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取締役就任のご挨拶と、協同組合型プラットフォームの歩みを振り返る

みなさんこんにちは!
Share Villageキュレーターの半田です。

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この度株主総会にて承認をいただき、シェアビレッジ株式会社の取締役になりました。とはいえ、これからやっていくこと、役割に大きな変化はありません。
が、一つ重たい肩書きがついて。改めてオーナーシップを強く持ち、Share Villageを牽引していきたいと思っている次第です。

私は、「年貢を納めて村民になろう」を合言葉に、秋田県五城目町の町村集落の茅葺古民家を”村”に見立て、コミュニティでシェアする仕組みで再生、活用するシェアビレッジプロジェクトの家守として、現場で村づくりを行ってきました。
(今も古民家の管理者、集落の自治会員として、地域活動を継続しています。)

プラットフォームになったShare Villageに実装された機能と、協同組合型で育むプラットフォームという在り方は、町村で得たコミュニティづくりの実践知と「あったらいいな」と思ったものを取り入れています。

例えば、

コモンズとしての茅葺古民家の維持・集落行事の担い手として参加してくれた人たちにどう感謝を伝え合えるか?→専用アプリでの交流機能とコミュニティコイン


他の場所で、同じような意思を持って活動している人たちとつながって、知見を交換しあったり、企画を立ち上げたり、人の交流が生まれたり、コミュニティづくりの泥臭い経験をシェアし合うつながりが欲しい
→協同組合型のプラットフォーム

など。
協同組合型のプラットフォームづくりについては、
コミュニティオーナーが一堂に会するMeet upイベントを10月に開催、オーナー同士の交流機会を作り始めたところです。

その中から、企画提案を頂いてトークイベントを共同で開催するなど、”協同組合型のプラットフォーム”としての進み方が見えてきた気がします。


Share Villageでは現在13のコミュニティが公開されています。
夏から秋にかけては、
問い合わせ件数が思った以上に伸びず、「コモンズのある暮らし」や「コミュニティをつくる」とか、「村つくろう」という言葉の世の中との距離も改めて確認でき、目指すところの遠さがより強く感じられました。チームとしてもしんどい時期だったと思います。

11月には新たにキュレーター2名(澤@島根県海士町、清田@静岡県沼津市)がジョイン。
プラットフォームの開発面では、12月からShare Villageの機能を他サービスでも活用可能にする「API開発」と、NPO法人ミラツクの独自アプリへの実装を開始。
キュレーター・開発チームからリリースされる企画・コンテンツが肉厚になればなるほど、コミュニティ立ち上げに関する相談・問い合わせ件数も増加しています。
確かな手応えを感じながら、2021年を終えられそうです。

手前味噌ですが、Share Villageの良さは機能面もさることながら、全国の様々なコミュニティや、場作りの知見を持ったキュレーターたちと一緒に、コミュニティを立ち上げたり、運営を行っていけるところにあります。
(キュレーターが語り合うnoteマガジン「語ってみた」ぜひご覧ください!)


来年は引き続き、参加コミュニティ数を増やすこと・コミュニティごとの成長を後押しすること、そして協同組合型のプラットフォームとして、コミュニティ同士が繋がり、交流し、育み合う仕組み作りにチャレンジしていきます。
この流れにぜひ乗っかってきてください!

皆で持ち寄って育む、“村”のようなコミュニティをつくってみませんか? コミュニティをつくりたい方、コミュニティに参加したい方はホームページをご覧ください!


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