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今こそお客様の声を聞く時!アンケートの作り方③「フリーアンサーの使い方」


こんにちは。
マーケター&シェアラーあちです。

一昨日から、今こそ「顧客思考」に立ち戻る時!と題して、アンケートの作り方を連載しています。

昨日は具体的に使用するアンケートツールと全員に聞いてほしい質問項目についてお伝えしました。

「あなたは誰ですか?」に関する質問をまずします。

この情報だけでも十分です。

マーケティング部にいた時に上司から教えられて印象に残っていたことがあります。

「ターゲットを頭の中で思い描いて、それが動画再生できるようになるまで理解できたら、もうマーケティングは完璧だ」

「あなたは誰ですか?」という質問をして、その答えをそのまま受け止めることは、間違いなくマーケティングの第一歩であり、顧客思考の第一歩です。

さて、ターゲットに関してのアンケート項目ができあがったら、他に何を聞けばよいか?について、今日はシェアします。

マーケティングをやろうと思ったら、50%はターゲットをおさえる。30%はベネフィットをおさえる。

これは、私のマーケターとしての揺るがぬ持論ですが、次に聞くことはやっぱりベネフィットです。

ベネフィットとは、噛み砕いていうと、「サービスを受けての”いいこと”」です。

・飲食店であれば、他のお店ではない。自分のお店で飲食することでのいいこと。

・通信教材を販売しているところであれば、自分の提供しているプログラムを体験することでのいいこと。

・健康セミナーを提供しているところであれば、自分のセミナーを受講することでのいいこと。

そう。
ベネフィットはいつも、「既存のお客様に聞いた「いいこと」」。
それをオープンに伝えることで、新しいお客様を集めていくという循環。

これが、「次に生かせるアンケート」というわけです。

このベネフィットを正確に知るための、オススメの質問があります。

それが、フリーアンサー形式。

フリーアンサーとは、「質問に対して回答者が自由に文章や単語で記入する質問形式やその回答のこと」。

Googleフォームではこんな感じ▼

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項目読み込むのも手間、集計も手間、傾向を数字的には掴みにくいというデメリットがあるのですが、特に今までほとんどまともにアンケートを取ったことがない、という事業者には、100%フリーアンサー形式をオススメします。

ここを理解していないと、確率の高い仮説が立てられないから。

しかもこの「いかがでしたか?」という超漠然とした質問が一番いいのです!

100回以上(正直数え切れる数じゃない、けど数えた方がいい??)アンケートを取ってきている私でも、いまだにベネフィットはフリーアンサー以外は取りこぼしそうで取りたくありません。

いつも新発見はここにある。
次に生かせるキラッと輝くヒントはここにある。

ぜひ、みなさんも聞いてみてください。

「サービスを受けてみて、いかがでしたか?」と。


あ、ちなみにフリーアンサーばかりのアンケートがたまにありますが、これは基本的にNGです。

なぜなら、答える人が疲れてしまうから。

フリーアンサーは多くても2つ以内に抑えるというのが、私の中の決めごと。(例外はあるし、そのためのやり方もありますが)

ここぞ!というところでフリーアンサーは使う。

そのうちの1つは、間違いなくこの「ベネフィット」ですよ!


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