コンテンツのタイトルについて考える
コンテンツのタイトルはどうやっても重要
記事のPVを上げるためにはタイトルが重要。記事本文にたどり着く前のページや画面で、ユーザーがまず目にするのはタイトルです。
ここで興味を持ってもらえないと、記事の内容はまったく見てもらえません。
文字数制限や一目でぱっと見られる長さを考えると、短くすっきりとまとめたい。どのような言葉を使ったらいいのかとても悩みます。
どのような言葉がクリックされやすいか
そこにある情報が自分の利益になるもの。楽しめる、得をする、良い気分になる。などと判断できる単語がある。でしょうか。
パーソナルなデバイスといわれるスマホでは、余計に感情的利益がクリックするしないに影響しそうです。自分がとにかく見たいもの、こと。です。
最近見かけそうなタイトルでは、
“絶対に見逃したくない。極上桜を満喫できるお花見スポット○選”
“目も舌もとことん楽しめる!絶妙な味わいの期間限定スイーツ”
など、心をざわつかせるような単語が盛りだくさんな印象があります。
花見なんかまったく考えてないし、スイーツは忘れてたのに、そわそわしてきます。
もともと関心のないことだったらクリックしませんが、花見もスイーツも、私のどこかには興味の種を持ち合わせています。なので単語を見ると反応してしまいます。想起させられた状態です。
そして、なんだか劇的な言葉たちだよな。と思ってクリックしています。気になるからとりあえずクリックしてしまいます。
劇的印象はうまく使いたい。だけど要注意
劇的にするにはテクニックがあるのではと思っています。
例えば、楽器演奏ではインパクトを強く、劇的に感じてもらうために、間の取り方を工夫したりします。
―さあさあ。きました!ここであの有名なフレーズをご堪能ください。
とか、
―いちばんの盛り上がりポイントにあと一歩。到達直前。たまりにたまったエネルギーが解放されるところ!早く解放されたい!!
など。
このような聴かせどころの一瞬前には、んんんっ。と溜めを意図的に入れたりします。やりすぎるとわざとらしくなるので、どこまでにするかが腕の見せ所ともいえるかも。おいしいところはもったいぶってからです。
しかし、溜めだけ立派で、そのあとの音楽が盛り上げに見合わないものだったら、リスナーはがっかり感で心が満たされてしまいます。劇的に演出すればするほどです。
この演奏でのもったいぶった間も、Webコンテンツのインパクト大きめの言葉を並べたタイトルも、本丸にたどり着く前の期待値を高めるためにやっています。
そして期待値が大きくなったのだから、それに見合う見返りが求められます。
まとめ:タイトルと文章のバランスを考える
短い言葉の中で効果を考えると、劇的なものに走らざるを得ないのかもしれません。
クリック数を稼ぐことが求められるのは事実です。
しかし、目的はクリックではなく、文章を読んでもらい満足してもらうことです。
この文章に最適なタイトルは何なのか。このバランスを見失わず、その上で効果的なタイトルを模索していければと考えています。
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