シェアハウス管理スタート & 相互補助システム制作
さていよいよ、初物件にてシェアハウス運営業スタートです。
時は2007年7月頃です。
毎朝このハウスに出勤します。
業務はこんな感じ
7am~8am 起床しメールの確認、返信その間に食事。
9am ~ 3pm ごみをまとめて捨てる、共用部キッチン・リビング、廊下、玄関、バルコニー、水回りトイレ3箇所、シャワー4室、空室の清掃
休憩・食事(ほぼありません、多分20分くらい)
入居者の苦情対応、その他四方山話を聞く。
其の後、出版社に出勤。
16時~19時頃まで勤務。
帰宅後は入居者と連絡先を交換しているため、メール等があれば対応。
この体制でとりあえず2週間くらいやってみましたが、
このまま続けると死にます笑
ほぼ移動中は睡眠という状態が続きました。
とにかく2フロアーの巨大物件のため掃除をするといっても
相当な労力と時間を要します。
今は大手のシェアハウス業者さんでは当たり前ですが
清掃業者さんに依頼している意味が解ります。
(清掃業者さんがプロの清掃を施してもシェアハウスの共用部は
一瞬で汚れますというのは置いといて)
また今後話を挙げていくのですが
当時このハウスの入居者は黎明期の入居者だからなのか
メンツが非常に濃かったです。
今思うとトラブルばかりの面白い思い出ですが
当時は初めてのことだらけで相当なストレスでしたね。
いくつも物件を持っている大家さんが何故自分で清掃をするのかという疑問の回答は2つあると思います。
①清掃をして様子を見ながらどこを修繕して物件の価値を高めていくか見極めるのが比較的簡単。
②入居者の姿を見て、時には話をして現状の確認ができる。
家賃支払いに困ってるのか、ずっと家にいるのかなど人間の反応というのは意外に同一であることが多くものすごく情報収集ができます。
ですので私の知り合ったスーパーな大家さんは大体自分で補修とかある程度できる或いは自分で工務店をもう持っているみたいなパターンが多かったですね。一人毎日清掃点検表をつけている大家さんがいてその方のチェック表には入居者のデータなども本人にあったときは書き込んでいました。
さて話は戻ります。
2週間続けた結果、これは無理だとなり。
社長に進言、シェアハウスを行き来するのみとなりました。
これでなんとなるとおもいきや、、、
1物件に長く滞在する=入居者と話をする機会が増える→クレームが出続ける
こんな風に流れが出来てしまいます。
作業している間に話をする分には相手方も気を遣うので
まだいいのですが、休憩したり事務作業をしたりしていると
大体昼間にいる方は時間を持て余してるケースが多いので
(それは違うよというかた申し訳ありません!)
結構長居して話をされたりします。
管理者と入居者の距離が近い=なんでも依頼していい人みたいな考えになりがちなので、あれが古い、ここ直してほしい、●●が嫌いでむかつくなど
大体そんな話をとくとくとされます。
最初のうちはこちらも距離感がつかめなかったので
それも良くなかったのですが、、色々要望を聞いてしまっていました。
しかしここで一つのことに気づきます。
仕事だから割り切らないと。
永遠に終わらない仕事を自分で作ってしまうことになります。
今からシェアハウスや民泊を運営したい人はここに気を付けていれば
労力を減らすことが出来ると思います。
しっかり自分自身でこれは仕事、これは仕事だけど少しならしてもいい、
これは自分の仕事ではないからやる必要はないと区分けしましょう。
私はシェアハウス仕事の場合幾千もの違うトラブルが起こるため
一回経験したトラブルなどは毎回データとして書き留め、
解決までの流れを時系列でワードなどのデータにしていました。
その後、それを見返してこの案件はどこまでが仕事で
どこまでが無駄だったのか、次回同様のケースが起こった時の対応策はどうするのかなどすぐ確認できるようにしていました。
対人間業は生モノなので実際、ライブです。
何が起こるか解りませんが、そこが楽しいとこでもあるし
刺激にはなりますよね。
でも自分が疲弊しないようにしっかりリスク回避もしておくことは
すごく大切です。