【考察】未来を切り拓き、Reach For the starsが叶えた4つの夢
東京ディズニーランドで新しく始まったキャッスルショー、Reach For the stars✨
今回のショーは、マーベルなど今まで東京ディズニーリゾートに出てこなかったキャラクターがたくさん登場したこともあり、話題になりましたよね!
みなさんはもう観ましたか?
私は早く観たくて、現地に行くより先にYouTubeで観てしまいました😂
私はいいショーだと思いました🥹
今まで日本でメインとして出ることが少なかったキャラクターが長尺で出ていたり、なにより曲が好きでした!最近、いわゆる日本のショーだな〜という曲というより、海外パークの曲調に近いものが続いてる気がしていて(?)、個人的に好きなんです!
40thのLiving in colorとか。
今日は、そんなReach For The Starsの曲についてと、私が読み取ったこのショーのメッセージについて語ろうと思います☺️
今回の記事は、ショー内容をネタバレしたくない方はそっと閉じていただければと思います🙏
Reach For the starsの魅力
まずは、私が感じたReach For the starsの魅力から。下記の点を魅力に感じました!
曲が好き!!海外パークぽい感じの曲調で、歌詞とナレーションのメッセージで涙腺崩壊
今まで日本ではメインとして出てこなかったアニメーションが登場していて、しかも少し出るだけではなく尺が長いこと
それが、Reach For The Stars「手を伸ばせば夢を掴める」というメッセージにリンクしていると感じられること
マーベルなど東京ディズニーリゾート初登場のキャラクターが登場したこと
プロジェクションマッピング、ライティングの技術が進化+花火の綺麗さ
曲の詳細について
▼歌詞とメッセージ
まずは、このショーのメッセージを読み解くために、ナレーションと歌詞を見ていきましょう。
このショーで伝えられていることは、
というメッセージです。
子供の頃は、
誰もが自由に夢を思い描いていたと思います。
しかし、何度も挫折を繰り返す中で
大人になるにつれて現実を知り、
いつの間にか、大きな夢なんて持たなくなった。
いや、持たないように諦めるようになった。
何を隠そう、
まさに、今の私がこの状態だったので
メッセージがズサっと心に刺さりました…
ぜひ、曲やYouTubeを聴きながら、
以下のナレーションと歌詞を読んでみてください。
あなたは、どこで涙腺崩壊しましたか??
私は、一文目の、
あまりにも大き過ぎて、追い続けられなかった夢はある?
と、三文目の、
その夢、その君の心の中にある魔法が、
もし君が動き始めることを、
ただ待っていただけだとしたら?
で泣き始め、
時には信じる心を持って動き始めることで、
飛び立つことができるんだよ
で、嗚咽でした。早すぎwww
つい涙が出てしまった方は、
あなたはどこで涙腺崩壊したか、ぜひメッセージ欄で教えてください☺️
ここで終わっても良いくらい感動が伝わったと思いますが(笑)まだ続けされていただきますっ!
▼曲調
私は各国のパークごとに曲調に特徴があると思っていまして、これはいい意味で、なのですが、
日本は、お母さんといっしょみたいな、みんなで楽しく踊れるような曲調のパレードが多い気がしていて。(上手い比喩が見当たらなかった🥲笑)
例えば、私が大好きなハッピーハロウィンハーベストとかのようなイメージ。
それか、我らがMISIA様の君の願いが世界を輝かすや、シー・オブ・ドリームスのような、夢の国感たっぷりな壮大な曲調が東京のイメージ。
それに比べて海外パークの曲調は、カリフォルニアディズニーランドのMagic Happensや、Disney channelの曲のようなダンスフロア調というのでしょうか?イケイケな感じの曲が多いように個人的に感じています。
Living in Colorに続いて、今回のReach For The Starsも、海外パーク寄りな曲調で、私はすごく好きでした🥰
曲調が違うということで、誰が作ったのだろう?🤔と気になり調べてみたら、
なんと、ここにも「手を伸ばしたら夢を掴める」のビハインドストーリーがあったんです!
それを説明するためにも、作曲者を紹介します。
作曲者
今回の作曲者は、Chris Sernelと、
Grayson DeWolfeの2名で共同作曲されています。
調べた感じだと、2名とも、パーク音楽の作曲という面ではまだ作品が少ない?という印象を受けました。
(ここら辺、詳しい方いたら教えて🥺🙏)
▼Chris Sernel
まず一人目のChris Sernelさん。
Oh, Hush!という名前でも知られている、
アメリカのアーティストです。
グラミー賞にノミネートされたプロデューサーでもあり、ディズニーチャンネルの番組でいろんな曲を作っているみたい。
パーク音楽としては、ディズニーランドパリの「Ready for the Ride」を作っています。
ディズニーチャンネルの曲は下記の通り。
▼Grayson DeWolfe
2人目は、Grayson DeWolfeさん。
ご本人のLinkedinの情報によると、音楽プロデューサーの経験と、広告代理店での経験があるみたい。
この2つの経歴を融合させ、クライアントや音楽監督、編集者にとって理想的な音楽家になったと自身で語っていました。
アメリカン航空のキャンペーン、テレビ番組、ESPN、アマゾン、ウォルマートなどのキャンペーンで使用されているようです。
ディズニーでの作品は、ディズニーランドパリのショーである、Alice & The Queen of Hearts: Back to Wonderlandがあります。
Reach For The Starsが叶えた夢
▼作曲家の夢を切り拓いた
Grayson DeWolfeについて調べていると、彼自身の夢溢れる言葉がたくさん出てきたんですよね。
例えば、こんな言葉がありました。
音楽に対しての情熱と、夢、
夢を実現するための熱量みたいなものが伝わってきて、「可能性を切り拓いている人」
まさにReach For The Starsではないか!
