【場づくりの学校】「GIVE AND TAKE〜与える行動の化学:最も成功する人とは〜」イベントレポート
2024年3月26日(火)、リアルとオンラインで新しい経済圏をつくる仮想の実験都市「シェア街(まち)」にてコミュニティラボ「場づくりの学校」のイベントが開催されました。
コミュニティラボとは「コミュニティの理論と実践についての研究所」をコンセプトとし、シェア街ができた当初からのきょてんです!
今回のテーマは「GIVE & TAKE」です。この言葉、誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「何かを与えたら何かをもらう、逆に何かをもらったら何かを与える」という関係を意味します。
教授としてお話いただいたのは、シェア街コミュニティマネージャーのヨッシーさんです。
ヨッシーさんは、音楽を生業にフリーランスとして働く傍らシェア街のコミュニティマネージャーとしても活動されています。また、リアル、オンライン問わずシェア街に関わる人たちの雑談の中で生まれた話題を中心に語り合う会を多数主催しています。
そんなヨッシーさんが「GIVE & TAKE」にまつわるナレッジシェアとワークタイムを提供してくださいました。
それでは、イベントの様子を見てみましょう!「シェア街ってどんなコミュニティ?」「どんな活動しているの?」といった方はぜひ最後までご覧くださいね。また、「イベントの内容を知りたい・深めたい」という方にもおすすめの記事です。
人間には3つのタイプがいる?!
突然ですが、こちらの円グラフをご覧ください。「ギバー」「テイカー」「マッチャー」あなたはどのタイプだと思いますか?
全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授でもあり、気鋭の組織心理学者アダム・グラント氏によると、人間は以下の3つに分類することができ、その割合は以下のような数値になっているといいます。
・人に惜しみなく与える人「ギバー」25%
・真っ先に自分の利益を優先させる人「テイカー」 19%
・損得のバランスを考える人「マッチャー」56%
成功するのも失敗するのも「ギバー」。その理由は?
人々が助け合い、知識を共有し合うなどといった「GIVE」の行為が盛んな組織ほど、利益率や顧客満足度などあらゆる指標が高いことが結果に出ているようです。つまり、成功しやすいのはギバーです。
しかし、自己犠牲には要注意。与えているだけで搾取されてばかりだと持続可能ではありません。
ここまでの説明で、成功しやすいのも失敗しやすいのもギバーだということが分かりました。人間の理想の姿であるギバーを守るために、3つのポイントを紹介してくださいました。
「5分間の親切」「助けを求める文化」「テイカーの排除」です。自分が犠牲にならないためにも自分自身を守ることが結果的に周りにも良い影響をもたらします。
自己主張が激しいテイカーに気をつけて。テイカーの見分け方
幸福度高く生きるために欠かせないのが、周りの人との良好な人間関係ですよね。つまり、なるべくテイカーとの関係は避けたいものです。
では、どのようにしてテイカーを見分ければ良いのでしょうか?ここでテイカーを見分ける3つのポイントを教えてくださいました。写真や言葉の使い方、人への接し方など日頃の言動に注意してみましょう。
「テイカーが身の回りに存在しているぞ」と察知した際には、その人から逃げるのが得策です。自分と他人が幸せでいるためにもその選択肢を選びましょう。
後半では、設定テーマに基づいてワークとその発表を行いました。ご参加いただいた皆さんは、自分はどのタイプに当てはまるのか分析したり、成功するギバーに必要な考え方を身につけたりする機会になったのではないでしょうか。
シェア街のコミュニティ会員「住民」の新規募集期間がいよいよ開始!!
「場づくりの学校」はいかがでしたか?今回は「GIVE & TAKE」をテーマにお話しました。「場づくりの学校」では各回の主催者が教授となり、テーマに基づいてコミュニティの理論を学ぶさまざまな講義が定期的に行われています。
・将来まちづくりを実践したい
・ぼんやりだけど何かやってみたい
・人とコミュニケーションすることが大好き!
・新しい場所や人、ものに興味がある
・色んな業種の人と友達になりたい
・コミュニティづくりを学びたい
こんな方に朗報です!
シェア街では、3ヶ月に一度「住民」を募集しています。「住民」とは、シェア街のコミュニティ会員のことです。次回の募集は、4月1日から7日までの7日間!
コミュニティの会費は月額1,500円です。入会するとチームコミュニケーションツールSlackに招待されます。そこで住民さんと知り合えたり、気になるイベントに参加できたりします。さまざまな入会特典もご用意しているので、「コミュニティが気になるな」「新しい環境に身を置いてみたいな」「実社会では踏み出せないけど、コミュニティの中で実験してみたいな」という方はぜひ入会をご検討くださいね。
住民一同、温かい気持ちでお待ちしています!
執筆:はらぐちまりか
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