五城目町のシェアビレッジ町村がリニューアルオープンしました!
改めまして、こんにちは!シェアビレッジ町村の新家守になりました、モイこと本田望恵です。
以前の記事でも取り上げて頂きましたが、新卒一年目でシェアビレッジにジョインを決意し、この家を守ることとなりました。
6月2日にシェアビレッジ町村のリニューアルオープンイベントも開催し、ようやく走り出したということで、今回は、皆さんに新しくなったシェアビレッジ町村について、少しお話ししていきたいと思います。
1. そもそもシェアビレッジ町村って?
シェアビレッジ町村は、秋田県の五城目町にある1882年(明治15年)に建てられた茅葺き古民家です。2014年より、弊社の丑田さんや半田さんらが「年貢を納めて村民になろう」という合言葉の元、この古民家を一つの村に見立てて地域内外の方々と村づくりを行ってきました。
しかしコロナ禍で人々の往来が厳しくなり、今までの歴史に幕を閉じることに。
2. シェアビレッジ町村と新家守
昨年の11月より、(はじめは学生インターン生として)前家守の半田さんと共に、この家の管理をしてきました。
水害によって生じた雨漏り被害の対策をしたり、大掃除したり。庭を手入れしたり、DIYをしてみたり。職人さんと共に屋根の葺き替えをしたり。
歴史のあるこの場所を手入れしていくにつれて、この家に対して、言語化できないくらいの安心感を覚えるようになりました。
長い時間変わらずに残っている、この古民家。
この142年間で何百人、何千人もの人々を迎え入れてきたかと思います。
時には、暮らしの場に。
時には、人々の交流の場に。
時には、何かの挑戦の場に。
時には、学びの場に。
時には、心を落ち着かせる場に。
今まで様々な人が、この古民家で思い思いの過ごし方をしていたと思うと、この家の偉大さ、包容力により惹きつけられるのです。
そして、私は「みんなの隠れ家」になれるような、
そんな場所にしていきたいと思うようになりました。
3. 生まれ変わったシェアビレッジ町村
リニューアル後は、シェアビレッジ町村 ~築142年のみんなの隠れ家~とサブタイトルを増やし、また新しい形で、この家を動かしてまいります。
余白時間を存分に堪能できる場所。
歴史のあるこの場所に身を委ねる。
火のゆらめきや鳥や虫の鳴き声。
心の緊張をほぐせるような仕掛けも家中に散りばめ始めています。
ウェルカムドリンクは県内のクロモジ茶とコーヒー。
香りを楽しめる秋田杉のアロマスプレーもご用意しています。
リラックス出来たところで、各々が気に入った場所でやりたいことをする。本を読んでも良い。自分を見つめ直しても良い。大切な方とゆっくりと対話をしても良い。
まさにみんなの隠れ家的な場所。
あえて余白を残して、みんなのやりたいを叶えられるような場所にできればと考えています。
実際に、リニューアルオープンイベントの際には、みんながこの古民家でやりたいことを募ってみました。
家の周りには植物がたくさんあるから植物図鑑を作りたいという子がいたり。お茶っこしたい(「お茶を飲みながら、おしゃべりをしようよ」という意味)という地域のお母さんの声もあったり。
音楽イベントを開催したい。
星空をひたすら眺めたい。
何もしないをしたい。
いろんな声をいただきました。
少しずついただいた声はイベントなどを通して、実現していきたいと考えております。8月には、余白時間を贅沢に使えるような宿泊付きのイベントも企画しています。こちらは、随時インスタグラムの方で発信していきます。
今までの良さを残しつつ、また新しい方々にも、シェアビレッジ町村を見つけていただいて、この場所でみなさんと一緒に新しい歴史を作っていければと思います。
4.今後の使い道
新しく生まれ変わったシェアビレッジ町村では、先に述べたイベントスペースとしての活用の他に①ご宿泊プラン ②日帰り体験プラン ③場貸しプランの3種のプランをご用意しております。皆様のご希望に合わせて、この古民家を活用していただけたらと思います。
ご宿泊プランは今までの一棟貸しに追加して、平日限定の素泊まり(個室以外は共有)プランの2種類をご用意しています。
ご予約サイトもございますので、ご検討されているお客様はぜひそちらもご覧ください。
繰り返しになりますが、インスタグラムでは、古民家の様子やイベント情報を発信しております。フォローして、最新情報をお待ちいただけると幸いです。
新体制となったシェアビレッジ町村もよろしくお願いいたします!