コミュニティーデザイナーとは
シェア街の「場づくりの学校」で開催されている講義の抜粋記事!
今回の講義のテーマは「コミュニティデザイナーとは」です。
今回は、「コミュニティデザインで地元の商店街を盛り上げたい」という思いからコミュニティデザイナーについて考えてみましょう。
コミュニティデザイナーは何をする人のこと?
社会・地域を活性化させる手段であるコミュニティをデザインする人のこと。
例えば、地域の方の生の声を聴いて一緒に作っていく、コミュニティを通じてその地域をより活性化させていくことがコミュニティデザインであり、コミュニティと住民を橋渡しをして人と人とのつながりを直接的に創出するのがコミュニティデザイナーの役割です。
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海士町総合振興計画 (島根 2007年ー)の例から、コミュニティデザイナーの役割について考えてみましょう。
当時、「Iターン者(移住者)」と「Uターン者」と「地元継続居住者」との間でコミュニケーションが取れていない、という課題がありました。
そこで、コミュニティデザイナーは、「 Iターン者(移住者)」・「Uターン者」・「地元継続居住者」の混合チームをつくり、総合計画書※をともに作ることにしました。
そして、三者の間にある壁を低くし、交流を深められる場をつくるために、アイスブレイクやチームビルディングを行いました。
その結果、まちづくりの担い手となる独立したコミュニティがいくつも生み出されたそうです。
※総合計画書・・・市町村が今後10年間に実施する各種政策をまとめたもの
コミュニティデザイナーに最も必要な力とは
この例からもわかるようにコミュニティデザイナーの主な仕事は、ワークショップやディスカッションなどコミュニティを活性化させる仕組みの開催、進行であり、その活動をより効果的に実施するために、ファシリテート能力が必要となってきます。
場づくりの学校では、ファシリテート能力を鍛えるためのワークも行っています。
※NOTE記事へリンク※
場づくりの学校とは
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場づくりの学校を含めたコミュニティラボのゼミは毎週1回のペースで開催中です。
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