タイ海外1人旅 準備～1日目
僕の親友の佐々木君が10月頃にエジプトに行ってから、何かおかしくなった。いい意味で壊れた。
なんかむちゃむちゃカッコいいのだ。
小さいことは気にしない、大人の男。
それが佐々木将人。
だがニートだ。
最近は毎日楽しそうにしながら、「かずきさん働くって何だろうね？」と深い問いを僕に投げかけてる。
瞬殺で「おまいう」と言ってやりたいのだが、その問いがあまりに深くていい答えがでない。
働くって何だろう？
◇◇◇
僕は彼をそんな姿にした「海外一人旅」というものが異常に気になってしかたなかった。
海外に1人で行けば、「自分も何か変わるかもしれない」。
そんな淡い期待を抱いた独身30歳なのです。
そう思い立ったら、意外と行動は早いもので、まずは年末のスケジュールを確保しました。
そして、知り合いの人達に「おすすめの国」を聞いて回った。
案の定、「価値観を変えたければ、インドに行けばいいよ」というウルトラハードモードの回答が多数返ってくる。だが、OPP芸人の僕としては天敵の国なのです。
更に、国際線の飛行機に一人で乗ったこともない僕には、難易度が高すぎるので（治安の問題とか）、インドは早々に諦めました。
他にも、中国、ニューヨーク、ミャンマー、クロアチア、トルコ、ベトナムなどなど、色々オススメしてもらったのだけど、
僕は、最終的に会社の同僚がおススメしてくれた「タイ」に行くことに決めました。
理由は近いし、安いし、人が優しそうだからです（笑）
◇◇◇
いざ、「出陣の準備を！」と声高らかに自分で用意もできる訳もなく、これまた友人達に「何を持っていったらいいか？」と準備の方法を聞いて回りました。
皆びっくりするぐらいとても丁寧に教えてくれる。
飲み会やご飯会の度に、僕の一人旅の話になっては、皆色々と僕のプランを考えてくれた。
とっても嬉しいなぁ。意外と自分は愛されているのもしれない。
これに気づけただけでも、海外に行こうと思ってよかった。
ちなみに、スリの対処方法をレクチャーしてくれる人までいました（笑）
自分が学んだことは以下の通り。
・飛行機はエクスペディアで取ると良い（⇒実際むちゃべんり）
・ホテルはbooking.comで取ると良い（⇒なにこの楽さ）
・国際線に乗る前は二時間前に行きなさい（⇒たしかに！あぶなかった）
・海外保険には入ると良い（⇒意外と安い）
・wifiルーター借りてくといいよ（⇒日本でかりました！）
・向こうで水は飲んではいけません（⇒ミネラルウォーターで歯磨き）
・トランジットする場合は3時間の余裕を持つ（⇒おかげで余裕でした）
・常備薬をいくつか持っていく（⇒下痢止めなど）
・旅の指差し会話帳があるとゲンチの人と会話ができて楽しい（⇒これすごく便利）
・日本語を使って、寄ってくる人にはついて行ってはいけません（⇒いまのとこと怪しいやつはいない！）
・ツアーに入ると楽しい（⇒参加します！）
・鞄には鍵をしなさい（⇒鍵しまくりです）
などなど。皆優しい！
そして、今のところ全部守ってますよ！皆大好き！
旅が慣れている人には当たり前なのかもしれないのだけれども、僕からすれば、全て目から鱗で一つ一つが貴重な情報なのです。
トラブルもあったけど、皆のおかげで、無事国際線（東京⇒バンコク）にも乗れ、タイでの国内線（バンコク⇒チェンマイ）の乗り換えにも成功して、ホテルにも行けました。
えらいえらい。
できることが増えるのは楽しいな。
◇◇
1日目は夜にチェンマイに到着したので、そのままホテルへ。
宿泊先はここ。一泊1,700円くらい。
安いなぁ。びっくりびっくり。
すごくきれいで、受付の人もすごく丁寧でした（クチコミか！）
ホテルに荷物を預けて、ご飯を食べようと外にでると、「ちょうどナイトバザールがやってる」と教えてもらったので、勇気を出して行ってみました。
ひ、、、ひとだらけ。人が異常にいる。
活気があるなぁ。
たこやき？？？
6個100円。食べたけど普通に美味しかったです。
街のど真ん中で、歌を歌っていたり、絵を売っていたり、子供が芸をしてお金を稼いでいたり。
感動したかと言われるとなんともなんだけど、すごく不思議な気持ちになりました。
タイの人はとても日本人に優しくて、「Aare you from？」と聞かれて、「Japan！」と答えると、ものすごく嬉しそうな顔をしてくれる。
あー、先代の皆々さまありがとう。
あと、この本を持っていったおかげで、ホテルのおっちゃんと日本語とタイ語の教え合いっこができました。
この本を持ちながら、ご飯屋さんに言って指をさすと、すごくニコニコして対応してもらえる。
なんとも不思議な本！
そのまま12時頃就寝。案の定、全く眠れませんでした（笑）
部屋の環境はいいのだけれど、他に人がいるのが落ち着かないみたい。今日からは1人部屋にしようかな。
さてさて、今日は何をしようか。
できることがまた一つ増えるといいな。
（ばいばい）
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