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第2~4回のシャリバタ会議
前回の記事から圧倒いう間に4か月ほど更新が途絶えてしまいました。どうなったんだろうと思われた方も多いと思います。noteの更新は途絶えていましたが、しゃり版社会問題井戸端会議は正式に「シャリバタ会議」となって、第4回まで毎月開催されました。その概要をご紹介します。
第2回「あなたの居場所はどこですか?」
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第2回は「あなたの居場所はどこですか?」というトークテーマで家や学校・仕事場とは違う「第三の居場所」は何かの意見交流会が開かれました。スピーカーは、斜里町議会議員の小暮千秋さん、一社知床しゃりの平野麻莉絵さん、ネイチャーガイドの藍屏芳さんのお三方。各々の視点を通して考えた「居場所」について話してくださいました。
第3回「自分たちのまちを 自分たちで楽しく」
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第3回はシャリバタ会議のもとになった宮崎県三股町のコミュニティデザインラボ所長の松崎亮さんをお迎えして、「自分たちのまちを 自分たちで楽しく」というトークテーマで開催されました。
コミュニティデザインラボというのは、三股町の社会福祉協議会の中に作られた「実践支援研究室」です。昨今、行政における福祉の専門職や制度だけで地域の課題を解決することが難しくなってきています。そこで三股町では地域住民の方々と一緒に考えてアイデアを出し合い、デザインの力を借りることで課題解決の糸口を探ろうという試みを行っているそうです。
松崎さんは、かつては課題が先にあってそれを解決するための活動といった形でしていたことを、逆にやりたいことをやって楽しんでいる人が課題を抱える人とつながって自然と課題が解決されていく形にすることもできるようになるといい。そして何よりも大切なのは地域住民が楽しんで活動することだとおっしゃっていました。
その後、平野麻莉絵さん、村上晴花さん、松井由希さんがそれぞれの活動をお話ししてくださり、松崎さんとのトークセッションが行われました。
第4回「リアルな場づくり、キックオフ!」
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第4回は「リアルな場づくり、キックオフ!」というトークテーマで、前回から一転し実際に斜里で何ができるのかを町民のみなさんと一緒に考える回となりました。いくつかのグループに分かれ、こんなのがあったらいい、もしくはやってみたいと思っていることを自由に付箋に書き出します。
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出てきたアイデアはイベントごとや日常に不可欠なことなど実に多様でした。雑貨や駄菓子、野菜や惣菜などの販売、○○カフェ○○教室○○コンテストなどの催し物、あげれば切りがありません。たくさんのアイデアがある中でも通底してあるのは気軽に誰でも来れて交流ができる場でした。
次回からは、あげられたアイデアを実際に行うための拠点づくりについてお話ししていきたいと思います!