1色々なデッキを触っておく
強い方はデッキを10個、20個場合によってはそれ以上作っている印象です。
使わなくてもどんな手札になるか、事故率はどうなのかという点だけでも把握出来ていると良いですね。
4‐2環境分析をして何が良いかを考える
今回に関してはクワガノンが思っていたより上位に入っているというのがありました。
メタの対象に入れるべきデッキであるのが分かりますね。
ちなみにシティリーグでは予選および本戦で1戦もクワガノンと当たりませんでした笑
4‐3前向きに考える習慣をつける、不快感を抱かない環境にする
強い人と当たっても、ピンチな状況でも、普段の練習でも前向きに考える習慣をつけて、本番でも前向きに挑める状態にします。
不快感を抱いてしまうと、外部からのプレッシャーの中で大会に挑んでしまうので不快感を抱かない環境を作れるようにします。
リーダーだけではなく、メンバーも作る側です。
自分はこれからも楽しくポケモンカードが出来るようにしたいです!
ここまで見て頂きありがとうございました!
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サメ さめっそんさん (@sharkturtlesv) / Twitter