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留学先で友達がいないっていうのもうやめる。~友達できたから~

9月下旬から始まった留学生活 in スコットランド。

主にインド人とアフリカ人で構成されていて、日本人どころか中国人すら数名しかいない我がコース。

コースメイトは人種同士で固まっていて、私はヨッ友ならぬHi友はいたが、学外で会う友達はできずに過ごしていた。

日本の友達に「友達ができない」「留学先で一生の友達ができるってブログで見たけど、信じられん」と散々愚痴をこぼしていた。

だが、しかし。留学開始から5か月が経ち、時は2月。
私はもう「友達いない」っていうのをやめようと思う。
なぜなら、友達ができたから!!(歓喜)

今日は私が、もう彼女は友達だ!と思ったエピソードを書き記す。
友達は計3人。

1人目。

コースは違うが、授業が被っている6歳年下のインド人。

私のコースはインド人が多いのだが、とにかく嫌な奴も多い。
癖強インド人集団の中で、唯一話の合う彼女。
セメスター1の授業が3つくらい被っていて、偶然近くの席に座ることが多く、喋る機会が増えるようになった。
彼女は察する能力が高く、私のブロークンイングリッシュに対して、なぜか食い気味で答えてくれたりする。

冬休みの予定を聞くと、パートナーがいるロンドンで過ごすと言われ、「私も年末にロンドン行くと思う」と言うと、「じゃあロンドンで暇だったら教えてね」と言ってくれた。

おそらく軽い気持ちで言っていたと思うが、私は一人旅で暇だったので、ロンドン滞在中に「今日何してんの?」と連絡すると、空いてるから会おうと言ってくれた\歓喜/

そして彼女と彼女のパートナーと数時間ロンドンをプラプラして、ツーショットも撮っちゃったりして浮かれた。
(イギリスに来てから、初めて人と写真を撮ってハッピーだった)

セメスター2は一つしか授業が被っておらず、週1しか会えず悲しみ。
でも、隣に座って受けてるのでハッピー!

私の誕生日に一緒にケーキを食べないか?と誘うと、「もちろん」と言ってくれ、あぁ、彼女は私の友達だ(感涙)と思った。

そしてわざわざメッセージカードとクッキーまでくれた。
ありがとう。大好き(涙)

友がくれたカードとクッキー。かわいい。

2人目。

コースは全く違うが、キャンパス案内で会った香港人。10歳下。

ウェルカムウィークの1日目。学生団体が主催のキャンパス案内があり、参加したところ参加者が5名だった。
キャンパス案内自体はさくっと終わり、バスに乗ってメインキャンパスに戻るときに、優しそうな顔をしていたので隣に座って喋ったのがきっかけ。

その日は連絡先だけ交換してバイバイしたが、数日後にたまたま学部案内の時に再会し、天気が良かったのでビーチまで散歩した。

気が合うし友達になれるのでは!?と思ったが、そのあと何かに誘ったときに予定が合わず断られてしまい、悲しむ。
しかし、その後近くの町へ遊びに行き、これはついに友達一人目!と思ったが、その後全く連絡をとらない日々が続き、やっぱり優しさで私に付き合ってくれてたのか…とネガティブモードへ。

ちなみにこの時、秋の季節商品でパンプキンスパイスラテが販売していて
夕方だったけど、「気になるなぁ…飲もうかなぁ…どうしようかな…」と言いながらカフェに行ったら「それ、本当に今飲みたいの?もう夕方だけどカフェイン飲みたいの?」と聞かれ、やめた。しっかり者だぁ!!

そこから数か月たち、1月。またもや学生団体主催のケイリーというスコットランドの伝統ダンスみたいなのを踊る会があり、どうしても参加したかった私は、唯一の望みで彼女に「一緒に行かないか?」と誘うと「sounds fun」と乗ってくれた!
そして小一時間くらいひたすらペアで踊りまくったので、もうこれは友達!!!

3人目。

コースは違うが、たまたま出会ったパキスタン人。10歳下。

こちらもウェルカムウィークに「スコットランド生活」みたいなテーマのセミナーに参加したときに隣に座っていた女子。

たまたま医療系のコースでキャンパスが一緒だね、という話から、セミナー後に一緒にセインズベリーでお買い物をして帰ることに。

その日はまたね~と連絡先だけ交換してさよならし、しばらく会っていなかったが、数か月に大学で火災報知器が鳴って避難したら、避難先でまさかの再会を果たす。

少し喋り、火災報知器も鳴り終わったので、またね~と言ってその後会わず。

しかし、2月。彼女からパキスタン料理を食べに行かないか、とお誘いがきた。断るわけがない。
ランチにしよう。と言われ、何時にする?と聞くと16時集合だった。

そして一緒にカレーを食べ、嬉しくてぺちゃくちゃ喋っていたら「喋ってばっかり。黙って食べな?」と言われ、スマートな子だ。と嬉しくなった。

そのあとはカフェに行き、バスで帰る彼女を見送り、あぁこれはもう友達!とホクホクしながら帰宅。

そういえば、カフェに行くときに何か聞かれて「Yeah~?」と新宿野戦病院の小池栄子たちの真似をしたが、「which? yes or no?」と聞かれ、通用しなかった。やはりスマートな子だ。

彼女たちはみんな結構年下なのに、なぜか波長が合う。
そしてみんな英語が上手で優しいので、私の壊滅的な英語を聞いてくれる。
精神年齢が高いんだろうな~。

まずまずドライな関係でしょっちゅう会うわけでも、連絡を頻繁に取り合うわけでもないけれど、たまに会えば楽しくお喋りできる関係で良いのではないだろうか!

少なくとも私は彼女たちの存在に助けられているのは間違いない!
なぜなら友達だから!!!


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