真夏ランからサマータイム(夏時間)制度を考える
月間200キロの目標達成に向け視界良好
しゃれぷろランナーとしての最低限のトレーニング目標として、「月間総走行距離200キロ」を掲げています。5月は何とか達成できましたが、6月は撃沈、7月は無理せずに慎重に距離を重ねていますが、ここまではスケジュール通りです。
「無理せずに慎重に」という点では、月の前半に距離を稼ぎたいとの気持ちを抑えて、体調と相談して休むべき日にはしっかり休足にしています。これはフルマラソンの前半を我慢するのと同じですね。
同時に、少し不本意ながら、一度に走る距離も刻み気味にしています。
トレーニングの理論として正しいかどうかは分かりませんが、自分の経験則上は「総走行距離が同じなら、一回の走行距離は長ければ長いほど良い」と思っています。月間200キロ走るとして、毎日6〜7キロ走るよりは、20キロを10日走った方が走力は高まる、もっと言えば40キロを5日がある意味理想です。ただ40キロやったら身体はボロボロで、これを週一やるのは身体がもちません。とは言え、毎日6〜7キロのトレーニングでは、身体は楽ですが、フルマラソンを走る走力を鍛えることは出来ません。
以上を考慮して考えたのが、以下のトレーニング計画です。
この計画では週二回21キロとしていますが、週ニで21キロを続けていくのは、現在の自分には負担が大き過ぎます。ということで、週一で21キロやって、その他の日を「14キロ、7キロ、休足」と振り分けていく、その中で、21キロや14キロをなるべく多くして、7キロをなるべく少なくする、そういう組み合わせが理想ですが、これを「無理せずに慎重に」ということで、不本意ながら7キロ程度の短い距離の日を多くしています。
そして、何より大事で心掛けているのが、暑さ対策、日中を避けての早朝ランです。
早朝ランでサマータイムの合理性に気付く
一日の中で一番涼しい時間帯は、当たり前ですが、日の出前後の時間帯です。今ですと4時〜5時頃です。ヘッダーの写真の光景です。
朝起きて、すぐには走れないので、3時頃には起きています。そのために、前夜は20時には就寝したいと思っています。
日によって多少前後しますが、標準形としては、
「20時就寝→3時起床→4時半スタート」です。
異常な早寝早起きです。
20時という時刻は、終業後にジムでスイミングをしてから帰ってくる妻は帰宅していない時刻です。3時という時刻は、近所の若者はまだ寝る前の時刻です。
さて、サマータイム(夏時間)です。欧米では一般的で日本でも終戦直後に何年か実施されたようですが、日照時間の長い夏の時期に、時計を1時間早くする制度です。これによって夕方の明るい時間が長くなる、今の時期だと19時頃の日没ですが、それが20時になるということです。
その分、欧米では終業後の時間を有効に活用出来ていると言われ、一方で日本で導入すると残業が増える、というトンチンカンな話も理由の一つとして、最近は話題にもなりませんが、今後も導入される可能性はゼロな制度だと思います。
とにかく時計を早めたり、逆に冬シーズンに入る時に時計を戻すなど、日本人の習性にないですし、混乱は必至ですので、導入する必要はないと思いますが、流石に合理的な欧米人が長年やってるだけあって、「考え方としては」合理的で正しい制度だなあと改めて認識しました。
「20時就寝、3時起床、4時半スタート」を自虐的に異常と称しましたが、これがサマータイムであれば「21時就寝、4時起床、5時半スタート」です。異常さは少し緩和されます。
何が言いたいか?夏の暑さ対策、涼しい時間帯の活用に、サマータイムは有効だと思います。自分は独自にサマータイム的に時刻を前倒しして、涼しい朝を有効活用していると言えます。制度としてサマータイムを導入すれば、社会全体として涼しい朝の時間帯を活用出来る、サマータイムになると、6時に起きる人は、今の時計で言えば5時に起きる、1時間早いので涼しい(まあ、微々たる話ですが)ということです。
とは言え、今朝は日の出時刻でも十分に蒸し暑かったです。1時間や2時間サマータイムでずらしたところで、大した違いはありません。それよりもデメリットが大きいでしょう。
ただ、繰り返しになりますが、考え方としては、サマータイムは正解なんでしょうね。