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意外と知らないシェアハウス事情たち【住むとどのくらい節約できる?】

シェアハウスに住むと、月にどのくらい節約できるのでしょうか。一般的な一人暮らしと比較してその実態を見ていきましょう。シェアハウスに住みたいと考えている方は是非ご一読を。


シェアハウスはどのくらい節約できるの?

シェアハウスに住む理由の一つとして、”安く住みたいから”という声をよくいただきます。しかし、実際のシェアハウス生活ではどのくらいの費用がかかるのかということはあまり知られていないのではないでしょうか。もちろん物件によって費用はばらばらなのですが、今回の記事ではその平均的な回答について述べていきたいと思います。それでは、”初期費用”と”月の費用”を一人暮らしの場合と比較して、シェアハウス生活での費用を見ていきましょう。

⚠本記事の注意点

本記事では、「一人暮らし」と「シェアハウス」の費用を比較することによってどちらがお得に住むことができるのかについて述べていきます。一般的には一人暮らしよりもシェアハウスのほうが家賃は低く済むことが多いのですが、今回の記事では「一人暮らしにかかる費用項目」「シェアハウスにかかる費用項目」をわかりやすく比較できるよう、家賃の設定は同じ”6万円”で想定しているのでご注意ください。この条件から、同じ家賃でもそれぞれの費用に違いがあることに注目していただきたいです。

初期費用の比較

一人暮らし・シェアハウスともに家賃6万円を想定して比べてみましょう。

一般的な一人暮らしの初期費用

一人暮らしを始める際は、初期費用・引越し費用・家具家電などの費用がかかります。それぞれの項目別にいくらかかるのか見ていきましょう。

【初期費用&引っ越し費用】
敷金      6万円(家賃0~2ヶ月分)
礼金      6万円(家賃0~2ヶ月分)
前家賃     6万円(家賃1ヶ月分)
仲介手数料   6万円(家賃1ヶ月分+消費税)
火災保険料   5,000円~1万円
鍵の交換代   1万~2万円
引越し費用   5万円

合計:約32万円
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【家具家電など】
寝具一式   1万~1万5,000円
ベッド    1万円~
ドライヤー  2000円
カーテン   5,000円
照明     3,000~4,000円
冷蔵庫    3万円
洗濯機    3万~3万5,000円
エアコン   4万~4万5,000円
炊飯器    1万円~
電子レンジ  1万円~
掃除機    5,000~1万円
キッチン用品 1万円~
食器など   5000円

合計:約18万円
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TOTAL:約50万
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一人暮らしでは初期費用と引越し費用で約32万円、家具家電で約18万円、合計で50万円程度かかることがわかります。

一般的なシェアハウスの初期費用

シェアハウスには敷金や礼金、仲介手数料などがかからない場合が多く、その代わりに”保証金(デポジット)”が必要となることがほとんど。大きな家具家電も必要ないので、引越し費用も少額に抑えられます。

【初期費用&引っ越し費用】
前家賃    6万円
※共益費     1万円
保証金    1万〜3万円
火災保険料  5,000円~1万円
引越し費用  1万円

合計:約12万円
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【家具家電など】
寝具一式   1万~1万5,000円
ドライヤー  2000円

合計:約2万円
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TOTAL:約14万円
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※共益費には一般的に水道光熱費・ネット代・日用消耗品代などが含まれています。

シェアハウスは初期費用と引越し費用で約12万円、家具家電で約2万円、合計で約14万円かかることがわかります。物件によっては机や椅子、収納棚などを自分で準備する場合もあるので要確認です。

★初期費用の比較結果

初期費用を比較した結果、一般的には一人暮らしが約50万、シェアハウスが約14万でした。つまり、シェアハウスにすれば初期費用だけでも35万円近くお得になることがわかります。

しかし、なぜここまで大差があるのでしょう。それは一人暮らしでかかる費用でもシェアハウスの場合はかからない場合が多いからです。具体的にいうと、敷金や礼金、仲介手数料や引越し費用などがかからない場合が多く、家具や家電に関しても予めシェアハウスで用意されていることが多いため、個人的に準備する手間がないからだというです。

月の費用の比較

初期費用では、シェアハウスだと一人暮らしよりも約35万円ほど費用を抑えられることがわかりました。では、住み始めてからの毎月の出費にはどれくらいの差があるのでしょう。月の支出には洋服代や医療保険、娯楽費などの諸費用が含まれますが、今回は一人暮らしとシェアハウスとの違いをわかりやすくするため、より基本的な出費のみを視野に入れて説明してきます。

一般的な一人暮らしの月支出

家賃        6万円
食費        4万円
水道光熱費     1万円
その他費用     6万円
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消費支出合計    17万

一般的なシェアハウスの月支出

家賃        6万円
食費        4万円
共益費       1万円
その他費用     5万円
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消費支出合計    16万

★月費用の比較結果

初期費用を比較した結果、一般的には一人暮らしが約17万、シェアハウスが約16万でした。あまり大差がないことがわかりますね。しかし、今回の検証では家賃の設定を同じ価格にしているため、本来はシェアハウスに住んだ方が家賃自体が安くなる可能性もあることをお忘れなく。つまり、シェアハウスにすれば初期費用だけでなく月の支出も1万円以上ほどお得になることがわかります。一人暮らしではその他の項目としてインターネット代や、洗剤・トイレットペーパー等の日用品代が含まれますが、シェアハウスが1万円ほど安く済む理由は共益費の中にそれらの費用が含まれているためです。

比較の結果

初期費用と月の支出を比較した結果、以下の通りになりました。

【一人暮らし】         【シェアハウス】
初期費用 → 50万円      初期費用 → 14万円
月の費用 → 17万円      月の費用 → 16万円

※こちらのデータは概要を示すもので、正確性を保証するものではありません。

同じ家賃の場合、一般的には費用にこれほどの違いがありま。初期費用の違いには驚きですね。費用を安く済ませられるほか、シェアハウスにはジムやシアタールーム、ワークスペースなどの充実した設備が含まれている物件も多いので、是非チェックしてみてくださいね。

まとめ

繰り返しになりますが、シェアハウスによって初期費用や用意されている設備が大きく異なることがあります。シェアハウスと一人暮らしの家賃を比較する際には、実際に運営会社へ確認し、共益費や設備の内容、利便性なども考慮した上で金額の比較をしましょう。金額や条件だけでなく、実際の生活感や住民の雰囲気も大切な選択のポイントとなりますので、いろんな物件に足を運んで、理想の住まいを見つけてください。


以上が、シェアハウスの費用についてです。シェアハウスを探すときは是非参考にしてみてください。
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