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ウォルトが最後に手がけたアトラクション、カリブの海賊🏴‍☠️

みなさんはディズニーランドのカリブの海賊は好きですか??

私は大好きです☺️

子供の頃は怖かったけど、
独特のプールの匂い、世界観、
異国、異世界に行けるあの感じが好きだった。

子供の頃から三半規管が弱かった私は、
カリブの海賊に乗った日の夜は、必ずカリブの海賊に乗っている夢を見るんです。

で、決まって、
大砲でバンバン撃ち合ってるあのシーンで船から落ちるの😂

このシーン☝️

恐怖🫨ww


そんなカリブの海賊、実はウォルトディズニーが手がけた最後のアトラクションだったんです!

今ではあるのが当たり前、ボートライド型も当たり前になっていますが、当時としては超革新的でした。カリブの海賊の成功が今のアトラクションの形を作ってきたといっても過言では無い!!

乗るだけではなくて、裏話を知るともっとアトラクションが好きになるはず🫶

今日はそんな、カリブの海賊のBehind the sceneをお話しします🎬


アトラクションの始まり

「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、1967年3月18日、アメリカのカリフォルニア🇺🇸アナハイムのディズニーランドにオープンしました。

当時の人気は凄まじかったらしい。

カリフォルニアだけではなくて、フロリダにも作ってくれ!!とリクエストが殺到したそう。

瞬く間に世界中のディズニーパークで最も象徴的なアトラクションの一つとなりました。

カリブの海賊は、その後のディズニーパーク全体に影響を与え、映画シリーズとしての成功も収めました。


最初はウォークスルー型だった!?



カリブの海賊は、ウォルト・ディズニーが自ら監修した最後のアトラクションの一つであり、その起源はディズニー自身にまで遡ります。

当初はなんと、18世紀の海賊の歴史をテーマにしたウォークスルー型の蝋人形館として計画されていたそうなんです!
(歩くのはちょっと怖くない??🫨笑)

たしか、ウォルトが海賊に憧れていただか、何かのエピソードを聞いたことがある気が…(今後、出典を見つけたら付け加えます)


ちょうどニューヨーク万博で「イッツァ・スモール・ワールド」を作ったあとだったこともあり、ボート型ライドのテクノロジーが進化していたことと、

オーディオアニマトロニクス(本物の人間のように動き、声と連動するロボットのこと)の成功により、ボートライド型のアトラクションになりました。

印象的な曲は、ディズニーのアニメーターが作っていた…!


静かなバイユー(沼地)のシーンから始まり、海賊だらけの冒険へと進むこのアトラクションでは、精巧なセットと魅力的なストーリーテリングが特徴ですよね。

そして、ふふ🤭と笑ってしまう海賊たちと、
一度乗ったらしばらく離れない曲。

実は、カリブの海賊の脚本と、歌詞を担当していたのは、ザビエル “X” アテンシオ(Xavier “X” Atencio)というディズニー映画のアニメーターなんです!

元々は、アニメーターとしてディズニーで働いていた人。そこから、パークの開発部門に異動し、アトラクションの制作に携わったそう。

https://d23.com/walt-disney-legend/x-atencio/


彼の功績はこんな感じ。

▼アニメーターとして
・ファンタジア
・メリーポピンズ
・ノアの方舟、他多数

▼イマジニアとして
・カリブの海賊の脚本、作詞
・ホーンテッドマンションの脚本、共同作曲
・スペースマウンテン
・スペースシップアース(エプコット)
・メキシコパビリオン(エプコット)など


アトラクションはただの展示だけではなく、ユーモアが大事👌
それをディズニー映画のアニメーターが脚本家として作っていたんですね!だからストーリーがあって面白い…


とはいえ、元々はアニメーターなわけで。まさか作詞家になるとは思っても見なかったことでしょう。

この驚き人事に関してもウォルトらしいというか、ディズニーらしいというか。
個人的にはこういうところがディズニーの好きなところです🫶

He once said, “I didn’t even know I could write music, but somehow Walt did. He tapped my hidden talents.”
彼はかつて言っていた。「私は自分が音楽を書けるとは思ってもいなかったが、どういうわけかウォルトはそれを知っていた。彼は私の隠れた才能を引き出してくれたのだ。」


世界各地での展開と独自の進化


アナハイムのディズニーランドでの成功を受け、他のディズニーパークでも「パイレーツ・オブ・カリビアン」が導入されました。

ウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダム、東京ディズニーリゾート、パリのディズニーランドなど、各地で独自のバージョンが展開され、特に上海ディズニーランドでは映画シリーズに密接に関連する新しいアトラクション「パイレーツ・オブ・カリビアン: バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー」が2016年にオープンしました。

上海のパイレーツは本当にすごい!!
観たことない方はぜひ、動画だけでも観てみてほしい!!


アトラクションの世界観が映画に!


今や、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」は超人気映画ですよね。

私はちょうど小学生くらいの時に映画が公開されたので、アトラクションが先だと分かっているのですが、Z世代たちは映画が先だと思ってたりしないのかな…??


「パイレーツ・オブ・カリビアン」のアトラクションは、2003年に公開された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のインスピレーション源となり、ジャック・スパロウ船長やバルボッサ船長などの新しいキャラクターを生み出しました。この映画シリーズは大成功を収め、ジャック・スパロウ船長をはじめとするキャラクターは、ディズニーパークのアトラクションにも登場するようになりました。


アトラクションが映画になる例は、今後いくつか出てきますが、完全にパイレーツが走りですよね。

元々人気だったアトラクションを超えて映画が人気になり、そのキャラクターがアトラクションに追加されるなんて!!


ディズニーは「シナジー」を大切にしている会社ですが、まさに、映画とテーマパークのシナジーを体現している例だと思います。




時代に合わせて、カリブの海賊内でも女性活躍が促進されている


実は、時代を反映して、
微妙に中身が変わっていることをご存知でしょうか…?

さすが、イマジニア。芸が細かい!!

例えば、このシーン。

元々は女性が売り飛ばされるシーンだったはずなのですが、男女平等の流れを受けて、女性のリーダーが立つようになったんです!

写真がなかった、ゴメンナサイ


あと、写真がなかったので、みなさんの記憶を掘り起こして欲しいのですが、海賊たちが女性を追いかけ回しているシーン。最後の3人目?は強めな女性でホウキで海賊を追い回してる、あのシーンです。

この絵から記憶を呼び起こしてほしいww

あれも少し変わってるんですよね。
昔はなかったのですが、今は、女性たちが片手に食べ物を持って逃げてるんです。


女性を追い回すのではなく、食べ物を奪おうとしているシーンになったと。


それを聞いた時、私は感動しました…

イマジニアの想像力、ディズニーの時代への適応力、、、すばらしすぎませんか??


パイレーツの新しい施設が追加に!!


そんな、時代を超えて人気のカリブの海賊🏴‍☠️

2024年、ウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダムに、パイレーツオブカリビアンをテーマにしたラウンジがオープン予定なんです👏👏

まさに、映画のシーンみたい!



時代に合わせた変化と、映画のシナジーを利用することで、長年愛されるアトラクションになった、カリブの海賊。

今後、どんな展開になっていくのか楽しみですね!


おわりに


いかがでしたか??
アトラクションを楽しむだけももちろん楽しいけれど、こういった裏話を聞くとより楽しめますよね☺️

もっともっとディズニーの奥深さを知って、好きになってくれる人が増えると嬉しいです☺️

Disney Parks Blog

https://disneyparksblog.com/disney-experiences/yo-ho-yo-ho-the-pirates-conquest-from-disneyland-to-the-big-screen/

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