#4 初学者のための、Salesforce学習リソースおすすめしてみた(中編- Admin資格取得レベルを目指す)
お疲れ様です!sharewareです。
「(ガッツリというより、)とりあえずSalesforceを勉強したいと思った時に、何からはじめればいい?」
こんなことをよく聞かれます。
確かに、開発者でも管理者でもなくて、ビジネスでちょっと絡むだけ、の人もいるし、まだ違うけど勉強してみたい、という温度感の人もいます。
そこで、よくあるまとめとは一風変わってるのですが
"どんな人にも共通的に"序盤で知っておいてもらいたい情報ソース
を、独断と偏見で、Salesforceの学習ソースをおすすめしてみます。
前回の続きになります。↓今回は2からです。
Admin資格レベルの知識取得(短期)
前回までの流れで、Salesforceについて、標準的な活用方法やノウハウについて、ビジネス的な文脈でざっくり理解できたとします。
集中的に勉強していれば2-3日、スキマでコツコツでも1ヶ月あれば十分だと思います。
今回、その後のステップです。
せっかく勉強をはじめたなら、あとちょっとだけ頑張って、何かカタチにしたい、成果が欲しい、そんな風に思うかもしれません。
Salesforceの認定資格には、オンラインで受験できるベーシックな認定資格としてAdministrator資格(以下Admin資格)というものがあります。
きちんと対策できれば、"実務に入るのはこれから"という方でも取得できる難易度です。
とはいえ、資格取得は網羅的な知識レベルの確認プロセスとなるので、玄葉実務と紐付けることが中々難しい部分です。
むしろ、現場でのAdminアシスタント業務を経験されていたり、Salesforceの活用や営業マネジメントのイメージがついている方でも、Admin資格のスコープはカバーできません。
日常的なログイン/ロック解除や権限設定などのユーザ管理、画面カスタマイズなども登場します。
(むしろAdministratorの上位資格にあるSalesCloudコンサルタントの方が営業マネジメントの感覚を求められる設問が多くでます)
実際に合格を目指す場合は、独自の“試験対策“が必要になりますので、資格取得を目指す場合は、ある程度、対策用の勉強として割り切った学習と時間確保も大事になってきます。
個人的なおすすめ学習ルートを紹介します。
ハンズオンセミナーに参加
わたしは、コツコツ勉強するのがとても苦手です。
まずは手を動かしたいし、知識で入ってこないことがあれば、"やってみる"タイプです。
前回の記事でご紹介したようなSalesforce環境、どうやって作るのか?がざっくりわかって、手元で好きに壊して好きに遊べる環境が作れたら、勉強もはかどりそうじゃないですか??
そこで、意外と知られていないのですが、毎月2回ほど定期的に開催されているこちらのハンズオンセミナーをおすすめします。
shareware発起人の佐伯も定期的におすすめしています。
3時間ブロックして参加する必要があるので、ハードル高く感じますが、これを受ける前は"知っている/分かる"だけだったSalesforceが"自分の手元で動く、できる"ようになることを考えたらワクワクしませんか?
わたしもはじめてこのレベルまでできた時、「このシステム、自分でつくった」と友人に自慢してました。
受験ガイドを確認して座学
テストや勉強が大嫌いな人も、少しは机に向かう必要があります。
最小限にできるように、いくつかお伝えしていきます。
Salesforceの各資格については受験ガイドというのが用意されていて、出題範囲や配分などが明示されています。
つまり、対策ができます。
読むべき箇所は"試験概要"のセクションです。
"推奨トレーニングと参考資料"というセクションがあり、"やった方がいいのは確か"ですが、分量が多く、辛く感じると思うので後にしましょう。
ハンズオンを受けておくと、大体どのあたりのことを言っているのか、分かるものが5-6割はあるかなと思います。
前述のお役立ちリンクページなどから動画見るなどして、“大体どの機能のこと、どんな設定ができる箇所のことを指してるのか”が分かっていればOKです。
内容的には、実はサクセスナビはじめてガイドのStep4あたりに大体書いてありますので理解の足りない箇所があれば、まずははじめてガイドStep4内の単元で、学ぶのが、文章的にも絵的にも分かりやすいです。
模擬試験で対策
実は公式サイト上のコンテンツとして、Admin試験練習問題があります。
わたしは教科書を読んで〜問題集を解いて〜答え合わせして〜、という勉強がとってもニガテでした。
そんな方には問題を解いてから、その箇所を調べる、というやり方をおすすめします。
英語なので、Chromeの日本語翻訳をOnにすると読みやすいです。(わたしは英語苦手です)
翻訳で心が折れてしまう人は、日本のTrailbrazerの皆さんが翻訳/解説されたコンテンツがいくつか出てきますのでそちらを参考にするのも良いかもしれません。
模擬試験対策をするだけでも、勝率が20%は上がります。
これまでの勉強や、手元ではなかなか登場しなかった設定は試験問題を参考に暗記に近い覚え方になると思います。
この模擬試験ベースの勉強方法のいい理由はもう一つあって、
正解を調べるために検索すると機能やキーワードごとの公式ヘルプページを調べることになると思うのですが、
このヘルプに記載してある説明、表現、例を読んでおくと、実際の試験問題の呼吸が非常に掴みやすいです。
実際の試験問題で多くの方が悩むのは、「選択肢を消去法で絞って残り2つは日本語的にどちらも正解に見えることがある」といったもやっとした設問があることです。
その際には公式のドキュメントを読んで、出題者の意図としてどちらを主に伝えたいのかがうっすらでも分かっていることはとっても重要に思います。
ここまでやると、合格ラインに乗ってきます。
ただ、本社で作られ日本語化されている試験の癖もあるので、やはり1回は落ちる覚悟が必要です・・・
まずは勉強開始から2-3ヶ月したら一回受けられると、答えに悩んだ箇所を集中できに勉強できるようになるので、予算とスケジュールが許すなら気軽に受験してみたいところです。
とはいえ、、試験受けるからには極力落ちたくない、、もっとしっかり対策したい、、という方は公式の無料対策セミナーを受講しましょう。
既に2022年11月度のAdmin資格向け開催は終わってしまっていますが、定期的にお知らせがされています。
ここまでの勉強を進めたかたであれば、ニガテな講義も実りのある時間になること間違いなしです!
さいごに
初学者向けといいつつ、資格試験に関することを書いたので少し重たくなってしまいました・・・試験対策用の勉強リソースも本当にたくさん転がっているので、がっつり絞って選んでみました。
ただ、資格がとれなくても、出題範囲と向き合うことでSalesforceの基本機能や製品思想に触れられるため、今後業務でSalesforceに触れる機会があった際にも違った景色が見えるはずです。
ハンズオンでの自分の勉強用環境の取得は、非エンジニアの方でもシステムが作れる快感があり、本当におすすめです。是非そこだけでも、と思います。
■Salesforce AdminのためのDIYツールキット"shrareware" 事前登録募集中です!
引き続き、2023年に向けた、sharewareプロダクトの準備を頑張っています。
気になるだけ、の方も含めて事前登録を募集中です。
よろしければ、1ページだけの簡単なフォームからご登録ください。
優先的にご連絡を差し上げたり、ご意見を伺ったり、準備できたリソースを先出しでご案内したり、特典ごご用意したり・・・
色々と走りながら考えています!
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