わたしのゲストハウスのつくり方「公式サイトの作成」
宿泊者のほとんどは、インターネット検索を利用してゲストハウスを見つけています。
ゲストハウスの集客を行うためには、公式サイトの作成が必要不可欠です。
今回は、公式サイトをつくるにあたって考えておくべきことや、Little Japanの実例をご紹介します。
公式サイトの作成におすすめのツール
公式サイトをつくる際は、見た目の良さだけでなく、今後長期に渡って運用していくことも考えなければいけません。
ここでは、公式サイトの作成におすすめのツールをご紹介します。
ノーコードツール
Webサイトをつくるためのツールにはさまざまな種類が用意されていますが、おすすめはノーコードツールです。
ノーコードとは、プログラミングを使用せずにWebサイトを作成することを指します。
ノーコードを利用するメリットは、開発費用や開発にかかる時間を抑えられる点です。プログラミングが不要なので、わざわざエンジニアに外注する必要がなくなります。
専門知識がなくても運用しやすいため、今後サイトを管理していくうえでも便利です。
ただし、プログラミングを使ったサイトよりも、デザイン面や機能面でできることが減ってしまいます。よりこだわったサイトをつくりたい人にとっては向いていないかもしれません。
Little Japanの公式サイトは、「STUDIO」というWebサイト制作ツールを利用しています。
STUDIOはデザインの自由度が高く、ノーコードでも素敵なサイト作成が可能です。
beds24(予約エンジン)
ゲストハウスを運営するにあたって重要になるのが、予約管理です。
最初のうちはGoogleカレンダーやExcelだけでなんとかなるかもしれませんが、複数の予約サイトに登録するなどして宿泊者が増えてくると、手作業だけでは限界を迎えてしまいます。
そこで、サイトコントローラーやPMSと呼ばれる、ゲストハウスの予約や施設を管理するためのシステムを導入するとよいでしょう。
なかでもおすすめの予約エンジンは「beds24」です。
best24は2005年にドイツで開始されたサービスで、日本では株式会社ウィンズという代理店が販売を行っています。
2021年11月末時点で世界中の約18,000施設で利用されており、じゃらん・楽天トラベル・VacationSTAYといった国内OTAにも対応しています。
beds24を使うことで予約サイトとの連携が可能になり、ゲストハウスの予約管理やお客様情報といったゲストハウスの運営に必要な情報を一元で管理できます。
公式サイトをつくるために考えること
公式サイトをつくるためには、事前にゲストハウスの公式サイトにどのような内容を入れたいか考えておきましょう。
また、サイトをどのようなデザインにするか決める必要があります。
とはいえ、いきなり自分でデザインを考えるのは難しいと思うので、他のゲストハウスの公式サイトなどを参考にしてみるのも1つの方法です。
公式サイトに入れたい内容とデザインの参考にするサイトが決まったら、これらをWebデザイナーに伝えましょう。
Webデザイナーはわたしの周りにたくさんいるので、ご依頼いただければご紹介も可能です。
また、公式サイトに載せる写真も大切です。
写真があることで、ゲストハウスの様子が伝わりやすくなります。
カメラマンもこちらでご紹介できるので、お困りの方はぜひご相談ください。
Little Japanの公式サイト
ここで、Little Japanの公式サイトのデザインについて簡単にご紹介します。
Little Japanの外壁には、青いタイルが使われています。
ゲストハウスを立ち上げるために今の建物を選んだ理由の1つに「タイルが気に入ったから」というものがあり、Little Japanのロゴもタイルがモチーフです。
そのため、公式サイトも建物の雰囲気に合わせてデザインしてもらうように依頼しました。
サイトマップについては、Little Japanの特徴や地域の特徴をサイトの中に入れるようにしました。
特に「会員制度」など、他のゲストハウスとの差別化になるようなポイントは忘れずに入れておきたいところです。
そして、先ほどもご紹介したとおり、公式サイトはSTUDIOというノーコードツールを使って作成されています。
まとめ
ゲストハウスには、公式サイトが必要不可欠です。
とはいえ自分でいきなり全部考えるのは難しいので、ある程度のデザインイメージやサイトマップが決まったら、デザイナーさんに相談してみるとよいでしょう。
わたしの方でもカメラマンやデザイナーをご紹介できるので、お気軽に声をかけてください。
また、サイト作成の際は専門知識が不要なノーコードツールがおすすめです。
公式サイトをとことんこだわりぬきたい方には向いていないかもしれませんが、開発費用を抑えたうえで十分素敵なサイトをつくることができます。
次回の記事では、以前少しお話した「ホステルパス」について詳しくお話したいと思います。
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