実店舗担当者が自身の成長と売上を拡大するために今すぐできること
こんにちは。
マーケター&シェアラーあちです。
今日は飲食店を多業態・複数店経営している経営者とお会いしてきました。
この時期、飲食店経営はどこも非常に厳しいだろうという感覚があったので、今日初めてお会いするその方とどんなスタンスで会えばいいかなぁと迷っていたところがあったのですが、そんな心配は会った瞬間吹っ飛びました!
明るくて楽しげでパワフル♡
聞けばいろんな業態をやっているためリスク分散ができ、また家賃の低さにこだわって展開してきたため、この時期にもかかわらず利益が出ているとのこと。
そんなことあるの?
衝撃!!!
もちろんコロナを予測していたわけではなく、「そっちの方が楽しそうだから」と選択した道だそうで、それが結果的に良い結果に結びついたとのこと。
やっぱりね〜
こういうピュアな意図に天は味方するよねぇ・・・
で、今日は、その方との話の内容から一部をシェアします。
題して、
「実店舗担当者が自身の成長と売上を拡大するために今すぐできること」
それが、自分の店舗の「顧客の観察とヒアリング」です。
何もかしこまってやることはありません。
「このお客さんはなんでうちのお店に来たんだろう?」
という問いを持つだけです。
この問いの答えは、
「顧客のニーズ」
それだけで視座は上がり、視野は広がり、言動が変わります。
これこそ「人の成長」だと私は思います。
そして、ニーズに対応するのだから、当然「売上」が上がります。
「このお客さんはなんでうちのお店に来たんだろう?」
その答えを知りたいと思ったら、自然とじっくり観察しようとするでしょう。
興味があったら、自然とコミュニケーションの中で質問してみようとするでしょう。
そうやって分かっていく「ニーズ」には、「深度」があります。
細かく分けていくとややこしいので3つにザックリ分けてしまうとこんな感じです。
①表層にある言語化が簡単な浅いニーズ
②その奥にある心理的なニーズ
③一番奥にある最深ニーズ
たとえば、今日の飲食店さんの話だと、
結婚記念日に夫婦で飲食店を訪れた場合
①表層にある言語化が簡単な浅いニーズ・・・「結婚記念日だから」
しかし結婚記念日に行くお店は他にもいくつもあるはずで、ここだけで差別化することは難しい。
②その奥にある心理的なニーズ・・・「特別感を味わいたかった」
たとえば、
その夫婦はお店の常連で特別な繋がりがあり、二人の記念日をお店の人からも特別なお祝いをしてもらって、非日常の特別感を味わいたかった、など。
③一番奥にある最深ニーズ・・・この最深ニーズの答えは、もう分かっているんですよ、実は。
それは「幸せになりたい」です^^
かといって、「幸せになるから」という漠然とした理由で、人はなかなかお店を選びません。
「①と②のニーズを満たせそうだなと顧客が感じる存在感を、世界観を、サービスを、顧客側から分かるように表現する」ということが重要です。
ニーズが満たせそう!と思った時、顧客は選択します。行動します。
実店舗に来る顧客のニーズは、経営者にはわかりません。マーケターにもわかりません。直接顧客を見て、顧客に聞けて、顧客に触れることができる「実店舗担当者」だからこそ掴むことができる。
そしてそのニーズに対応することができる。
仕事を通して成長し、売上を上げることができる。
「このお客さんはなんでうちのお店に来たんだろう?」
という問いを持って、「顧客の観察とヒアリング」をぜひやってみてくださいね^^
お役に立てば嬉しいです❣️