【ホステルインタビュー】Fukuoka Guesthouse SHIP/川本 恭弘さん
- INTERVIEW -
Fukuoka Guesthouse SHIP / 川本 恭弘さん
さっそくですが2つの宿のコンセプトや宿名の由来について教えてください。
まず、ハードの面では、2つともに共通しているのが「古民家Chill Hop」です。
古民家をリノベーションして、おしゃれで居心地の良い空間、Barがあって、音楽があって、イベントがあってという空間になっています。
次に、ソフトの面では、これも2つともに共通しているのが、ただの旅行の目的地ではなくて、「人生を変えるような出会いのある場」をコンセプトにしています。
仕事、恋愛、友人関係など様々な悩みを抱えた人が来た時に背中をおせるような、そんな場になったら嬉しいです。
HIVEとSHIPにもそれぞれのコンセプトがあります。
HIVEは、「人々が ‘ひとやすみ’ してまた次へ羽ばたけるような止まり木のような巣(ハコ)」。
ロゴの幾何学模様はミツバチの巣をイメージしていて、空白部分が外に向かう矢印になっていて、次に行くみなさんの背中を押すようなイメージです。
SHIPは、「ここで出会った 仲間という風と旅や日常の波を越えていく」。
海のそばにあるゲストハウスで、港から船が出るイメージです。
ゲストハウスが船、お客さんが風で、お客さんがいるとゲストハウスが進んでいくことができる、そんなイメージでできています。
素敵なコンセプトですね。「人生を変えるような出会いのある場」をつくりたいと思われたきっかけがあるのですか。
はい、これは過去の自分を思ってつくったコンセプトです。
新卒で旅行会社に入ったのですが、サラリーマンとして大きな会社に所属している中で、これが自分の本当のやりたかったことなのか、自分の人生これでいいのか?と考えていました。
営業職で、毎日ノルマに追われて、休みの日も休めない。
気持ちの面でもお金の面でも余裕のない日々を送っていました。
一方で、自分の周りには、気持ちにもお金にも余裕があって、自分のやりたいことをやっている人もいました。
そこで、大学生の時にバックパッカーをしていたところから、独立してゲストハウスをやりたいと思うようになりました。
今は、以前よりはネットの発展等で個人でいろんなことができるようになっていますが、それでも悩んでいる人がいるはず。
自分が好きなことで生きていけるということを見てもらって、悩みをクリアにして次に進める人が増えたらいいなと思ってやっています。
実際に宿を通して人生を変えるような出会いをされたゲストはおられましたか。
この宿をきっかけにして独立した人や、福岡が好きになって、移住をしてきた人などおられますね。
最近は、住み込みスタッフが全員カップルになったりしていて、恋が成就する場?にもなっています。
恋が成就すると卒業していったりするので、代表としては悩ましいところもありますが 笑
宿の周辺や宿でのオススメの過ごし方はありますか。
電動キックボードの実証実験が始まっていて、これで街を散策するのが気持ちいいですね!
中洲、天神、博多駅に近いエリアなので、屋台など福岡の夜飲みに行くのも楽しいです。
3年前に大阪から福岡に移住をしてきたのですが、福岡最高ですね。
空港からのアクセスが抜群によくて、空港から宿まで10分で着きます。
ご飯も美味しいし、女性も美人だし 笑
最後に今後取り組んでいきたいことなど教えてください。
ゲストハウスの店舗を展開していきたいですね。
海外も視野に入れています。
また、11月には、新しくBarをオープンする予定です。
うちの課題として、ドミトリーと共有スペースが近くて、夜10時以降騒げないというのがあって。。。
もうちょっと共有スペースで話をしたいという時に行ってもらったり、あとはHIVEとSHIPの交流ができる場にもなったらいいなと思っています。
<宿情報>
宿名:Fukuoka Guesthouse SHIP(シップ)
電話番号:092-402-1908
所在地:〒812-0033 福岡県福岡市博多区大博町8-26
アクセス:呉服町駅から徒歩10分
サイトURL:http://fgh-ship.com/
宿泊定員:20名(個室/ドミトリー 3部屋)
ランドリー:あり(無料)
キッチン:あり(2泊目から利用可能)
ワークスペース:ラウンジで可
駐車場:なし(近くコンパーキング等を利用)
ドミトリープランの個室利用追加料金:個別に問い合わせ