と思いました!
それから、先日投稿されたインスタポストもグッときたんです☺️
以下、内容を抜粋した日本語訳です👇
彼自身も、ディズニーのために曲を書くことを夢見ていて、それを実現したのですね!
なんだかその話を聞くと、「時には自分を信じて、星に手を伸ばして夢を掴む」というメッセージがより感動的に見えてくる…🥹💕
レジェンドたちの作品も勿論、大好きだけど、
制作陣にも新しい風が吹いているところが、
「可能性を切り拓く」というメッセージとリンクしていて素敵だと思いました。
▼キャラクター達の夢を切り拓いた
今まで日本ではメインとして出てこなかったアニメーションが長尺で登場しているのが、このショーの特徴。
ヘラクレス、メリダ、カールじいさん、ウォーリー、そしてマーベル!
ヘラクレス、メリダが序盤に長尺で出てくるなんて、初めて観た時は驚きすぎて叫びました(笑)
ここら辺のキャラクターって、メインテーマ曲が流れてる中で、スッと通り過ぎていくことが多かったじゃないですか🥹笑
それが、メインとして出ているぅ🥹
しかも、そこ!?というシーンが多く使われてませんか?
ブルーノではなくて、ミラベルとルイーサの場面だったり。
カールじいさんで、よく出てくる序盤のエリーとの結婚生活のシーンではなく、冒険に出た後、たどり着いたところのシーンだったり。
各アニメーションにおける「手を伸ばして、夢を掴む」シーンが厳選されてるところがまた良い。
そんな、東京ディズニーリゾートではあまり目にしてこなかった名シーンが次々に出てくるというのにも意味があるように思いました。
見慣れたキャラクター達と、ストーリーではなく、あえて今まで日本に出てこなかったキャラ達が登場することで、「夢を追い求め星に手を伸ばせば、未来を切り開いていける」未来を切り開く様子が伝わってくるというか…
名作なのに何故、日本ではメジャーではないんだ!?というキャラクターを前面に出してくれたところが、キャラクター達やアニメーター、Dヲタ達の夢を切り拓いてくれたと思ったのです。。
▼ウォルトディズニー社の未来を切り拓いた
マーベルを日本で、というのもある意味、ディズニー社にとって切り拓くことだと思います。
現実的なことを話してしまうと、
ディズニーはIP(知的財産)のビジネス。
世の中に愛されるコンテンツが多ければ多いほど、各部門でシナジーが効き、ビジネスが広がる会社です。
そう言った視点から、今までは比較的弱かった、男性ターゲットを強化する目的で、スターウォーズやマーベルを買収し、ディズニー社のコンテンツとすることは、戦略として大きな柱の1つでした。
これは客観的に見ての話ですが、
海外に比べて、日本はその戦略が当たり切らなかったように思います。
映画自体は人気だけど、スターウォーズやマーベルが「ディズニーなんだ」というイメージがつくまでに、海外と比べて時間がかかったように思います。
それは、日本だけパーク運営がオリエンタルランドで委託という形を取っていることもあり、大人の事情が絡んだのでしょう。
ウォルトディズニー社と消費者=ゲストの一番影響力が大きいタッチポイント、
つまり、ディズニー象徴であるディズニーリゾートで、これらのキャラクターに全く会えなかったことも、大きな影響だったのだと思います。
(だって、最近までスパイダーマンはユニバにいたしね…)
それが、ついに解禁された!
これによって、スターウォーズ、マーベル=ディズニーというイメージが一気に上がっていくことでしょう。
それは、ウォルトディズニー社にとっても、未来を切り拓くことだと感じました。
▼イマジニアが技術の未来を切り拓いた
色々な方の動画を観ましたが、プロジェクションマッピングやライティング、花火の綺麗さには本当に驚きました。
わたくし、ワンスアポンアタイムも大好きでして。
終わってしまうと決まった時には大泣きし、真冬に地蔵してまで見に行き、
(そこまでしたのに、後日フロリダでたまたま観られることになったという笑い話あり)
おうちでワンスが立体的に観れるグッズみたいなのもちゃんと買い、夜な夜なワンスを観ていたくらいのファンだったのですが、
当時と比較にならないくらい、映像、色が綺麗!
キャッスル脇にある塔2本のマッピングと、花火とライティングの融合がより綺麗に見えるようになっている…!
ベイマックスあたりのキラキラ感もすごく綺麗だったよぉ…
そういった視点で、イマジニアの技術者も未来を切り拓いたと思いましたね!!
おわりに
思ったよりも語りすぎてしまった…
YouTubeの動画を観ただけでこれだけ語れたので
実際に観たらどうなってしまうことか…
たくさんの人の前で
嗚咽が止まらなくなりそうです(笑)
ぜひみなさんの感想も教えてください〜!