ディズニーランドパリ🇫🇷でパリコレファッションショー開催!なぜパークで…?
今日は、9/23〜行われていたパリファッションウィークについての話題です👗
え、ディズニー関係なくない?と一瞬思われたかもなのですが、なんと今回、ディズニーランドパリ史上初!現地時間の10/1に、ディズニーランドパリでファッションショーが行われたのです👏
ファッション界隈の記事では、カイリー・ジェンナーが登場したことで話題沸騰してましたね。
今回、ファッショショーを行ったブランドは、COPERNI(コペルニ)という、常に進化し、アイデアや視点を提供するという思想を持ったブランドです。
私も最初はディズニーとの関連性が見えなくて、ん?😟となったのですが、調べてみるとディズニーの革新性や、常にアップデートし続ける考え方とリンクしていて、結構面白かったのでお話ししてみようと思います。
COPERNI(コペルニ)とは
語り始める前に、COPERNIがどんなブランドなのか、ご紹介してからの方がわかりやすいと思うので、簡単にお話ししようと思います。
実はわたくし、少し前まで某パリコレブランドで働いていたのですが(笑) 管理部門のお仕事でしたので、にわか知識しかございません!すみません!!(笑)ファッションセンスのカケラもございません!!
なので、知識不足の点はご容赦ください🥹🙏
(詳しい方がいましたら、コメント欄で追記をお願いします🥺)
Coperni(コペルニ)は、フランスのパリを拠点とするファッションブランドで、シャネルやバレンシアガで経験を積んだ、バスティアン・メイヤー(Sebastien Meyer)とアルノー・ヴァイヤン(Arnaud) Vaillant)によって2013年に設立されました。
ブランド名の由来は、16世紀の天文学者ニコラウス・コペルニクスからきており、その名前が示すように、常に進化し、アイデアや視点を提供しています。そういった背景からもデザインは、空間や時間の概念に基づいて、革新的なカッティングやシルエットを特徴としています。
また、「デジタルネイティブ世代に向けた実験的なコレクション」を提案しており、ミニマルなラインとコンパクトなシルエット、単体で美しい“プロダクト的”なアプローチが強みでもあります。
最近は、「テクノロジーとファッションの融合」がテーマにされていて、商品や過去のファッションショーが面白いんですよ!
これ、何かに形が似てませんか?
そう、iPhoneのスワイプボタンから着想されたデザインなんです。
Wi-Fiをモチーフにしたデザインもあります。
2020年SSのコレクションは、パリシャンゼリゼ通りのApple Storeで行われたりと、今の時代、デジタルとファッションの融合を表現し続けているブランドなんです。
その他のコレクションも面白いのでぜひ見ていただきたいのですが、止まらなくなりそうなので、ここでは一旦紹介を控えます😂
なぜディズニーでファッションショーをしたの…?
デジタルとファッションの融合、時代やZ世代の表現をしてきた革新的で面白いブランドなのだなーと分かったところで気になるのは、なぜディズニーでファッションショーをしたの?ということですよね。
デザイナーのヴァイヤンによると、「ディズニーのチームから、新たなプロジェクトに取り組みたいと打診があった」と語っています。
そして、ディズニーとの打ち合わせの中で、もう一名のデザイナーであるメイヤーが「パークでショーをやったらどうか」と提案したのだとか。
「もちろん、これは魔法の杖を振り回して「ビビディ・バビディ・ブー」と言えば済む話ではありません。ご想像のとおり、承認はたくさんありました。さまざまなチームのさまざまな人と話をして、ようやくイエスと言ってもらえたんです」と、やはりディズニーとのコラボは大変だったとも語られています😂
ショー実施前のインタビューで、デザイナーのヴァイヤンは、「ディズニーのグラマラスな側面と若々しい側面の両方を取り入れるつもりです。それから、テクノロジーも。ディズニーでは、テクノロジーが非常に大きな役割を果たしていますから」と話していました。
なるほど!そこがCOPERNIの哲学と繋がるのか💡と納得。
イマジニアについて触れてくれていたのは、なんだか嬉しかったですねぇ☺️(誰w)
ディズニーらしいコレクション
ディズニーコラボらしいコレクションがたくさん登場していました!
プリンセス、ヴィランズのようなディズニー!キラキラ!憧れ!というようなスタイルから、若者がディズニーのファッションを日常に落とし込んだようなスタイルまであり、素敵なコレクションだなと感じました☺️
個人的に気になったのは、こちら。
ん…?ピンバ…?
違うかw
そして、Dヲタがこぞって買いそうなのはこちら!
上手くスクショできなかったのですが、ハートトートバッグのミッキー版も可愛かった🫶
どれも素敵でしたが、やはり一番印象に残ったのは、カイリー・ジェンナーかな…
ディズニーの素晴らしいテクノロジーと、コレクションの美しさと、カイリー・ジェンナーの美しさ全てが融合されていて、鳥肌が立ちました。
やっぱりすごい!イマジニアの素晴らしさ✨
コレクション自体ももちろん素敵なのですが、やっぱり、何よりも、イマジニアの技術ですよね!!ぜひYouTubeを見ていただきたいのですが、美しいコレクションの舞台を作り上げている、照明、プロジェクションマッピング、音響、噴水、花火全てが調和していて、画面が綺麗すぎるんですわ🥹
普段、ディズニーでショーやキャッスルを見る時って、「ディズニーのショーだなぁ!すごいなぁ!」という視点で感動すると思うんですよね。
でも、こうやってファッションショーと組み合わさったことで、改めて芸術だなぁと思わされました!
スクショでは限界があるので、ぜひ動画をご覧いただきたい!!
個人的な感想
ショー中に流れていたのが、眠れる森の美女だったというのも個人的にはとてもよかったです!
パリのキャッスルは眠れる森の美女がモチーフだから、そりゃそうだろう。とも思うのですが、
私は他にも意図があったと思う。
「ディズニーのチームから、新たなプロジェクトに取り組みたいと打診があった」という点からも、何か新しい取り組み、魅せ方をしたかったわけじゃないですか。
夢の国、ディズニーの世界観としてショーや建築、パレードを楽しんでもらうはもちろんですが、このファッションショーを行うことで、ディズニーの芸術性の高さを、再度認識させられたような気がします。
そして、その芸術の裏には、イマジニアという各分野での最高の技術者たちがいて、ウォルトディズニー社は、ウォルトが創り始めた100年前から、常に高い芸術性を表現するために技術を革新させてきたのだという、ディズニー社からのメッセージに見えました。
そのメッセージを伝えるという目的が、今回、COPERNIという常に進化し、アイデアや視点を提供するという思想を持ったブランドとコラボした理由だと思ったのです。
眠れる森の美女は、チャイコフスキーのバレエ音楽をアニメーションと融合した作品です。
(ファンタジアとはまた違い、当時、ディズニーランド開園に、万博にと忙しすぎた裏事情もあるとどこかでチラッと聞いたことがあるけれど、それは置いといて…)
そういった点で、クラシック音楽とアニメーションの融合にチャレンジし、ウォルトの想いが入った、芸術性の高い作品である、眠れる森の美女が流れているというのは、奥深いなと私は思ったのです。
おわりに
みなさんは、今回のショーをどう感じましたか?
どのように解釈しましたか??
ぜひみなさんの感想をコメント欄で教えてください😙
ちなみに、COPERNIのインスタではショー開催前の予告が投稿されていて、それも可愛いのでぜひご覧ください🫶