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京都大学に3ヶ月で受かった勉強方法〜結果が出ないのは努力不足ではなくてやり方の問題〜


ビリギャルやドラゴン桜のような世界は本当にあると思っています。

なぜなら、僕自身にも「高校の勉強についていけなくて大学進学を半ば諦めていた状態から、3ヶ月間で成績を上げて京都大学に合格できた」という成功体験があるからです。
偏差値でいうと、おそらく20〜30ぐらいは伸びたと思います。

その後、国家公務員一種試験には3週間で合格しました。
勉強法を覚えたことで僕の世界は変わったのです。

一般入試で合格してますので、あそこが狙い目だよ、みたいな話ではありません。まぐれで受かるわけもなく、正攻法で勉強するしかありません。

また、「3ヶ月で結果が出た」と言うと「もともと頭が良かっただけでしょ?」と思われそうですが、決してそういうわけではありません。

私が3ヶ月で結果が出たと書くとそれまでは勉強をしていなかったと思われるかもしれないのですが、そうではなく、それまでも頑張って勉強をしていました。

高校3年生の夏休みも地元の塾や高校の補習に行って10時間ぐらい勉強していたんじゃないでしょうか?
それだけやって夏休み明けに成績が下がるという現実。
自分はバカなんじゃないかと思いました。

そこから秋の間悩んで、そして冬休みにやり方を変えて、受験までの3ヶ月間で世界が変わりました。
勉強法を変えて成績が大きく変わった期間が3ヶ月ということです。

なので、この記事は、
勉強しても伸びないと悩んでいる人
にぜひ読んでほしいです。

結果が出ないのは、努力不足でも、頭が悪いわけでもなく、ただやり方が間違っているだけかもしれません。

まずはこのことをお伝えするために、この記事では高3の受験前に結果が出てくるまでのことを書いておきたいと思います。

申し遅れましたが、シェア街を主宰している柚木と申します。
詳しいプロフィールは記事の最後をご覧ください。


ほどほどに成績が良かった中学生時代

小学校1〜3年でブラジルに行き、帰国後は小学校・中学校・高校まで家から徒歩10分以内の学校に通っていました。

進学先については子供のころから特に何も考えておらず、家から近い学校に行くものだと思っていました。

 「受験をする」ということについて真剣に考えたことはなく、特に勉強もしていなかったのですが、自由にさせてくれる両親だったので「勉強しなさい」などと言われた記憶はあまりありません。

 塾には通っていましたが、その動機は「友達が通っているから行きたい」というものでした。

中学校までは、山を当てるのが得意な母親がテスト勉強を手伝ってくれたのを覚えています。テスト当日の朝になると母が教科書を見ながら問題を出してくれたので、それを覚えて当日の試験に挑む、ということを繰り返していました。

そのおかげで、小学校・中学校ともほどほどに成績が良く、5段階評価で4が一番多く、5や3がちらほらあるような成績表でした。

そして、地元の公立高校の中では2番目に頭が良いと呼ばれている高校に進学しました。
大学受験をする時になって初めて知るのですが、そこは、毎年1人は京大に入れるかどうか…といったレベルの学校です。

その高校も家から近い場所にあったのですが、中3の担任の先生からは「成績的に、もう1つか2つぐらい志望校の難易度を下げた方が良い」と言われていました。しかし「家から近い学校に行く」ということ以外考えたこともなかったので、そのまま受験し無事合格しました。

勉強しても平均点が取れなかった高校時代

高校に入ると、勉強についていくことができなくなりました。
学年に400人生徒がいる中で、順位は常に300番台。特に数学は赤点(平均点の半分以下)を取って補習を受けていたような状態です。

補習ではテストと同じ問題が出るので丸暗記でクリアできますが、内容は全く理解できていませんでした。
 
高校に入ってまったく勉強していなかったわけではありません。しかし、勉強しようと思っても、教科書に何が書いてあるのかわからないという状態になっていました。

唯一平均点を超えていたのは世界史です。
覚えるだけで点数が取れる教科であることと、昔からテレビゲームや漫画の影響で日本や世界の歴史が好きだったことが幸いして、まあまあ良い点数を取ったりしていました。
  
そんな状況だったものの、2年生の文理選択時にはなぜか理系クラスに進むことに。そこでも相変わらず、理系クラス150人の中で100番以内には入れないような日々を過ごしていました。

高校3年生の夏休み明けでも平均点が取れず、大学進学に危機感

やがて、高2の途中から塾に通い始めました。テストで問題集と数字すら変えない全く同じ問題が出題されるような学校だったこともあり、答えを丸暗記して、ようやく平均点を超えられるように。おかげで成績も多少良くなったものの、大きく伸びることはありませんでした。

そして迎えた高3の夏休み。受験生にとって大事な時期といわれています。
勉強を頑張ることを決意した僕は、高校で開催していた補習や予備校の夏期講習に通いながら、毎日勉強に励んでいました。

しかし多くの時間を費やしたにもかかわらず、夏休みが明けるとまた平均を切るようになってしまいました。
自分の点数が下がったというよりも、周りが一気に成績を伸ばした結果だと思います。

これが全然勉強をしていない状態で成績が悪いのなら諦めはつくのですが、僕は努力しているのに結果がついてこないことが本当にショックでした。
 
「自分だって勉強していたのに点数が伸びないなんて、自分は馬鹿だ」
「このままじゃ、京大どころか大学にすら行けないだろうな…」

こんな風に自分を責め、なんとなく諦めモードに突入していました。 

その後も勉強を続けていましたが、高3の11月ごろまでは成績はほとんど変わりませんでした。

しかし、12月の冬休み直前に初めて京大の赤本を開き、そしてそこから劇的な変化が起こります。

この時に考えて実践した勉強方法によって、僕は3ヶ月間で成績を大きく伸ばし、見事京大に合格することができました。

全10本の記事

今思うと、この方法自体よりも、自分で考えながら成果を出すためのやり方を構築していく過程が重要だったと考えています。
この時に考えて実践したことは今でも日々の問題解決の中で活きています。

とはいえ、これを読んでくれている方は、受験を控えて時間がない方が多いと思いますので、私が実践した方法をご紹介したいと思います。

ただし、これからご紹介するのはあくまで僕が成果を出せた方法であり、他の人に当てはまるかどうかはわかりません。

主な内容は以下の通りです。

勉強したのに成績が伸びないからといって、決して頭が悪いわけではありません。

しかし、努力の仕方が間違っていると結果を出すのは難しくなります。
言い換えると、正しい方法を見つければ誰でも成功できる可能性があるということです。

ただし、僕が結果を出したのと同じ方法で他の人がうまくいくとは限りません。
大切なのは、その人にとって最適な方法を見つけて努力することです。

これからの記事は、特に「頑張っているのに思うように結果が出ない人」に読んでほしいと思っています。

【プロフィール】
柚木理雄
シェア街始めた人。普段は、株式会社Little Japan代表取締役、NPO法人芸術家の村理事長、中央大学特任准教授など。
現役で京都大学・京都大学大学院を卒業後、農林水産省に入省。
空き家を活用した場・コミュニティづくりからスタートし、地域と世界をつなぐゲストハウス「Little Japan」やシェアハウス、コワーキングスペース、カフェ/バーなどを運営。
宿のサブスクリプションサービス「Hostel Life」、リアルとオンラインのまち「シェア街」などのサービスで地域に関わる人を増やす取り組みを行っている。

【クレジット】
インタビュー・編集:りあの

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