【語ってみた#1】目指すはお互いのバイブスを感じあう温い(ぬくい)チームづくり。半田理人さんとシェアビレッジらしいチームづくりについて語ってみた。
はじめまして。澤正輝です。11月からキュレーターとしてシェアビレッジにジョインしました。
まずはシェアビレッジのことをもっと知ろう!学んだことをシェアしよう!ということで「語ってみた」シリーズを今日からはじめます。シェアビレッジに集まるキュレーターやコミュニティオーナーたちと焚き火を囲むような雰囲気で語っていきますよ。
第一回のゲストは半田理人さん。「温い(ぬくい)チーム」について語ってみました。温度感や空気感を感じながら読んでもらえたら嬉しいです!
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澤:今回は「温い(ぬくい)チーム」をテーマに選んでみました。まずはどんなイメージをもっているか、聞かせてもらえますか。
半田:スタートアップやベンチャーって、集まっている全員が高い熱量をもち、出口(Exit)を目指しながら全力疾走しているイメージがあるけど、ぼくたちは必ずしもそうじゃない。どちらかといえば「温いなー」って感じをもっています。
澤:極端に高いわけでもないし、低いわけでもない。まさに「温い」って感じなんですね。それをチームとしていかに作るか。いかに保つか。
半田:リズムを感じながら進んでいくんだよね。「温い」っていってるけど、ぼくたちはスタートアップとしてはじまったばかりだから、正直ちょっと温(ぬる)いんじゃないかと感じるときもあります(笑)。
澤:いま図らずも「ぬくい」じゃなく「ぬるい」という言葉も出てきましたね。例えばそう感じたときに、誰かを待つのではなく、自分で薪をくべたり、それに対して周りから「いまちょうどいいよ」「もうちょっとだけ冷ましてよ」ってリアクションしあえるチームだと、結果として「ぬくい」が保たれそうですよね。
半田:それはシェアビレッジの思想にもすでにあって、例えば薪をくべた人に対して「コミュニティコイン」を使いながら感謝を伝えていく。そんな仕組みを作ろうとしてるわけだから、もっとぼくたちもしていきたいですよね。
例えば何らかの余白があったときに、気づいて拾いにいける感度もそうだし、そうした人に「ありがとう」を伝えていける。お互いに乗っかりあい、お互いに言いあえる。そんな雰囲気づくりってめちゃくちゃ大事ですよね。
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澤:気づける。拾いにいける。それに対して喜びも悲しみもリアクションしあえる。そんな雰囲気づくりですよね。それをプレイフルにやっていく。
半田:まさにまさに。我々も生き物だから、状態が良いときもあればそうじゃないときもある。気づいたり、拾いにいくのがしんどいときもある。乗っかりあえる雰囲気はあるけど、まだちょっとドライかもしれない。もっとウェットにするために、お互いを祝福しあえる感じにしていきたいですよね。
澤:温度感ですよね。感度や嗅覚をもちつつ、いまはちょっとしんどそうな人がいたら代わりに拾いにいく。それに対して言葉をかけたり、コインで「ありがとう」を伝えていく。そんな感じですよね。
半田:うまく言語化できないこともありますからね(笑)。
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澤:いまも良いチームだと思うんですけど、さらにアクションもリアクションもしあえるチームになっていくには何を試したらよさそうだと感じてます?
半田:いまの自分。これまでの自分。シェアビレッジに関わるようになってからの変容。これを噛みしめつつ、みんなに明らかにしつつしながらやっていく。それができる場をチームとして持ちたいですよね。
澤:例えば週次のチェックインの時間はどうです?
半田:難しさはありますよね(笑)。自己を開示するような、腹を割るような時間は別のほうがいいのかも。数字を追うところは追いつつ、バイブスを感じるところは感じつつ。
澤:新しいキーワードが出てきましたね(笑)。バイブスを感じあうためには「半田さんはそう感じてるよ。」「けんたさんはこう思ってるよ。」というのをテーブルにのせたいですよね。ぼくたちはバイブスを感じあいながら歩むチームなんだという認識も持っておきたい。
半田:2021年4月の正式版リリースから半年が経ち、フェーズも変わり、澤さんと清田さんという新しいメンバーも入ってきたから、いまいちどお互いのバイブスを感じあいたいですよね。
高い熱量をもちながら走っていくのとはちょっと違う、新しいスタートアップのあり方をしているからこそ、お互いのバイブスを感じながら歩んでいきたい。
澤:ぼくたちもある種実験しながら歩んでいく。それをオープンにしながらやっていきたいですよね。
半田:オープンにしつつ、ナレッジとして整理もしていく。どちらも意識的にやっていきたいですよね。
澤:ですね。今日はありがとうございました!
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