見出し画像

わたしのゲストハウスのつくり方「ゲストハウスの経理・会計」

ゲストハウスを運営していくためには、施設やサービスだけでなく、お金のことも考えていかなければいけません。

とはいえ手間や労力がかかることなので、できるだけ簡単かつ正確に処理が行えることが一番大切です。

会計に役立つツールについても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。


現金かキャッシュレスか

日々の出納管理を行うにあたって、「現金か?キャッシュレスか?」ということを考えておく必要があります。

キャッシュレスは手数料がかかりますが、管理が楽になる点が大きなメリットです。
一方、現金は手数料は発生しないものの、計算が合わなくなることがあります。

たった数十円合わないだけでも経理上問題があるため、正確な結果が出るまで何度も計算しなければいけません。
しかし、計算している最中も人件費は発生してしまいます。

Little Japanでは、現金管理の対策としてコインカウンターを買ったことがあります。
そのおかげで計算がほぼ合うようになったものの、使っているうちに壊れてしまいました。

これからはどんどんキャッシュレスに切り替えていこうかと考えています。


ゲストハウスに導入したい「POSレジ」

POSレジとは、会計時に金銭のやり取りなどの情報を記録・集計できる機能がついたレジのことです。

売上データの管理が容易になるため、業務の効率化や人件費の削減が期待できます。

Littile Japanでは、現在「Square」と「Airレジ」を導入しています。

Squareのメリットは、導入が圧倒的に楽な点です。

一方、AirレジはSquareよりも機能が多いですが、導入までに時間がかなりかかります。
Little Japanでも、使えるようになるまで2ヶ月くらいかかりました。リクルートが運営しているサービスですが、大手のため対応が遅いのだと思います。

そのようなデメリットがあるものの、Airレジはさまざまな種類のキャッシュレス決済に対応している点が魅力です。

Little Japanの場合、最初は導入が早いSquareでPOSレジの使用を開始し、現在は幅広く対応できるAirレジへ移行しています。

経理は自動化がおすすめ

Little Japanでは、現金だけスプレッドシートで管理していますが、ほとんどはクレジットカードやネットバンクで対応しています。

それらのデータは「Freee会計」と連携しており、自動で経理処理ができるようになっています。

Freee会計は、個人事業主から中規模事業主まで対応しているクラウド会計ソフトです。
決算書の作成や源泉徴収も簡単に行えるため、経理に詳しくない方にもおすすめします。

ちなみに、わたし個人ではマネーフォワードを使用しています。
こちらも便利なサービスなので、ぜひチェックしてみてください。


顧問税理士に頼るのも大切

ゲストハウスの経理や税務関連については、顧問税理士に頼るのもおすすめです。

税理士と顧問契約を結んで報酬を支払う代わりに、記帳代行や会計・税務処理を行ってもらいます。
税理士さんによっては、経営に関するアドバイスや資金調達支援に対応してくれるところもあります。

会計はともかく税務はとにかくややこしすぎるため、専門家に任せた方が良いでしょう。

ちなみに、Little Japanの顧問税理士はとても優秀で、仕事が早くて丁寧です。
しかも料金が良心的なため、非常におすすめな税理士さんです。

よほどのことがない限り、今後も顧問税理士を変えることはありません。


まとめ

経理業務はゲストハウス運営において非常に重要であるものの、それらの業務に時間や労力を取られてしまっては本末転倒です。

経理に関する処理を自動化できる会計ソフトが用意されているため、積極的に導入してみるとよいでしょう。

税務上の煩雑な手続きについては、自分で対応するのは難易度が高すぎるので税理士にお任せしてしまうのがおすすめです。

次回は、ゲストハウスを運営する上で契約しなければならないサービスについてお話したいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?