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もはや「ついでに」ではない観光

ニューヨークシティマラソンを終えて

11月3日に無事「ニューヨークシティマラソン」を完走して、ブラジルにいます。

「マラソンのついでに観光」はある意味、お約束で、遠隔地のレースでは、レース前後に多かれ少なかれ周辺を観光することは普通です。今回の「ニューヨークシティマラソン」に際しては何処に行こうか?と思案した結果、「滝好き」の妻が希望するイグアスの滝に行くことにしました。
これまでにメキシコまでは行ったことがありますが、南米は初体験です。地球の裏側まで行くのは少し思いっ切りが必要なので、ニューヨークまで来た「ついでに」思い切ったのですが、これは流石に「ついでに」とは言えないなあと、来てみて実感します。
ニューヨークから10時間近いフライトでブラジルのリオデジャネイロに到着、南半球のリオは初夏、コパカパーナ海岸にはパラソルが咲いています。ここから国内線で更に2時間、イグアスの滝を目指します。欧米人に例えると「東京マラソンのついでにエアーズロックに行く」みたいな感じで、そんなアホなで、もはや「ついでに」ではないです。

リオデジャネイロのとんび凧

子供の頃に聞いたり、覚えたりしたフレーズが、ある時、突然よみがえることがあります。リオに着いた途端に「リオデジャネイロのとんび凧」がよみがえりました。今は亡き永六輔さんが龍角散のCMで発していたフレーズだと思いますが、今となっては、確認するすべもないくらい、過去の、しかも流行ってもないフレーズです。

ホテルから全長4キロの
コパカパーナ海岸を見渡す
ビーチバレーの大会を開催中

レース翌日深夜ニューヨーク発の便でリオ到着、ここで一泊して翌日イグアスに向かいます。リオ滞在中に、8年前のオリンピックでお馴染みのランドマーク「コルコバードの丘」の巨大なキリスト像に行きたいと思って、事前にリサーチしたところ、治安と交通手段の不安、あまり時間も取れないので、午後半日限定で現地ツアーを探しました。
英語ガイドのツアーでジープに乗って、コルコバードとポン・ヂ・アスーカルを巡る、何でジープなの?というツアーを申し込みました。
理解出来ない英語ガイドの説明を聞くのは苦痛ですが、これしか手段がないので、仕方ないか💦
標高710メートルのコルコバードの急坂をジープで登る、登る、登る。山頂付近でジープを降り、そこからは乗合バスで登る、さらにエレベーターで少し上り、最後はエスカレーターまで登場して、到着です。

左側がエスカレーター
午後は逆光になってバエないので
観光客は少なくてスムーズ
リオの街並み

LATAM航空

翌日は、リオからイグアスの観光拠点であるフォスドイグアスへ、LATAM航空を利用しました。LATAM航空についてはシステム面など色々書きたいことがありますが別の機会にします。

フォスドイグアス到着

気温29°、暑いし湿度が高くて日本の梅雨時のようです。フォスドイグアスの街からは滝の気配は全くしません。明日はイグアスの滝です。
凛として如何にも都会然とした冬のニューヨークから、亜熱帯のなんだか大らかで緩い感じの夏のブラジルは真逆です。これはこれで、悪くない感じです。


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