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わたしのゲストハウスのつくり方「サイトコントローラー・PMSともろもろの自動化」

ゲストハウスの運営をサポートしてくれる「サイトコントローラー」と「PMS」。

サイトコントローラーの1つであるBeds24については「公式サイトの作成」の記事でも触れましたが、この2つを組み合わせて活用することで、フロント業務や予約管理が楽になります。

この記事ではおすすめのサイトコントローラーもご紹介していますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。


サイトコントローラーとは?

サイトコントローラーとは、国内外のOTAや自社サイトの予約情報を一元管理できるシステムのことです。

複数のOTAに登録することで予約数の増加を見込めますが、それぞれのOTAで管理を行うのは手間がかかるうえに、ダブルブッキングのリスクがあります。

こういったデメリットをカバーし、予約管理の効率化を実現できるのがサイトコントローラーを利用する大きなメリットです。

サイトコントローラーでは、以下のようなことができます。

・ゲストハウスの残室や料金などの情報管理や変更・更新を一括で行う
・宿泊日や予約者情報などの予約情報を一覧で確認する
・季節や繁忙期などの状況に合わせて料金設定を変更する

また、宿泊者数や部屋の稼働率などのデータを蓄積できるため、OTAごとの予約状況を分析し、ゲストハウスの経営戦略を立てる際にも役立ちます。

サイトコントローラーはオンライン上のシステムのため、特別な機器が不要な点も嬉しいポイントです。すでに所有しているパソコンやタブレットなどで利用を始められます。


PMSとは?

PMSは「Property Management System」の略で、フロント業務を管理するシステムです。

予約管理や部屋割り、清掃の手配、売り上げの集計などを一括して行うことができ、多くのホテルやゲストハウスなどで活用されています。

サイトコントローラーと連携することで、OTAのデータを自動で取り込めるようになり、予約情報を手作業で管理する手間が削減できます。


サイトコントローラーを比較する

サイトコントローラーはさまざまな会社から提供されていますが、導入の際は機能や価格を事前に確認しておくことが大切です。

ここでは、有名なサイトコントローラー3つを比較してみたいと思います。


Beds24

ゲストハウスのような小規模の宿泊施設のサイトコントローラーなら、Beds24がおすすめです。ちなみにLittle Japanでも導入しています。

Beds24はドイツの会社が提供しているサービスで、日本では株式会社ウインズという代理店が取り扱っています。

初期費用不要で月額3,000円から利用できるため、立ち上げたばかりのゲストハウスでも導入しやすくなっています。

世界で50以上のOTAに対応しており、サイトコントローラーだけでなくPMSとしても活用できるなど、多機能な点も魅力です。

また、Beds24ではBookingサイトもつくることができます。


ねっぱん

ねっぱんは、楽天のグループ会社である株式会社クリップスが提供しているサービスです。

以前は初期費用・月額利用料ともに無料でしたが、2019年7月より有料になりました。
現在は、初期費用50,000円・月額利用料は5,000円〜となっています。

ねっぱんでは毎月無料で勉強会が開催されており、詳しい機能や操作手順について学ぶことができます。
さらに、ねっぱんの一部操作を無料で代行するサービスを行っているため、サイトコントローラーに関する知識が全くない方でも安心です。


手間いらず

手間いらずは、日本企業である手間いらず株式会社が提供しているサービスです。
2017年1月に国内で初めてBooking.comの推奨サイトコントローラーに選ばれました。

初期費用50,000円・月額利用料9,900円+月額通信料〜から利用できます。

在庫の自動調整機能が搭載されており、予約状況によって24時間365日調整が行われています。自分で管理しなくても、自動で売れ残りのリスクを減らせる点が嬉しいポイントです。


まとめ

ゲストハウスを運営するうえで、サイトコントローラーとPMSの利用は欠かせません。
2つを組み合わせることで宿泊業務が効率化できるだけでなく、ゲストハウスの経営戦略を考える際にも活用できます。

ゲストハウスでサイトコントローラーを導入するなら、Beds24がおすすめです。
Little Japanでも、Beds24を活用して業務を行っています。

費用が安い上に機能が豊富で、小規模の宿泊施設でも導入しやすい点がメリットです。

次回は、ゲストハウスを運営する上で押さえておきたい用語について解説します。


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